『劉皇后的仰せのままに』第18話 あらすじ/ネタバレ

金鳳(きんぽう)の怒りと劉歇(りゅう・けつ)の教え

金鳳(きんぽう)は魚長崖(ぎょちょうがい)の悪戯に怒り、宮殿へと戻ります。劉歇(りゅう・けつ)は軒宸殿を訪れ、段雲嶂(だん・うんしょう)は親政のために玉璽を早く渡すように懇願します。劉歇(りゅう・けつ)は「身を守るには志を立て、悪人の心を持つな」と諭します。

玉璽を狙う段雲嶂(だん・うんしょう)

夜が更け、段雲嶂(だん・うんしょう)は段雲重(だん・うんちょう)らと共に太和殿に侵入し、玉璽を盗もうとします。玉璽は本来自分のものであると考え、仮面を外しますが、盗んだものは偽物でした。

金鳳(きんぽう)への贈り物と予言

一方、金鳳(きんぽう)はトウモロコシを持ち、段雲嶂(だん・うんしょう)の到着を心待ちにしていました。しかし、現れたのは劉歇(りゅう・けつ)でした。劉歇(りゅう・けつ)は親政の準備が整ったことを伝え、金鳳(きんぽう)に宣郎と共に故郷に帰ることを許可します。別れ際に劉歇(りゅう・けつ)は金鳳(きんぽう)に謎の箱を贈り、段雲嶂(だん・うんしょう)の親政の道は困難に満ちていると予言します。

玉璽の発見と白玉との衝突

金鳳(きんぽう)は父からの贈り物を開けてみると、なんと玉璽が入っていました!太后の命令により、宮中では皇后が作った芙蓉のろうそくを使用することになり、金鳳(きんぽう)は西暖宮に届けますが、白玉に冷たくあしらわれます。言い争ううちに、金鳳(きんぽう)は段雲嶂(だん・うんしょう)への想いを隠しきれないことに気づき、勇気を出して追求することを決意します。

親政と玉璽の真実

親政式典の前夜、段雲嶂(だん・うんしょう)は玉璽のことで焦っていましたが、金鳳(きんぽう)が本物を届けます。玉璽の底には「帝后一心、大業可成」の8文字が刻まれており、段雲嶂(だん・うんしょう)は感動します。式典は無事に執り行われ、段雲嶂(だん・うんしょう)は正式に親政を開始します。

魚長崖(ぎょちょうがい)の弁解と金鳳(きんぽう)の複雑な心境

金鳳(きんぽう)は魚長崖(ぎょちょうがい)の悪戯を問い詰めますが、彼は弁解しても理解してもらえません。金鳳(きんぽう)は偶然、陛下の妃選びの場面に出くわし、複雑な心境になります。粛静唐は新しい妃候補に不満を漏らしますが、段雲嶂(だん・うんしょう)には別の考えがあるようです。

歌声で想いを伝える金鳳(きんぽう)

金鳳(きんぽう)は段雲嶂(だん・うんしょう)の心を取り戻すために、ラジオで歌を捧げ、歌声を通して想いを伝えようとします。朝廷では皇后の歌声が響き渡り、大臣たちは笑い声を漏らします。段雲嶂(だん・うんしょう)は仕方なく退朝を宣言します。

美食で心を掴む作戦

宮殿に戻った金鳳(きんぽう)は、素方(そほう)の提案を受け入れ、料理で段雲嶂(だん・うんしょう)の心を掴む作戦に出ます。彼女は心を込めて昼食を用意しますが、自分で作ったものではありません。それでも段雲嶂(だん・うんしょう)は喜んで食べます。夜、金鳳(きんぽう)は段雲嶂(だん・うんしょう)が料理にあまり反応していないことに気づき、疑問を深めます。素方(そほう)は再び良策を授け、金鳳(きんぽう)に信念を持ち続けるように励まします。

金鳳(きんぽう)の決意

金鳳(きんぽう)は決意を固め、感情の道で勇敢に前進することを誓います。前方に嵐が待っていようと、晴れの日が待っていようと、彼女は前に進むことを決意します。

第18話の感想

第18話は、金鳳(きんぽう)と段雲嶂(だん・うんしょう)の恋模様が大きく進展した回でした。金鳳(きんぽう)は段雲嶂(だん・うんしょう)への想いを自覚し、勇気を出して追求しようと決意します。一方、段雲嶂(だん・うんしょう)は親政を開始し、新たな課題に直面します。

金鳳(きんぽう)の成長が印象的でした。最初は劉歇(りゅう・けつ)に振り回され、自分の気持ちに気づいていませんでしたが、徐々に自分の意志を貫く強さを身につけていきます。段雲嶂(だん・うんしょう)への想いを歌で伝えようとするシーンは、彼女の変化を象徴するものでした。

段雲嶂(だん・うんしょう)は親政という大きな責任を背負い、苦悩する姿が描かれました。玉璽の偽物騒動や、金鳳(きんぽう)との関係など、様々な問題に直面しますが、劉歇(りゅう・けつ)の教えを胸に前進しようとします。

第19話では、金鳳(きんぽう)の恋の行方や、段雲嶂(だん・うんしょう)の親政がどのように進んでいくのかが気になります。

つづく