星河長明 運命の妃と不滅の帝 第15話 あらすじ/ネタバレ

冷天曦(れい・てんぎ)は急遽、葉凌霜(よう・りょうそう)を宮殿に呼び寄せ、病に伏せる彧修明(いく・しゅうめい)の治療を命じます。葉凌霜(よう・りょうそう)は薬を彧修明(いく・しゅうめい)に与え、彼の容態は安定を取り戻します。

葉凌霜(よう・りょうそう)は、羽人と関係がないことを明らかにしますが、冷天曦(れい・てんぎ)と翼無憂(よく・むゆう)のことに興味を持ったため、宮殿に軟禁され、彧修明(いく・しゅうめい)を世話することになります。彧修明(いく・しゅうめい)は事件の経緯を聞き、樊如晦が仕掛けた罠であったことを知り、複雑な心境に陥ります。同時に、葉凌霜(よう・りょうそう)への想いが芽生えてきます。

その後、彧修明(いく・しゅうめい)は葉凌霜(よう・りょうそう)と单独で会い、態度を軟化させ、追及を止め、彼女を主事の地位に戻し、監正の目立たない立場を避けるように指示します。しかし、朝政は混乱し、左近天が公然と命令に背き、界諸嬰(かい・しょえい)を殺害したことで、連鎖反応を引き起こします。彧修明は激怒し、樊如晦を叱責し、事態の解決を命じます。

左勝男は兄を救うために必死に助けを求めますが、樊家に見捨てられ、家族の名誉を守るために自害します。

翼無憂(よく・むゆう)は、5月4日が封印を解く吉日であると知らせますが、3日間は秘密にする必要があると伝えます。葉凌霜は、端木彦の助命嘆願を利用して3日間の休暇を勝ち取り、実際には七海蕊(しつかい・ずい)を探すために星辰の力を解き放つ準備をします。彧修明は巡幸を宣言し、朝廷は騒然となります。一方、翼無憂(よく・むゆう)は桃源谷で星流石の手がかりを探しています。

葉凌霜は、この貴重な時間を利用して法陣に入り、星辰の謎を解き明かそうと決意します。雲紋は、幻影に惑わされず、冷静さを保つように忠告します。一方、彧修明は秘密裏に界諸嬰(かい・しょえい)と七海怜(しつかい・れい)を救出し、生死を共にすることで、二人の絆は深まります。葉凌霜は法陣の中で未知の領域に挑戦し、一日も早く心に秘めたものを取り戻すために奮闘します。

第15話の感想

第15話は、物語が大きく動き出し、様々な展開が繰り広げられる見応えのあるエピソードでした。特に、以下のような点が印象に残りました。

  • 葉凌霜の活躍: 葉凌霜は、彧修明の治療、主事への復帰、そして星辰の力の解き放ちと、様々な場面で重要な役割を果たしました。彼女の賢さと勇気は、物語を牽引する原動力となっています。
  • 彧修明の心境の変化: 彧修明は、葉凌霜への想いが芽生え始め、同時に、朝政の混乱に苦悩する姿が描かれました。彼の複雑な心境は、今後の展開を予感させます。
  • 左勝男の悲劇: 左勝男は、家族を守るために自害するという悲しい結末を迎えました。彼女の死は、樊家の冷酷さと、朝政の混乱を象徴する出来事となりました。
  • 星辰の力の解き放ち: 葉凌霜は、星辰の力を解き放つための準備を始めました。この力が物語にどのような影響を与えるのか、今後の展開が気になります。
  • 彧修明と七海怜(しつかい・れい)の絆: 彧修明と七海怜(しつかい・れい)は、生死を共にすることで、絆を深めました。二人の関係が今後どのように発展していくのか、注目です。

つづく