星河長明 運命の妃と不滅の帝 第24話 あらすじ/ネタバレ
翼無憂(よく・むゆう)は彧修明(いく・しゅうめい)を暗殺する計画を立てたが、それは不死身の力を失ったかどうかを試すためのものだった。翌日、葉凌霜(よう・りょうそう)は礼官として儀式に参列し、彧修明(いく・しゅうめい)の子どもの母親について尋ねる。冷天曦(れい・てんぎ)も心配して様子を見に来る。祈願の時間が近づき、樊征が刺客に合図を送ろうとした瞬間、彧修明(いく・しゅうめい)が現れる。葉凌霜(よう・りょうそう)は刺客の刀に気付き、大声で叫ぶ。混乱の中、翼無憂(よく・むゆう)の手下が彧修明に襲いかかる。冷天曦(れい・てんぎ)は封印を破って彧修明を庇い、矢を受け止め命を落とす。冷天曦(れい・てんぎ)は最期に、裏切りなどしていないこと、そしてもう守れないことを告げる。
事件の真相を疑った彧修明は、樊如晦の監視を命じる。冷天曦の死を悲しんだ彧修明は彼女の寝宮を訪れる。葉凌霜(よう・りょうそう)は恩に報いるため、冷天曦が好きだったチーズと花茶を供える。そして、黒幕を捕らえ、結婚式を挙げておびき出すことを提案する。
樊如晦は辞表を提出、隠居を装いながら禁軍に潜入し、翼無憂(よく・むゆう)と協力して天啓を掌握しようと企む。しかし、彧修明は辞表を認めず、太宰の職務を解任した上で政務への参加を命じる。さらに、葉凌霜との結婚を発表する。翼無憂は納得できず、君主になることでしか葉凌霜にふさわしくないと考える。
阿夙は秘術を修得し、樊如晦は樊平の協力を得て彧修明暗殺を計画する。翼無憂は瓊華槍を修復し、羽人を味方につけ、九州統一を目指して挙兵する。
七海怜(しつかい・れい)は葉凌霜の結婚を聞き、界諸嬰(かい・しょえい)は天啓へ祝賀に向かうことを決める。しかし、七海怜(しつかい・れい)は妊娠のため同行できない。界諸嬰(かい・しょえい)は初めて父親になる喜びに浸る。彧修明は結婚式の準備を進める。慣例に従い、帝后の結婚式では3日間門を開けて祝賀を受け入れることになっていたが、前回の事件で不安の声も上がる。彧修明は門を開けることを決意し、人々が来ないことを恐れる。
樊如晦は阿夙を連れて翼無憂の実力を確かめる。阿夙は古玄秘術を修得し、無敵を誇っていたが、瓊華槍の前に敗北する。樊如晦は彧修明への恐怖から万全の策を講じ、翼無憂に重傷を負わせた後、阿夙に止めを刺させて天下を手に入れようと企む。風隠は偶然にも阿夙兄弟の計画を知り、後を追うが、秘術によって殺害される。
樊平は樊如晦の計画を心配し、樊家を危険にさらさないよう懇願するが、樊如晦は天下奪取に固執する。棠縁は手紙を残して姿を消し、樊平は息子と二人きりになる。彧修明は風隠の遺体を発見し、犯人を捜す決意をする。
第24話の感想
第24話は、感動、衝撃、怒りなど、様々な感情が渦巻く回でした。
冷天曦の死は、あまりにも突然で悲しく、彼女が彧修明を愛するあまり命を落としたことが、とても痛ましいです。彧修明の悲しむ姿には、見ているこちらも心が痛みました。
しかし、冷天曦の死は、彧修明と葉凌霜をさらに強く結びつけることになりました。葉凌霜は、冷天曦の恩に報いるため、彧修明を支えようと決意し、二人は結婚式を挙げることになりました。
一方、樊如晦は、天下を手に入れるため、冷酷な計画を進めています。翼無憂も、力を得るために、彧修明との戦いを決意しました。
この先、彧修明と葉凌霜は、どのようにして困難を乗り越えていくのでしょうか?樊如晦と翼無憂の野望は、果たして成功するのでしょうか?
つづく