美人骨~後編:一生一世~ 第5話 あらすじ/ネタバレ

周生辰(ジョウション・チェン)は、時宜(シー・イー)が忙しいことを知り、毎日午後のお茶と夜食を彼女のレコーディングスタジオに届けてもらうようにしました。ようやく仕事が一段落した時宜(シー・イー)は、マネージャーの美霖(メイリン)から1週間の休暇を許可されます。周生辰(ジョウション・チェン)は、実験を早めに終えて上海へ戻り、時宜(シー・イー)に会いに行きました。

上海に到着した周生辰(ジョウション・チェン)は、時宜(シー・イー)の荷物を持ち、彼女を家に送り届けます。その際、運転手の林叔(りんしゅく)が周林という名前であることを知り、周家のベテラン管家や使用人は皆「周」姓で、名前の1文字で呼ばれていることを知ります。時宜(シー・イー)は周生辰(ジョウション・チェン)が風邪を引いていることに気づき、彼を部屋に招き入れてお茶と風邪薬を淹れます。周生辰(ジョウション・チェン)は、母親と朝食を摂るために翌朝鎮江に戻らなければならず、時宜は薬を飲み終えてから出発するように促します。出発前、周生辰は今回上海に来たのは時宜が華星賞を受賞したことを祝うためであり、授賞式にも出席することを約束します。

周生辰が1階に降りると、林叔(りんしゅく)はまだ食事から戻っていませんでした。周生辰は、時宜の部屋の明かりを見つめながら、彼女の入浴時間が25分であることを計算します。林叔(りんしゅく)が食事を終えて戻ると、周生辰と時宜がどのように知り合ったのかを尋ねます。周生辰は、空港で出会い、時宜に好意を持たれたことを幸運に思ったと答えます。その後、林叔(りんしゅく)は周生辰を車で鎮江に連れ戻し、周生辰は車の中でうとうとと眠りにつきます。

周生辰は朝食のために家族と一緒に家に帰ります。二叔の周生行(シュウ・セイコウ)は、時宜を鎮江に連れてきて時母から商売を学ばせることを提案しますが、周生辰は強く反対し、時宜は上海で好きな仕事を続けるべきだと主張します。しかし、時母は頑固に自分の意見を曲げず、破局をちらつかせて周生辰に妥協を迫ります。その後、林飛(リン・フェイ)は周生辰に婚約したのだから部屋のベッドを新しいものに交換することを提案します。周生辰は最初は同意しませんでしたが、再考の末、林飛(リン・フェイ)の要求を受け入れて部屋のベッドを新しいものに交換し、林飛(リン・フェイ)には客間を片付けて寝てもらうように言います。

時宜は今日のレコーディングを終えると、急いで美霖(メイリン)と一緒に礼服を試着しに行きます。時宜は1着選んだものの、王導(おうどう)が彼女にぴったりの礼服を見つけてくれました。周生辰はおばあちゃんに会いに行きますが、偶然周文川(ジョウ・ウェンチュアン)と小曼(しょうまん)が親密そうにしているところを目撃し、心の中で大きな疑問を抱きます。おばあちゃんは周生辰に周文川(ジョウ・ウェンチュアン)と小曼(しょうまん)の結婚を説得するように頼みますが、周生辰は明確な返事をせず、口実を作ってその場を立ち去ります。

周生辰は、リビングの壊れた茶几を修理します。その後、再びおばあちゃんに会いに行くと、おばあちゃんは彼を部屋に連れ込み、お菓子をあげながら婚約者を連れてくるように言います。周生辰は、時宜と婚約してから恋愛関係になったことを認め、時間を作って時宜を連れてくると約束します。

周生辰は時宜のために6着の結婚式の礼服を選び、店員に送ってもらいます。時宜はどれも気に入って、周生辰に電話でお礼を言い、翌日の授賞式に来るように誘います。周生辰は林叔(りんしゅく)に運転を頼み、車で時宜に会いに行きます。夜、周生辰はおばあちゃんの家に泊まります。夜中におばあちゃんが温かい牛乳を持ってきてくれて、周生辰はそれを飲みながら時宜について話します。おばあちゃんは周生辰に時宜を大切にするように諭します。

時宜は盛装して授賞式に出席します。周生辰は、研究所で急用ができたため、時間通りに会場に到着できないことを時宜に電話で伝えます。時宜は落胆します。周生辰は仕事を終えるとすぐに授賞式会場に向かい、地下駐車場に車を停めるのに苦労します。スポンサーの社長が彼を迎えに来て、最前列の貴賓席に座らせます。時宜はドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めており、周生辰の姿を見つけると、授賞を終えてすぐに彼の元へ駆け寄ります。

第5話の感想

第5話は、周生辰と時宜の仲がさらに深まる様子が描かれていて、見ていてほっこりしました。周生辰は時宜のために色々と気遣ってくれるし、時宜も周生辰のことを大切に思っているのが伝わってきました。

特に印象的だったのは、周生辰が時宜の部屋の明かりを見つめながら彼女の入浴時間を計算するシーンです。このシーンは、周生辰が時宜のことをどれだけ大切に思っているかを表していると思いました。また、時宜が周生辰のために風邪薬を淹れてあげるシーンも、二人の距離が縮まっていることを感じさせてくれました。

一方で、周生辰の家族との関係が複雑であることも描かれていました。周生辰の母親は、時宜が上海で仕事を続けることに反対しており、周生辰を困らせていました。また、周生辰の兄である周文川(ジョウ・ウェンチュアン)も、周生辰と時宜の関係を快く思っていない様子でした。

つづく