星河長明 運命の妃と不滅の帝 第7話 あらすじ/ネタバレ

夜半に葉凌霜(よう・りょうそう)は七海怜(しつかい・れい)たちが身を隠している場所に忍び込んだ。彼女の姿に一同は驚愕を隠せなかった。葉凌霜(よう・りょうそう)はこれまでの経験を七海怜(しつかい・れい)に打ち明けるが、楚夜は相変わらず彼女を灾星扱いし、一刻も早く排除したい様子だった。七海怜(しつかい・れい)は葉凌霜(よう・りょうそう)を労わり、天启に来た真の目的を告げた。そして、大戦の際に彧修明(いく・しゅうめい)が天火に打たれたにも関わらず無傷だった奇妙な出来事も話した。葉凌霜(よう・りょうそう)は彼の鎧が怪しいと考える。

七海怜(しつかい・れい)は星瀚大典での決行を計画する。彼女たちにとって最後のチャンスだった。葉凌霜(よう・りょうそう)は不安になり、慎重に行動するよう説得する。七海怜(しつかい・れい)は同意し、今後、夜北の人々の葉凌霜(よう・りょうそう)に対する敵意を鎮めようと約束する。彼女にとって、葉凌霜(よう・りょうそう)と七海蕊(しつかい・ずい)は同等に大切な存在だった。

葉凌霜(よう・りょうそう)は雲紋に天火術について尋ねるが、雲紋は謎めいた様子で、それは葉凌霜(よう・りょうそう)自身しか解き明かせない天底下最大の秘密だと告げる。一方、樊如晦は厚かましくも彧修明(いく・しゅうめい)に大典の費用を要求する。彧修明(いく・しゅうめい)は彼の魂胆を見抜き、横領した者を厳罰に処すると脅し、その役目を樊如晦に押し付けた。間もなく、欽天監の管宜が汚職で逮捕される。葉凌霜(よう・りょうそう)はこれを機に顧主事を狄蘭章に推薦し、事が決まる。

星瀚大典の開催が樊家父子を悩ませる。樊如晦は息子を守るため、管宜をスケープゴートにした。大雨の中、界諸嬰(かい・しょえい)は殿前で跪き続け、彧修明(いく・しゅうめい)はついに心軟し、彼に帰宅を許す。そして、禁軍への復帰と自宅での霊堂の設置を認めた。謝雨安、樊如晦ら界家の人々を弔問に訪れるが、真意は不明だった。樊如晦は界諸嬰(かい・しょえい)に界海天(かい・てん)が彧修明(いく・しゅうめい)と長年確執があったと吹き込む。樊平は界諸嬰(かい・しょえい)を慰め、界海天(かい・てん)が残した手紙を渡す。手紙を読んだ界諸嬰(かい・しょえい)は号泣し、両親を死なせたのは自分だと自責の念に駆られる。七海怜が駆けつけ、仇恨を捨て、幸せだった時を思い出すよう諭す。

七海怜は去り際に霍路将軍と出会う。彼は界海天(かい・てん)に命を救われたため、彧修明を憎んでおり、星瀚大典で界海天(かい・てん)の仇を討とうとしていた。七海怜はこれを機と捉え、彼と協力することを承諾する。しかし、その背後には蔡家の思惑が隠されていた。

星瀚大典が近づき、天啓城は厳戒態勢で臨検が行われる。葉凌霜(よう・りょうそう)は七海怜に情報を伝えるため、雲笈楼を訪れるが、そこで彧修明と遭遇する。彧修明は彼女に気づくと姿を隠し、彼女と雲紋の会話を盗み聞く。雲紋の言葉は聞こえなかったため、葉凌霜(よう・りょうそう)は独り言を装う。夜になり、葉凌霜(よう・りょうそう)は再び雲笈楼に忍び込み、彧修明の正体を探ろうとする。雲紋は真師は万能であると告げる。葉凌霜(よう・りょうそう)は真師が彧修明に何かしらの力を与えているのではないかと推測する。若くして天下を統一した彼の存在は、どう考えても不可解だった。

第7話の感想

第7話は、緊迫感とドラマチックな展開が続く回でした。葉凌霜(よう・りょうそう)の七海怜たちとの再会、星瀚大典に向けた計画、そして界海天(かい・てん)の死の真相などが明らかになり、物語が大きく動き出しました。

  • 葉凌霜(よう・りょうそう)の成長: 葉凌霜(よう・りょうそう)は、七海怜たちとの出会いや様々な経験を通じて、心身ともに成長したように感じられます。第1話では無力感に苛まれていた彼女が、第7話では七海怜たちの計画に積極的に参加し、重要な役割を果たしています。
  • 七海怜の決意: 七海怜は、星瀚大典での決行を決意し、葉凌霜(よう・りょうそう)たちと協力して彧修明に立ち向かいます。彼女の強い意志と覚悟が伝わってくるシーンでした。
  • 界海天の死の真相: 界海天の死の真相が明らかになり、界諸嬰(かい・しょえい)の悲しみと怒りが描かれました。また、樊如晦が界海天の死を利用して彧修明を陥れようとするなど、複雑な人間関係が浮き彫りになりました。
  • 彧修明の謎: 彧修明の正体や能力に関する謎が深まりました。真師が彼に力を与えている可能性が示唆され、今後の展開が気になります。

つづく