星河長明 運命の妃と不滅の帝 第20話 あらすじ/ネタバレ

葉凌霜(よう・りょうそう)は雲紋が作った法陣で七海蕊(しつかい・ずい)が崖から落ちた場面を見て、心を痛める。七海蕊(しつかい・ずい)が本当に死んだことを悟った葉凌霜(よう・りょうそう)は、人目を忍んで一人涙を流す。彧修明(いく・しゅうめい)は彼女の泣き姿を見て心を痛め、葉凌霜(よう・りょうそう)を自分の宮眷、君后として迎え、寵愛しようと考える。夜北の人々は葉凌霜(よう・りょうそう)を災いをもたらす星として見ているが、彧修明(いく・しゅうめい)は彼女を守ると約束する。葉凌霜(よう・りょうそう)は深い悲しみに沈み、七海蕊(しつかい・ずい)が出嫁する前夜に戻れたら、彧修明(いく・しゅうめい)が自分を側室にすることを承諾してくれれば、すべてが変わっていたかもしれないと考える。彧修明(いく・しゅうめい)は葉凌霜(よう・りょうそう)の考えは執念だと指摘するが、葉凌霜(よう・りょうそう)は七海蕊(しつかい・ずい)を深く愛しており、彼女が人生の唯一の光であると反論する。葉凌霜(よう・りょうそう)は栄華富貴など望んでおらず、彧修明(いく・しゅうめい)が晁を統一したら官を辞めて故郷に帰りたいと願う。

葉凌霜(よう・りょうそう)は時溯之廊の起動に執着しており、雲紋は協力を約束するが、冰珏については彼女自身で解決する必要があると告げる。葉凌霜(よう・りょうそう)は翼無憂(よく・むゆう)に会い、なぜ七海蕊(しつかい・ずい)の死を知らせなかったのかと問い詰める。翼無憂(よく・むゆう)は葉凌霜(よう・りょうそう)が取り返しのつかないことをしないように、葉凌霜(よう・りょうそう)の父親の臨終の際の頼みで黙っていたことを明かす。葉凌霜(よう・りょうそう)は翼無憂(よく・むゆう)に冰珏を探し出し、過去に戻って七海蕊を救うよう頼む。

棠縁は樊平に自分が妊娠していることを告げ、樊平は大喜びし、すぐに彼女を屋敷に連れ帰ろうとする。彧修明は葉凌霜(よう・りょうそう)の部屋を訪れ、彼女の願いを拒否する。突然、葉凌霜(よう・りょうそう)はめまいを起こして彧修明の腕の中で気を失ってしまう。彧修明は太医を呼ぶが、葉凌霜(よう・りょうそう)の容態は回復しない。成午は急いで雲紋を呼び、雲紋は葉凌霜(よう・りょうそう)が呪われていると告げる。雲紋はすぐに葉凌霜(よう・りょうそう)を救うことはできないが、法陣を使って一時的に彼女の命を維持できると言う。この法陣は12時間しか効果がなく、その後は呪いが解けず葉凌霜(よう・りょうそう)は目覚めないだろう。彧修明は暗衛を全員派遣し、犯人を捜索させるが、手がかりは得られない。

端木彦は天啓に来た巫師が葉凌霜(よう・りょうそう)の病気に関係しているかもしれないと告げ、彧修明はすぐに巫師の居場所を突き止める。葉凌霜(よう・りょうそう)は病魔に苦しめられているが、彧修明が駆けつけて巫師を殺したことで意識を取り戻す。彧修明は急いで宮殿に戻り、葉凌霜(よう・りょうそう)が目を覚ましたことに安堵する。葉凌霜(よう・りょうそう)は彼の怪我と献身的な姿に感動し、2人の愛はついに束縛から解放される。しかし、葉凌霜(よう・りょうそう)は再び気を失ってしまう。幸いなことに、これは呪いが解けたことで体力が消耗したためだった。彧修明は葉凌霜(よう・りょうそう)が仮病を使っていることに気づいており、雲紋もそれを察していた。彧修明が去った後、葉凌霜(よう・りょうそう)はすぐに目を覚ます。

冷天曦(れい・てんぎ)は彧修明の怪我を見て心配し、葉凌霜(よう・りょうそう)への愛情はほどほどにするように忠告する。葉凌霜(よう・りょうそう)は回復して欽天監に戻り、端木彦は事件との関連が疑われ、天牢に投獄される。葉凌霜(よう・りょうそう)は彼がなぜ自分を陥れたのか理解できないが、端木彦は故意に彼女を傷つけたのではなく、欲望に駆られて利用されただけだった。葉凌霜(よう・りょうそう)は常に身につけていた琥珀を翼無憂(よく・むゆう)に渡し、売却を依頼する。

葉凌霜(よう・りょうそう)は時溯之廊の起動に固執し、雲紋は過去に戻れるが、未来が変わるかどうかは葉凌霜(よう・りょうそう)の選択次第だと告げる。界諸嬰(かい・しょえい)は七海怜(しつかい・れい)に新しい婚礼衣装を作るために布地を用意し、結婚式の日には葉凌霜(よう・りょうそう)も祝福に訪れる。

第20話の感想

第20話は、葉凌霜(よう・りょうそう)の七海蕊への深い愛と、彧修明の葉凌霜(よう・りょうそう)への変わらぬ愛情が描かれた感動的な回でした。

葉凌霜(よう・りょうそう)は七海蕊の死を目の当たりにして、深い悲しみに沈みます。彼女は七海蕊を心から愛しており、彼女が人生の唯一の光だったことを痛感します。時溯之廊の起動に執着するのも、七海蕊を救いたいという強い思いからです。

彧修明は葉凌霜(よう・りょうそう)の悲しみを目の当たりにして、彼女を助けたいと強く願います。彼は葉凌霜(よう・りょうそう)を宮眷として迎え、寵愛しようとします。しかし、葉凌霜(よう・りょうそう)は彼の申し出を断り、故郷に帰りたいと願います。彧修明は葉凌霜(よう・りょうそう)の願いを尊重し、彼女を自由にします。

葉凌霜(よう・りょうそう)と彧修明の愛は、様々な困難に直面します。しかし、2人の愛は本物であり、決して揺らぐことはありません。第20話のラストでは、2人の愛がついに束縛から解放され、結ばれます。

第20話は、感動的で、見応えのある回でした。葉凌霜(よう・りょうそう)と彧修明の愛の行方、端木彦の事件の真相、七海怜(しつかい・れい)の結婚式など、今後の展開が楽しみな回でした。

つづく