星河長明 運命の妃と不滅の帝 第3話 あらすじ/ネタバレ

夜北の七海震宇(しつかい・しんう)は、大晁に攻め込みます。しかし、彧修明(いく・しゅうめい)は自ら軍を率いて迎え撃ち、七海震宇(しつかい・しんう)は敗れてしまいます。夜北の大法师である叶景清は、何かおかしいと感じ、特殊な術を使いますが、彧修明(いく・しゅうめい)には通用しません。

戦いが終わり、彧修明(いく・しゅうめい)は天啓城へ戻ります。芳華鏡を探す任務を界諸嬰(かい・しょえい)に任せ、葉凌霜(よう・りょうそう)を連れて行こうとします。冷天曦(れい・てんぎ)は、彧修明(いく・しゅうめい)に初めて白髪が生えていることに気づき、芳華鏡の力が弱まっているのではないかと心配します。

葉凌霜(よう・りょうそう)は、他の女囚人たちと一緒に連行されますが、大晁の兵士に襲われそうになったところを、彧修明(いく・しゅうめい)からもらった兵符を使って制圧します。謝語安は、その兵士たちを厳しく罰します。葉凌霜(よう・りょうそう)は、謝語安の友人の遺体の場所を知っていることを伝え、欽天監に連れて行くことを条件にします。

天啓に到着した葉凌霜(よう・りょうそう)は、謝語安に連れられて宮殿に入ります。彧修明(いく・しゅうめい)は、星瀚大典を開催して功臣たちを表彰しますが、界海天(かい・てん)はそれに反対します。また、界海天(かい・てん)が勝手に兵を動かしたことに対しても不満を表明します。

欽天監に到着した葉凌霜(よう・りょうそう)は、夜北出身であることを理由に、界海天(かい・てん)から拒否されます。しかし、芳華鏡の場所を唯一知っていると主張し、界海天(かい・てん)は渋々受け入れます。葉凌霜(よう・りょうそう)は、正式な職位や給料はありませんが、欽天監に居場所を得ます。そして、謝語安の友人の遺体の場所を伝え、恩返しをします。

冷天曦(れい・てんぎ)は、妃になることを条件に、二度と飛べなくなることを受け入れます。彼女は、実は羽人のスパイでしたが、今は彧修明(いく・しゅうめい)に忠誠を誓っています。封妃の日に、彧修明(いく・しゅうめい)は冷天曦(れい・てんぎ)のもとを訪れません。

葉凌霜(よう・りょうそう)は、星辰力が封じられており、予知能力も不正確です。界海天(かい・てん)は、彼女の潜在能力を見抜き、乾象局の管理を任せます。一部の人々は不服ですが、葉凌霜(よう・りょうそう)はそれを受け入れます。

界海天(かい・てん)は、彧修明(いく・しゅうめい)に夜北の人々に対して厳しすぎるのではないかと忠告しますが、彧修明(いく・しゅうめい)は彼らを越州に移住させることを考えています。そのとき、琥珀石が光り、星算師の雲紋という人物が現れます。彼は、阵法の研究中にミスをして魂が琥珀に閉じ込められてしまったと説明します。そして、芳華鏡の場所を教える代わりに、肉体を作り直す手伝いを頼みます。一方、謝語安は夜北の住民を虐殺する命令を受け、苦悩します。

第3話の感想

第3話では、夜北と大晁の戦いが描かれ、七海震宇(しつかい・しんう)の敗北と叶景清の術の失敗が明らかになりました。また、彧修明(いく・しゅうめい)の白髪や芳華鏡の力の弱体化など、今後の展開を暗示する要素も登場しました。

特に印象的なシーンは、葉凌霜(よう・りょうそう)が兵符を使って大晁の兵士を制圧する場面です。これは、彼女がただのおとなしい女性ではなく、強い意志と行動力を持っていることを示しています。また、謝語安が友人の遺体の場所を知るために葉凌霜(よう・りょうそう)を欽天監に連れて行く場面も、二人の関係が深まっていくことを予感させます。

一方、冷天曦(れい・てんぎ)が妃になることを決意した場面は、彼女の葛藤と決意が伝わってくるものでした。彼女は羽人のスパイとして任務を遂行する一方で、彧修明(いく・しゅうめい)への忠誠心も抱いています。この複雑な感情が、今後の展開にどのような影響を与えるのか楽しみです。

また、界海天(かい・てん)が葉凌霜(よう・りょうそう)に乾象局の管理を任せる場面も興味深いものでした。これは、彼女の能力を認めただけでなく、今後の展開に重要な役割を果たすことを示唆しています。

第3話は、今後の展開を期待させる要素が多く含まれており、ますます目が離せません。特に、芳華鏡の謎や夜北の人々の運命、そして葉凌霜(よう・りょうそう)と謝語安の関係など、注目すべき点はたくさんあります。

つづく