星河長明 運命の妃と不滅の帝 第6話 あらすじ/ネタバレ
界海天(かい・てん)、処刑される
界海天(かい・てん)は朝廷に乱入し、都府設立の危険性を訴える。しかし、彧修明(いく・しゅうめい)は不快感を示し、樊如晦は界海天(かい・てん)を讒言する。激怒した彧修明(いく・しゅうめい)は、界海天(かい・てん)をその場で処刑するよう命じる。樊如晦は偽善的に情けを請うが、内心では喜んでいる。界海天(かい・てん)の一家は赦免されるが、それは単なる見せかけだった。
葉凌霜(よう・りょうそう)、刑場に駆けつける
葉凌霜(よう・りょうそう)は必死に刑場に駆けつけるが、界海天はすでに処刑されていた。彧修明(いく・しゅうめい)は狄兰章を欽天監に任命する。一方、七海怜(しつかい・れい)は界諸嬰(かい・しょえい)のために芳華鏡を手に入れるが、力尽きて倒れてしまう。その頃、界海天の一家が不幸に見舞われたという知らせが届く。彧修明(いく・しゅうめい)は界諸嬰(かい・しょえい)に天啓への速やかな帰還を命じる。界諸嬰(かい・しょえい)は悲しみに暮れるが、界海天が忠誠を尽くしたにもかかわらずこのような結末を迎えたことに納得がいかず、彼の名誉を回復することを誓う。この苦難の中で、彼を慰めるのは七海怜(しつかい・れい)の存在だけだった。
樊如晦、太宰に昇進
彧修明(いく・しゅうめい)は樊如晦を太宰に昇進させ、彼は権力を握る。しかし、朝廷の臣下は彧修明の行動に不満を抱いている。彧修明はすでに計画を立てていた。樊如晦は権力を固めるため、息子である樊平と左家の娘との縁談を進めようとするが、樊平は拒否し、父親から叱責される。
星瀚大典の陰謀
星瀚大典の準備を進める葉凌霜(よう・りょうそう)は、その裏に不正があることに気づく。彼女は顧主事と協力して、その陰謀を暴こうとする。顧主事は以前、葉凌霜(よう・りょうそう)に命を救われており、二人は協力して竣工図の完成を遅らせ、調査を進めることにする。
界諸嬰(かい・しょえい)、父のために戦う
界諸嬰(かい・しょえい)は故郷に帰りたいと強く願っているが、父親の遺体を引き取る権利さえ奪われてしまう。七海怜(しつかい・れい)は彼を見捨てず、夜北のために情けを請うために一行に紛れ込む。界諸嬰は力不足を感じながらも、その粘り強さと決意は感動的である。彼は彧修明の宮殿の外で跪き続けるが、冷たい無視をされる。冷天曦(れい・てんぎ)は同情するものの、彧修明の決定を変えることはできない。
樊平、界諸嬰を助ける
樊平は界諸嬰との友情を思い出し、父親に情けを請うが、拒否される。彼は静観するしかない。葉凌霜(よう・りょうそう)は彧修明に会おうとするが、門前で阻まれる。彼女は界諸嬰が3日間立ち続けているのを見て、同情する。界諸嬰は七海怜(しつかい・れい)の居場所を明かし、葉凌霜(よう・りょうそう)はそれを利用して彧修明に会い、樊征の悪行を暴露する。
朝廷の暗闘
朝廷では、暗闘が繰り広げられている。誰もが誰にも言えない秘密と策略を抱えている。この権力闘争で、誰が勝ち残り、誰が犠牲になるのかはまだわからない。
第6話の感想
第6話は、衝撃的な展開と複雑な人間模様が描かれた回でした。
界海天の処刑
界海天は忠誠を尽くしたにもかかわらず、無実の罪で処刑されてしまいました。彼の最期はあまりにも悲惨で、見ていて胸が痛みました。彧修明の冷酷さと樊如晦の陰湿さが際立っていたシーンでした。
七海怜(しつかい・れい)の献身
七海怜は界諸嬰を支え、彼のために尽力する姿が印象的でした。彼女は命を懸けて夜北のために情けを請い、界諸嬰の心の支えとなっていました。二人の絆の深さが感じられるシーンでした。
葉凌霜(よう・りょうそう)の正義感
葉凌霜(よう・りょうそう)は星瀚大典の陰謀に気づき、それを暴こうとする姿が勇ましかったです。彼女は正義感の強い女性で、不正を許さないという強い意志を感じました。
樊如晦の野心
樊如晦は権力を握るために手段を選ばない人物として描かれていました。彼の野心と狡猾さは、見ていて不快な気持ちになりました。
複雑な人間模様
この回では、登場人物たちの複雑な人間模様が描かれていました。それぞれのキャラクターが自分の思惑を抱えており、それが絡み合って物語が進んでいきます。権力闘争や裏切りなど、人間の醜い部分も描かれていましたが、同時に友情や忠誠など、美しい部分も描かれていました。
今後の展開
第6話のラストでは、朝廷の暗闘が激化している様子が描かれていました。誰が勝ち残り、誰が犠牲になるのか、今後の展開が気になります。また、界諸嬰は父の無実を晴らすことができるのか、七海怜との関係はどうなっていくのか、などにも注目です。
つづく