劉皇后的仰せのままに 第1話 あらすじ/ネタバレ
東皓国の皇宮
皇宮の城壁には、皇帝が才色兼備の女性を宮廷に迎え入れるための選秀を行うことを告げる公告が掲げられています。民衆はこれを皇后選びの準備と噂し、盛り上がっています。しかし、実際には権力を握っているのは摂政輔相の劉歇(りゅう・けつ)であり、誰もが彼の逆鱗に触れないように気を付けています。
仙葩(せんぱ)村
仙葩(せんぱ)村では、魚長崖(ぎょちょうがい)がいたずら好きの黒胖(こくはん)の寝顔に落書きをし、黒胖(こくはん)が密かに恋心を抱いている宣郎へのラブレターを盗んで大声で読み上げます。黒胖(こくはん)は驚き、二人は許願の樹の下まで追いかけっこをします。魚長崖(ぎょちょうがい)は冗談で黒胖(こくはん)が宣郎に嫌われないように容姿を整えるべきだとからかいますが、黒胖(こくはん)は自分の容姿に自信があり、宣郎との婚約も決まっているため、彼以外の人とは結婚しないと豪語します。魚長崖(ぎょちょうがい)のからかいに黒胖(こくはん)は恥ずかしさと怒りでいっぱいになり、村人たちに止められるまで騒ぎ続けます。
村では黒胖(こくはん)について様々な噂が流れており、胖大婶は黒胖(こくはん)が村の希望であり、続く夫殺しの厄災を解決できると信じています。村人たちは黒胖(こくはん)と魚長崖(ぎょちょうがい)を結婚させることを提案しますが、黒胖(こくはん)は宣郎との婚約を主張し、証拠となる手紙を見せます。村人たちは納得し、提案を取り下げます。
皇宮
選秀の日、皇宮は緊張した雰囲気に包まれています。太后と太妃は輔相劉歇(りゅう・けつ)の権力に不満を持っていますが、表面的には礼儀を保っています。皇帝の段雲璋は遅刻をしてしまい、一人の秀女が倒れてしまいます。劉歇(りゅう・けつ)は厳罰を主張しますが、段雲璋は慈悲を訴えます。しかし、劉歇(りゅう・けつ)は譲らず、段雲璋は渋々彼の要求を受け入れます。選秀は不首尾に終わり、段雲璋は劉歇(りゅう・けつ)との対立を深めます。
劉歇(りゅう・けつ)は権力を利用して、段雲璋に自分の娘である劉白玉(りゅう・はくぎょく)を皇后にするように迫ります。段雲璋は納得していませんが、拒否することはできません。太后は息子の地位を守るため、密かに遺詔を用意します。一方、段雲璋は劉白玉(りゅう・はくぎょく)の才能と美貌を知り、結婚に対する態度を改め始めます。
仙葩(せんぱ)村
仙葩(せんぱ)村では、黒胖(こくはん)が母親の指示で京城へ向かいます。彼女は母親の手紙を持って、実の父親である劉歇(りゅう・けつ)を探し、宣郎と結婚する予定です。しかし、彼女は宣郎が皇帝であり、自分が皇后になることを知りません。
京城
京城に到着した黒胖(今は劉金鳳(りゅう・きんぽう)に改名)は、父親の劉歇(りゅう・けつ)と対面します。二人は確執がありますが、血縁関係は断ち切ることができません。劉歇(りゅう・けつ)は娘の大胆さと率直さを評価し、翌日が結婚式であることを伝えます。劉金鳳(りゅう・きんぽう)は驚きを隠せませんが、宣郎の身分が何であっても、彼と結婚する決意を固めます。
結婚式当日、劉金鳳(りゅう・きんぽう)は華やかな衣装を身にまとい、皇宮に入ります。そして、皇后として新しい生活を始めます。段雲璋も劉金鳳(りゅう・きんぽう)と過ごすうちに、彼女の個性と優しさに惹かれていきます。二人の関係は徐々に深まっていくのでした。
第1話の感想
第1話は、黒胖(劉金鳳(りゅう・きんぽう))と宣郎(段雲璋)の運命的な出会いを描いた、ワクワクするようなスタートでした。黒胖(こくはん)の活発で率直な性格と、宣郎の優しくて思いやりのある性格は、すでにドラマの成功を予感させます。
また、劉歇(りゅう・けつ)と段雲璋の権力闘争も興味深い展開です。劉歇(りゅう・けつ)は冷酷で野心的な人物として描かれており、段雲璋は優柔不断ながらも正義感の強い人物として描かれています。二人の対立は、今後のストーリーの大きな見どころになるでしょう。
第1話は、美しい映像と音楽、そして魅力的なキャラクターで視聴者を魅了しました。今後の展開が楽しみなドラマです。
つづく