美人の骨~後編:一生一世~ 第1話 あらすじ/ネタバレ

上海の配音界で活躍する時宜(シー・イー)は、ある日、急遽時代劇映画の吹き替えの仕事を任される。その映画は、小南辰王・周生辰(ジョウション・チェン)と太子妃の切ないラブストーリーを描いたものだった。時宜(シー・イー)は夜遅くまで作業に没頭し、物語に心を奪われる。

翌日、時宜(シー・イー)は空港へ向かう途中、検査でハプニングに見舞われる。ハイヒールが警報を鳴らし、焦る時宜。そんな時、彼女は「周生辰(ジョウション・チェン)」という聞き覚えのある名前を耳にする。それは、バークレー大学化学部の准教授で、西安に出張に行く予定の男性だった。運命のいたずらで出会った周生辰(ジョウション・チェン)と時宜は、映画の話で意気投合し、連絡先を交換する。

その後、時宜と周生辰はメールで頻繁に連絡を取り合い、距離を感じさせない温かい交流を続ける。半年後、時宜の友人・宏暁誉(コウ・ギョウヨ)は、西安に出張する際に、時宜と周生辰の出会いをセッティングする。桜が満開の青龍寺で再会を果たした二人は、忘れられないひとときを過ごす。

周生辰の友人・梅行(メイ・シン)は、家族の圧力から周生辰に縁談を持ちかけるが、周生辰は時宜への想いを貫き、断固拒否する。時宜と宏暁誉(コウ・ギョウヨ)は西安の街を散策し、周生辰がドラマ「尋秦記」を79回も観ていることを知る。時宜は周生辰への理解を深め、尊敬の念を強める。

夜になり、周生辰は時宜を気遣い、細やかな気配りで彼女を包み込む。元カノの佟佳人(トン・ジアレン)が訪ねてきても、周生辰は冷静に振る舞い、時宜への一途な想いを示す。何善(ホー・シャン)の説得を受け、周生辰は時宜との未来を歩む決意を固める。

こうして、時宜と周生辰の運命の歯車は、大きく動き始める。

第1話感想

第1話は、時宜と周生辰の運命的な出会いと、二人の心の交流を描いた素晴らしいエピソードでした。時宜の温婉な声線と周生辰の知的で優しい人柄が印象的で、二人の会話は見ていてとても心地よかったです。特に、青龍寺での桜の下のシーンは、ロマンチックで美しい映像美に心奪われました。

また、時宜と周生辰の共通の趣味であるドラマ「尋秦記」の話も興味深かったです。周生辰が79回も観ているというエピソードは、彼の意外な一面を知ることができて面白かったです。

このドラマは、ラブストーリーだけでなく、家族や友人との関係、人生の選択など、様々なテーマが描かれていて、とても共感できる内容でした。これから時宜と周生辰がどのような未来を歩んでいくのか、とても楽しみです。

つづく