美人骨~後編:一生一世~ 第8話 あらすじ/ネタバレ
今日、時宜(シー・イー)と周生辰(ジョウション・チェン)の婚約式が行われる。周生辰(ジョウション・チェン)と林叔(りんしゅく)は新居の準備で忙しい為、林飛(リン・フェイ)が時宜(シー・イー)の送迎を担当する。時宜(シー・イー)は慈善活動の録音があるため、スーツケースを持って録音スタジオへ直行。配音の世界に没頭する中で、周生辰(ジョウション・チェン)との出会いから恋に落ちるまでの様々な出来事が脳裏に浮かんでくる。
録音が終わると、時宜(シー・イー)は同僚に急いで別れを告げるが、周生辰(ジョウション・チェン)と林叔(りんしゅく)が既に階下で待っていた。3人は車で鎮江に向かう。一方、梅行(メイ・シン)は荷物を整理し、山下にあるホテルへの引っ越しを準備していた。心には複雑な感情が渦巻いていた。出発前、彼は周生辰(ジョウション・チェン)の新居を訪れるが、周文幸(ジョウ・ウェンシン)は必死に引き留める。しかし、梅行(メイ・シン)は邪魔者になりたくないと思い、周文幸(ジョウ・ウェンシン)を優しくなだめてから去る。
周文芳(シュウ・ブンホウ)は唐曉芙(タン・シャオフー)と一緒に山を下りて散歩し、周文幸(ジョウ・ウェンシン)も同行する。途中で、周生辰と時宜(シー・イー)が戻ってくる。周生辰は文幸の体調を気遣い、車で家まで帰らせる。そして、時宜と手をつないで山を登っていく。その姿は温かく、美しい。
夕食時、周生辰は時宜をレストランに案内し、周文幸(ジョウ・ウェンシン)、周生仁(シュウ・セイジン)、唐曉芙(タン・シャオフー)、周文芳(シュウ・ブンホウ)が同席する。周生辰は一品一品料理の説明をし、その由来や調理法を詳しく語る。時宜は熱心に聞き入り、山中の静かな生活をますます好きになる。唐曉芙(タン・シャオフー)と周文芳(シュウ・ブンホウ)は山中の生活が単調だと感じながらも、時宜に山中の不便さを思い出させる。
夜になると、秦婉(シン・エン)が突然やって来て、親戚や友人を連れて最後の戯曲の上演を見に行くように言うが、時宜だけは参加させないようにする。この行為は周生辰を困惑させ、時宜も疑問に思う。一方、秦婉(シン・エン)は周文川(ジョウ・ウェンチュアン)と佟佳人(トン・ジアレン)を招いて宴を催し、佟佳人(トン・ジアレン)を温かくもてなす。周文川(ジョウ・ウェンチュアン)は周生辰が後輩に時宜の試食をさせたことに不満を漏らし、秦婉(シン・エン)の心にも波紋が広がる。
食事の後、穗穗(すいすい)と林飛(リン・フェイ)は周生辰が時宜の面倒を見る様子をユーモアたっぷりに再現し、皆を笑わせる。周文幸(ジョウ・ウェンシン)は秦婉(シン・エン)に時宜を大切にしてくれるように頼むが、秦婉(シン・エン)は周生辰が自分の許可なく結婚したことに心を痛めており、周文幸は諦めるしかない。一方、小曼(しょうまん)は偶然佟佳人(トン・ジアレン)と出会い、彼女と唐曉芙(タン・シャオフー)、周文芳(シュウ・ブンホウ)の言い争いを聞く。小曼(しょうまん)は佟佳人(トン・ジアレン)に冷たく接し、佟佳人(トン・ジアレン)の不満を募らせる。
周生辰は時宜を新居に案内し、自分が飼っている小さなカニを見せる。時宜は周生辰がカニを食べない理由を知り、自分も食べないようにしようと決意する。穗穗(すいすい)がベッドを敷きに来ると、周生辰は気遣いから時宜に先に休むように言い、自分は客室に移る。時宜は洗面用品が自分の家と同じであることに気付き、心が温まる。深夜、周生辰が電話で「おやすみ」と言ってくれると、時宜は感動して周生辰に会いに客室に行く。しかし、穗穗(すいすい)が佟佳人と唐曉芙(タン・シャオフー)の衝突がエスカレートしたことを急いで知らせに来たため、周生辰は急いで対処し、時宜は一人部屋に戻るしかない。
周生辰が現場に駆け付けると、佟佳人が唐曉芙の挑発に耐え切れず、誤って唐曉芙を怪我させて入院させたことを知る。周生仁(シュウ・セイジン)は時宜を家族の争いに巻き込まないようにと忠告し、周生辰もその通りだと考える。時宜は心配するものの、穗穗(すいすい)の説得でこれ以上介入しないことにする。
翌日、周生辰は一人で朝食を食べていると、秦婉が文句を言う。周文幸が巧みにそれを解消する。周文川(ジョウ・ウェンチュアン)は遅くまで帰ってきて、小曼(しょうまん)を気遣う。二人の間には何かしらの因縁があるようだ。朝食後、秦婉は周文川(ジョウ・ウェンチュアン)のことでさらに不機嫌になり、周生辰と周文川(ジョウ・ウェンチュアン)に一緒に病院に行くように命じる。時宜は目を覚ますと、テーブルに豪華な朝食が用意されており、心が温まる。周文幸は周生辰から頼まれて時宜に付き添い、自分の手で彫った花をプレゼントする。その後、周文幸は時宜を蔵書楼に案内し、壁に掛けられた『上林賦』は時宜の心を強く揺さぶる。
第8話の感想
第8話は、時宜と周生辰の婚約式という重要なイベントが描かれた回でした。二人の幸せそうな様子に心が温まりました。また、周生辰の家族との関係性も明らかになり、今後の展開が気になります。
特に印象に残ったのは、周生辰が時宜を新居に案内するシーンです。周生辰が時宜のために用意した小さなカニや、洗面用品など、細部までこだわりが感じられました。また、深夜に電話で「おやすみ」と言ってくれるなど、周生辰のさりげない優しさにキュンとしました。
一方で、秦婉と周生辰の母子の確執が描かれたシーンは、複雑な気持ちになりました。秦婉は周生辰が自分の許可なく結婚したことに心を痛めており、時宜に対して冷たい態度をとっています。今後の二人の関係がどうなるのか、気になります。
また、唐曉芙と佟佳人の確執も気になるところです。唐曉芙は時宜に対して敵意をむき出しにしており、佟佳人もそれに応じています。二人の確執が周生辰と時宜の関係にどのような影響を与えるのか、今後の展開が楽しみです。
つづく