美人骨~後編:一生一世~ 第12話 あらすじ/ネタバレ

時宜(シー・イー)は、大殿に座って熱心に祈りを捧げている。周生辰(ジョウション・チェン)は、その道を信じていないものの、外で静かに待って敬意を表している。ちょうど家族が山荘に集まっていて、おばあちゃんは親戚や友人たちと一緒に盛大な宴会を開き、長年の親友であるフォンラオシェンシェンを特別に招いた。席上、フォンラオシェンシェンは興に乗って筆を揮い、時宜(シー・イー)に価値のある墨宝を贈った。秦婉(シン・エン)は、それを羨ましく思い、時宜(シー・イー)に対して皮肉を込めて皮肉を言った。

食事の後、おばあちゃんは家族を連れてフォンラオシェンシェンにお礼を言った。時宜(シー・イー)は、精心して描いた蓮の絵で返礼をした。その絵の巧みさは、フォンラオシェンシェンを感嘆させた。フォンラオシェンシェンは、時宜(シー・イー)と周生辰(ジョウション・チェン)の結婚式に出席したいと申し出た。周生辰(ジョウション・チェン)は、時宜の才能に感心し、彼女が絵の才能を隠していたことに驚いた。時宜は、幼い頃から蓮が大好きだった。小南辰王が愛人に蓮の絵を教えたという話をすると、周生辰(ジョウション・チェン)は、その話が家系図に刻まれていることを思い出し、自分の名前も小南辰王への敬意を表していることに気づいた。時宜は、家系図に興味津々だった。

秦婉(シン・エン)は、母親に気に入られようと必死になり、時宜と周生辰(ジョウション・チェン)の結婚を認めてもらおうとした。しかし、秦婉(シン・エン)は、周生辰のために家族の地位を固めることができる結婚相手を見つけるべきだと考えていた。周生辰は、2ヶ月間ブレーメンに出張することになり、寂しい思いをしていた。時宜との空港での初対面のシーンを思い出し、時宜は、彼に一目惚れしたことを率直に告白し、彼の研究の進捗状況を尋ねた。周生辰が人類の金星での未来の生存可能性の研究に尽力していることを知り、時宜は敬意を表した。

秦婉(シン・エン)は、周生辰をよそに、梅行(メイ・シン)に遺産相続契約書を渡すように仕向けた。周生聞の遺言に従い、周生辰は結婚後、周家の全財産を相続することになる。署名する際、周生辰は、時宜を梅行(メイ・シン)に紹介しようとしたが、梅行(メイ・シン)はまもなく出発するため、計画は頓挫した。

周生辰は、国内外の同僚に結婚を発表するメールを送った。伝統的な方法ではあるが、誠実なものであった。何善(ホー・シャン)は、冗談を言いながらも、嬉しそうだった。一方、周文川(ジョウ・ウェンチュアン)と佟佳人(トン・ジアレン)の関係は悪化していた。周文川(ジョウ・ウェンチュアン)は子供を欲しがっていたが、佟佳人(トン・ジアレン)はそれを避けていた。二人の間の疑念と溝は、日増しに深まっていた。

周生辰が出発する日、時宜と上海で別れを惜しんだ。時宜は、彼を見送りながら、複雑な気持ちになった。空港まで見送ることができなかったことを後悔した。彼女は、アイスクリームを食べて気持ちを落ち着かせようとした。林叔(りんしゅく)は、周生辰に結婚生活における距離の問題に注意するように言った。周生辰は、二人の関係は固く、地域に左右されないことを確信していた。

時宜は、友人の宏暁誉(コウ・ギョウヨ)に結婚の報告をし、一緒にスーパーマーケットに行って新婚用品を揃えた。途中で誤解が生じたが、幸いにも誤解は解けた。周生辰はブレーメンに到着し、同僚からの祝福と準備に心が温まった。時宜のことを思い出す。時宜は、配音の仕事に没頭し、美霖(メイリン)の好奇心旺盛な質問に笑顔で答えた。未来への希望に満ちている。林叔(りんしゅく)が新居の家具を持ってきてくれただけでなく、おばあちゃんからの新婚夫婦への祝福と期待の言葉を伝えてくれた。

第12話の感想

第12話は、周生辰と時宜の結婚に向けた準備が進む回でした。時宜は、家族や友人たちに祝福されながら、周生辰との結婚式を心待ちにしていました。一方、周生辰は、ブレーメンへの出張を前に、時宜との別れを惜しんでいました。

時宜と周生辰の愛は、距離や時間によって左右されるものではありません。二人は、互いに信頼し合い、支え合っています。彼らの強い絆は、どんな困難にも打ち勝つことができるでしょう。

つづく