美人骨~後編:一生一世~ 第13話 あらすじ/ネタバレ
周生辰(ジョウション・チェン)と時宜(シー・イー)の再会
周生辰(ジョウション・チェン)はブレーメンに到着後、毎日欠かさず時宜(シー・イー)に電話をかけ、お互いへの深い想いを伝え合います。時宜(シー・イー)は新居の改装の様子を事細かに伝え、宏暁誉(コウ・ギョウヨ)が引っ越しを控えていること、新居は換気のためしばらく周生辰(ジョウション・チェン)の滞在には適さないことを伝えます。国際宇宙会議を終えた周生辰(ジョウション・チェン)は、会議終了後に時宜(シー・イー)をブレーメンに招き、一緒に帰国する計画を立てます。時宜(シー・イー)は快諾し、4日間の休暇を取ります。
電話を終えると、同僚のフランクが酔っ払った佟佳人(トン・ジアレン)を周生辰(ジョウション・チェン)の元に連れてきます。誤解を避けるため、周生辰はフランクも一緒に泊まるように誘います。夜遅く、周生辰が仕事に没頭していると、佟佳人(トン・ジアレン)が酔いが醒め、周文川(ジョウ・ウェンチュアン)との婚約を破棄したことで周生辰の婚約パーティーをキャンセルしてしまったことを謝罪します。周生辰は淡々と受け流しますが、佟佳人(トン・ジアレン)は周生辰の結婚の動機を疑います。周生辰は時宜が自分のソウルメイトであると断言し、無駄な説明をしません。そして、佟佳人(トン・ジアレン)に部屋に戻るように促します。
翌朝、周生辰とフランクは朝食を一緒に取り、佟佳人(トン・ジアレン)は周文川(ジョウ・ウェンチュアン)に迎えに来てもらい、微妙な雰囲気になります。その後、時宜は出国手続きを無事に終え、宏暁誉(コウ・ギョウヨ)と一緒に空港に向かいます。途中、宏暁誉(コウ・ギョウヨ)は時宜に恋愛において主導権を握るべきだと忠告しますが、時宜は周生辰を心から愛しており、周生辰との時間を大切にしています。
周生辰は時宜のために新居に必要なものを用意し、親友の梅行(メイ・シン)と一緒に空港まで迎えに行きます。周生辰と時宜が手をつないで空港から出てきたとき、梅行(メイ・シン)は西安の城壁で出会った憧れの女性が周生辰の妻であることに気づきます。3人は一緒に食事をし、周生辰と時宜の甘い様子に梅行(メイ・シン)は複雑な気持ちになります。
食事の後、周生辰は時宜を家に連れて帰り、梅行(メイ・シン)は婚前財産契約について話します。時宜は周生辰が巨額の財産を相続していることを初めて知ります。彼女は書類を注意深く読み、検討した後に署名することを約束します。梅行(メイ・シン)は西安での出会いの秘密を言いかけますが、結局は言いません。2人は詩を通じて意気投合し、楽しい時間を過ごします。梅行は心残りながらも、時宜にこれからも連絡を取るように誘います。
周生辰は時宜に、婚約指輪を紛失したため、別の指輪を用意したことを打ち明けます。時宜は深く追求せず、周生辰と一緒に街を散策します。街を歩いていると花屋を見つけ、時宜は周生辰に花を贈ろうとしますが、周生辰が花粉アレルギーであることを思い出し、代わりにドライローズを購入します。
夜になり、時宜は周生辰と素敵な夜を過ごそうと期待しますが、突然の出来事が起こります。周生辰は研究所から緊急の電話会議に出席するよう要請を受けます。時宜は名残惜しいながらも、涙をこらえて周生辰を見送ります。会議は明け方まで続き、その後フランクが経費の問題について話し合いに来ます。周生辰は誤解を解くことができると確信し、フランクをすぐに帰らせ、時宜の休息を妨げないようにします。
周生辰が家に帰ると、時宜はまだ眠っていました。周生辰は静かに時宜を見守ります。時宜は目を覚ますと、ぼんやりとした意識の中で周生辰を抱きしめて一緒に眠ります。夜が明けても眠れない時宜は、周生辰の詩の朗読を聞いてようやく安眠につきます。再び目を覚ました時宜は、周生辰の寝顔を見て愛情が溢れ、そっと顔を撫でます。時宜は周生辰のために用意したプレゼント、5つのシャツのボタンを贈ります。周生辰は気に入ったボタンを選び、研究所に戻ります。時宜は宏暁誉(コウ・ギョウヨ)の誘いでドイツのサッカーリーグの生中継を見に行きますが、心は周生辰への愛と期待でいっぱいです。
第13話の感想
第13話は、周生辰と時宜の再会が描かれ、二人の愛の深さが改めて浮き彫りになりました。周生辰は多忙な中でも時宜への愛情を忘れず、時宜もまた周生辰を心から愛していることが伝わってきました。
特に印象的だったのは、周生辰が時宜のために新居を用意したシーンです。周生辰は時宜の好みを細部まで考慮し、彼女が快適に過ごせるように準備していました。このシーンは、周生辰の深い愛情と細やかな気遣いを表していると感じました。
また、梅行の登場も物語に深みを与えていました。梅行は西安の城壁で時宜と出会い、彼女に惹かれていました。しかし、時宜はすでに周生辰と結婚しており、梅行の想いは叶いませんでした。梅行の複雑な感情は、物語に切なさを加えていました。
つづく