美人骨~後編:一生一世~ 第3話 あらすじ/ネタバレ

周生辰(ジョウション・チェン)は時宜(シー・イー)を連れて店に来た。店はちょうど記念日を迎えており、酔っ払い蟹をプレゼントされた。時宜(シー・イー)は嬉しそうに食べていたが、周生辰(ジョウション・チェン)は少し考え込んだ様子で「今は蟹は食べない」と言った。時宜(シー・イー)は特に何も聞かなかった。

食事の後、周生辰(ジョウション・チェン)は時宜(シー・イー)を家に送った。二人は名残惜しそうに別れを告げ、周生辰(ジョウション・チェン)は運転手に4時間かけて鎮江まで送ってもらった。鎮江に着いたのはもう朝だった。

宏暁誉(コウ・ギョウヨ)は周生辰(ジョウション・チェン)がわざわざ鎮江から時宜(シー・イー)を食事に誘ったことを知り、二人をくっつけようと必死に応援した。時宜は内心は嬉しかったが、口では必死に抵抗した。

今日は周文川(ジョウ・ウェンチュアン)と佟佳人(トン・ジアレン)の結婚式だった。梅行(メイ・シン)は周生辰と一緒に家に帰ると、家の中が華やかに飾られているのを見て、周文川(ジョウ・ウェンチュアン)が巨額の資金を海外の水道会社とブレーメンの3つのビルに投資しようとしていることを周生辰に告げた。周生辰はすぐに止めるように説得したが、周生辰の父親は遺言で、子供たちは結婚しなければ自分の株式を受け取れないと決めていた。梅行(メイ・シン)は周生辰に時宜とすぐに結婚して、招商会で周家が今後10年間は国内に重点を置き、民族製造業に投資するというニュースを発表するよう説得した。周生辰は時宜と3回しか会ったことがなく、とても言い出せなかった。

秦婉(シン・エン)は周生辰を呼び出して、お見合い相手を紹介した。相手は周生辰にとても興味を持っており、いろいろと質問してきたが、周生辰は乗り気ではなかった。そこに周生仁(シュウ・セイジン)が来て、勉強のことで質問してきたため、秦婉(シン・エン)は相手を連れて部屋を出た。周生仁(シュウ・セイジン)はそっと時宜の資料を取り出し、「家族全員が二人のことを知っている」と言った。周生辰は考え込んだ後、屋敷から出て運転手に上海へ送ってもらうよう指示した。

周生辰は時宜に電話で連絡せずに、彼女の仕事を邪魔したくなかったため、建物の下で辛抱強く待っていた。運転手はお腹が空いたので、先に何か食べに行くことにした。運転手が食事を終えて戻ってくると、周生辰はまだ建物の下で待っていた。その時、配達員が時宜に食事を届けようとして転倒して怪我をしてしまった。時宜は消毒液と外傷薬を持ってきてくれた。周生辰は時宜が優しい女性だと感じ、運転手に配達員を病院に連れて行くように指示した。周生辰は8時間もかけて時宜に会いに行ったが、会わずに帰った。彼はただ、自分が本当に時宜を好きなのかを確認したかっただけだった。その後、周生辰は上海に行って時宜にプロポーズすることを決意した。

宏暁誉(コウ・ギョウヨ)のしつこい誘いを断りきれず、時宜は両親と一緒に故郷の鎮江に帰省し、ついでに周生辰に会いに行くことにした。父親は時宜と母親を車で鎮江に連れて行ったが、検問所を過ぎたところで渋滞に巻き込まれた。母親はこれを機に結婚を急かしたが、時宜は言い訳をしてごまかした。父親から、鎮江の富豪が招商会を開いて民族高端製造業への投資を呼びかけ、多くの客商が参加していることを知った時宜は、その富豪の行動を大いに称賛した。運転手は周生辰を家に送る途中、渋滞に巻き込まれた時宜を見かけたが、周生辰は時宜に気づかれないようにそのまま家に帰った。

時宜が家に帰るとすぐに、叔父が彼女にお見合い相手を紹介してきた。時宜は慌てて従妹の部屋に逃げ込んだ。周生辰は時宜に電話をかけ、すぐに婚約したいと申し出た。突然の提案に戸惑う時宜は、すぐに答えられなかった。周生辰はいつでも婚約を破棄できると約束し、時宜は考えた末に承諾した。周生辰は時宜のスリーサイズを聞いて、婚約式のドレスを用意することにした。

梅行(メイ・シン)はドアの外で周生辰の電話を聞いて、大喜びで彼に祝いの言葉を述べた。周生辰は急いで上门礼を用意しに行った。時宜と婚約することを承諾したことを聞いた時円円(シー・エンエン)は、すぐに伯父と伯母に報告しようと躍起になったが、時宜は自分で母親に伝えたいと言った。母親は時宜に焦らないようにと諭したが、時宜の気持ちは固く、母親は明日周生辰に会ってから話すことにした。

第3話の感想

第3話は、周生辰と時宜の恋が大きく進展する回だった。周生辰は時宜にプロポーズし、時宜はそれを受け入れた。しかし、二人の恋路は平坦ではない。周生辰の家族は、時宜との結婚に反対している。また、時宜は周生辰の過去を知り、不安を抱えている。

この回では、周生辰のキャラクターがより深く描かれていた。彼は、責任感の強い、一途な男性であることがわかった。しかし、彼は自分の気持ちを素直に表現することが苦手であることも明らかになった。時宜は、周生辰の優しさに惹かれている。しかし、彼女は彼の過去を心配している。

つづく