ファン・ビンビン(范冰冰)
  • 繁体字:范冰冰
  • 簡体字:范冰冰
  • 英語名:Fan Bingbing
  • 発音:ファン・ビンビン
  • 身長:168cm
  • 体重:56kg
  • 血液型:B型
  • 星座:おとめ座/乙女座
  • 国籍:中国女優
  • 公式サイト:https://weibo.com/u/3952070245(Weibo)

范冰冰(ファン・ビンビン)は、中国を代表する女優の一人です。その華やかな美貌と確かな演技力で、多くのファンを魅了しています。しかし、そのキャリアは順風満帆だったわけではなく、様々な困難や批判にも直面してきました。ここでは、彼女の生い立ちから現在に至るまで、その軌跡を辿ってみましょう。

生い立ちとキャリアの始まり

1981年、山東省青島市で生まれた范冰冰。両親は海洋技師と教師という家庭環境で育ちました。幼い頃から芸能界に憧れを抱き、14歳で選抜番組に参加。これがきっかけとなり、北京電影学院に進学します。在学中からその才能は注目を集め、1996年、ドラマ「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」で金鎖役を演じ、一躍有名になりました。

その後も「Cell phone」や「観音山」など、数々の話題作に出演。様々な賞を受賞し、女優としての地位を確立していきました。

波乱万丈の女優人生

華々しい活躍の裏で、范冰冰は幾度となく困難に直面してきました。2018年には脱税問題が発覚し、多額の罰金を支払うことに。この事件は彼女のキャリアに大きな影を落としました。しかし、彼女は決して諦めませんでした。沈黙と反省の時を経て、徐々に活動を再開。新たな挑戦を続けています。

「范爷(ファンイエ)」と呼ばれる所以

范冰冰は、その凛とした佇まいと歯に衣着せぬ発言から、「范爷(ファンイエ)」(男前な范さん)の愛称で親しまれています。幼少期から負けず嫌いな性格で、男の子たちとも対等に渡り合っていたというエピソードからも、彼女の芯の強さが伺えます。

仕事に対しては非常に真面目で、妥協を許しません。一つ一つの役柄に真摯に向き合い、多くの名演技を生み出してきました。また、慈善活動にも熱心に取り組んでおり、恵まれない子供たちへの支援や、チベットの子供たちの心臓病治療支援など、社会貢献にも尽力しています。

演技力について

范冰冰の演技力は、常に賛否両論が付きまといます。「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」で見せた初々しい演技は、若手女優としての可能性を感じさせました。その後、「苹果(邦題:ロスト・イン・北京)」や「観音山」では、その演技が高く評価され、数々の賞を受賞。演技の幅広さと実力を証明しました。

しかし、一部の作品では、表現が単調で深みに欠けるとの批判も。例えば、眉をひそめる表情で様々な感情を表現することが多く、演技の幅が狭まっていると指摘する声もあります。

複雑な恋愛遍歴

范冰冰の恋愛は、多くの著名人との噂が絶えませんでした。初恋の相手は俳優の李解。純粋な恋愛でしたが、最終的には破局を迎えます。その後、多くの俳優や実業家との噂が報じられました。中でも、俳優の李晨との交際は大きな注目を集めました。2015年に交際を公表、2017年にはプロポーズを受け、結婚間近とされていましたが、脱税問題の影響もあり、破局に至りました。

収入とビジネス

2017年には、年間収入が約3億元(日本円で約60億円)に達し、フォーブス中国有名人ランキングで1位を獲得。ビジネスにも精力的で、多くの有名ブランドの広告塔を務めるほか、自身も複数の企業を経営しています。映画製作への投資も行うなど、実業家としても手腕を発揮しています。しかし、脱税問題による巨額の罰金は、彼女の経済状況にも大きな影響を与えました。

まとめ

范冰冰は、美貌と演技力、そして強い意志を持つ女優です。数々の困難を乗り越え、今もなお挑戦を続けています。今後の彼女の活躍に、さらに注目が集まることでしょう。

役柄

武則天(ぶ・そくてん )

武則天(ぶ・そくてん )
武則天-The Empress-