星河長明 運命の妃と不滅の帝 第5話 あらすじ/ネタバレ

叶景清の死

病に臥せっている葉景清は、翼無憂(よく・むゆう)に最後の願いを託します。星流石を探すため、天啓で葉凌霜(よう・りょうそう)のそばにいてほしいと。翼無憂(よく・むゆう)は涙を浮かべ、星流石のためでなくても葉凌霜(よう・りょうそう)を守ると誓います。しかし、葉景清は現実の残酷さを知り、葉凌霜(よう・りょうそう)のそばにいるべきは君主であると告げます。葉景清の死後、翼無憂(よく・むゆう)は羽族の使命を果たすため、涙を呑んで天啓へと旅立ちます。

七海怜(しつかい・れい)の苦悩

界諸嬰(かい・しょえい)は七海怜(しつかい・れい)に申し訳なく思っていますが、七海怜(しつかい・れい)自身も苦悩を抱えています。夜北の滅亡は彼女にとって大きな恨みであり、重くのしかかっています。

葉凌霜(よう・りょうそう)の行動

一方、葉凌霜(よう・りょうそう)は仕事をサボって街へ繰り出します。官服姿で街を歩き回る彼女の奇妙な行動は、樊征の注意を引きます。樊征は部下に彼女を尾行させます。街で聞き込みをする葉凌霜(よう・りょうそう)は、宮殿建設のための吉地選びが近づいていることを知ります。しかし、彼女は全く焦っていません。雲紋は彼女の選んだ候補地がすべて荒れ地であることを指摘します。

欽天監での出来事

合暦を宮殿に届ける日、葉凌霜も同行します。しかし、后宮の女性たちは合暦に興味がなく、彼女とおしゃべりに夢中です。彼女たちは、彧修明(いく・しゅうめい)は女に興味がなく、冷天曦(れい・てんぎ)だけが長年彼に従っていると話します。興味を持った葉凌霜は冷天曦(れい・てんぎ)に会いに行き、彧修明(いく・しゅうめい)について尋ねます。冷天曦(れい・てんぎ)は、彧修明(いく・しゅうめい)は星占いをあまり信じておらず、運命は自分で切り開くべきだと考えていると答えます。

吉地選びと昇進

葉凌霜はいくつかの候補地を界海天(かい・てん)に報告しますが、彼は激怒します。しかし、葉凌霜は彧修明(いく・しゅうめい)に候補地を報告することに固執します。彼女は彧修明(いく・しゅうめい)が星占いを信じていないことを知っており、どの候補地を選んでも問題ないと考えています。彧修明は彼女の行動に興味を持ち、南宮を吉地として選びます。この功績により、葉凌霜は欽天監の掌事に昇進します。界海天(かい・てん)は彼女に宮殿建設の監督を任せます。

彧修明の評価

彧修明は葉凌霜の賢さと分別を高く評価するようになります。南宮の土地は確かに宝地でした。一方、樊如晦は界海天(かい・てん)を失脚させる計画を立てています。彼は樊征に葉凌霜を調査させますが、樊征は何も知らないため、樊如晦から叱責されます。樊如晦は、大晁全体を支配することを考えています。

翼無憂(よく・むゆう)の出会い

天啓に到着した翼無憂(よく・むゆう)は、雨の日に面紗をつけた女性が琴を弾いている姿を見かけます。その手つきは、ある人物を思い出させます。

七海怜(しつかい・れい)の計画

七海怜(しつかい・れい)は界諸嬰(かい・しょえい)に、芳華鏡を見つける手助けをすると提案します。条件は、界諸嬰(かい・しょえい)たちが交代で働くこと。彼女は、界諸嬰(かい・しょえい)と一緒に天啓に行き、彧修明を殺して夜北の仇を討つことを企んでいます。

樊如晦の企み

樊如晦は界諸嬰(かい・しょえい)が夜北を庇護していた証拠を掴み、翌日弾劾しようとします。しかし、彧修明はすでにこのことを知っており、界海天(かい・てん)を呼び出します。彧修明は、自分が夜北を殺害する命令を出したことはないと主張します。界海天(かい・てん)は界諸嬰を守るため、自分の責任だと認めます。しかし、翌日樊如晦が朝堂で界諸嬰を弾劾することはわかっています。界海天は焦り、彧修明に界諸嬰を助けてくれるよう懇願します。

衝撃の発表

翌日、彧修明は衝撃的な発表をします。大晁を9つの州に分けること、都護府を設置することを宣言します。この発表に、朝堂は騒然となります。

今後の展開

葉凌霜は宮殿建設の監督を任され、彧修明の信頼を得ることに成功しました。しかし、樊如晦の企みは彼女に大きな影響を与える可能性があります。一方、天啓に到着した翼無憂は、かつての仲間を思わせる人物と出会います。七海怜は復讐の計画を進め、界諸嬰は窮地に立たされます。彧修明の発表は、大晁の勢力図を大きく変えることになるでしょう。

つづく