劉皇后的命令 第2話 あらすじ/ネタバレ

朝陽が差し込む中、劉金鳳(りゅう・きんぽう)は目を覚ます。宮女・素方(そほう)は、陛下が偏殿で待機しており、太后に挨拶に行く準備をするよう伝える。金鳳(きんぽう)は太后が陛下の養母なのかと尋ねるが、素方(そほう)は慌てて否定し、太后は陛下を実子のように大切に思っていると説明する。

準備を整えた金鳳(きんぽう)は空腹を感じ、段雲璋に食事をさせてほしいと懇願する。雲璋は渋々承諾し、太后に報告するよう命じる。食事中、雲璋は金鳳(きんぽう)の身元を尋ねる。金鳳(きんぽう)は劉歇(りゅう・けつ)が自分の私生女を嫁がせたことを明かし、雲璋は金鳳(きんぽう)の粗野な振る舞いに納得する。金鳳(きんぽう)は雲璋に料理を勧めようとするが、宦官に止められる。陛下は御膳房で用意された料理しか食べられないのだ。金鳳(きんぽう)は雲璋が象牙の箸を使っていることに気づき、手紙の内容を思い出す。二人は5年間、魂が通じ合っていたのだ。雲璋は劉歇(りゅう・けつ)の真意がわからず、席を立つ。金鳳(きんぽう)は後を追う。

太后と太妃は、二人が遅れてきたことに気づき、太妃は薬酒の効果が出たと笑う。その頃、段雲重(だん・うんちょう)と公主・雲嫣(うんえん)も皇嫂の様子を見にやってくる。太后は皇嫂の美しさを称賛し、期待を寄せる。すると、劉氏の娘・白玉が謁見を求めてくる。太后は皇后的を呼び捨てにしたことに怒り、宮女は白玉が皇后ではなく、輔相の令牌を持った民女であることを説明する。

白玉は父の命で太后に謁見しに来たが、ちょうど雲璋と金鳳(きんぽう)が到着したところだった。金鳳(きんぽう)は礼儀作法を無視し、軽く会釈するだけで、周囲を驚かせる。太后は不快感を示し、この女性を皇后として認めないと言い放つ。雲璋は劉輔相の意向であり、白玉の責任ではないと説明し、ようやく納得される。金鳳(きんぽう)は白玉にも婚約があるのかと尋ね、白玉は婚約は常に金鳳(きんぽう)と皇上の間にあると答え、今回の訪問は単なる挨拶に過ぎないと笑う。太后は怒りを喜びに変え、金鳳(きんぽう)に多くの褒美を与える。金鳳(きんぽう)は褒美の多さに驚く。太后は雲璋に輔相から学ぶように諭し、他人の奇妙な癖を真似るべきではないと忠告する。金鳳(きんぽう)は雲璋を庇い、雲璋は孤独なので自分が守ると宣言する。雲璋は金鳳(きんぽう)に代わって謝罪し、公務を理由に急いで立ち去る。金鳳(きんぽう)は後を追う。

太后は驚いて気を失いそうになるが、白玉は満足気だ。雲璋は素方(そほう)に金鳳(きんぽう)を香羅殿に送らせる。金鳳(きんぽう)は、手紙の中で雲璋が孤独を訴えていたのに、今は否定していることに疑問を抱く。雲璋は病気を理由に記憶が曖昧だとごまかす。金鳳(きんぽう)は劉歇(りゅう・けつ)の頼りなさに腹を立て、問い詰めようと決意する。婚約が秘密であることを思い出し、劉歇(りゅう・けつ)の狡猾さに感心する。金鳳(きんぽう)は宣郎が皇上であることを明かし、結婚の意思を尋ねる。金鳳(きんぽう)は劉歇(りゅう・けつ)の頼りなさに呆れる。

雲璋は苦笑し、金鳳(きんぽう)が夢中でキスをしようとすると拒否する。金鳳(きんぽう)は無理やりキスをして、嬉しそうに去っていく。香羅殿に戻った金鳳(きんぽう)は、太后からもらった褒美を喜んで眺めていると、白玉が訪ねてくる。金鳳(きんぽう)は親しげに姉さんと呼び、宮殿に遊びに来るように誘う。白玉は皇后の責任は重大であり、品位を保つ必要があると忠告する。

太妃は、白玉を宮殿に入れて雲璋の伴侶にすることを提案し、太后は承諾する。雲璋は宮女に金鳳(きんぽう)を監視するよう命じ、軒宸殿に向かう。金鳳(きんぽう)が枕元に座っているのを見て、自分を想っているのかと尋ねる。金鳳(きんぽう)は否定し、通りかかっただけだと答える。雲璋は金鳳(きんぽう)に軒宸殿への立ち入りを禁じ、箱を開けて手紙とメモを見つける。雲璋に過去の出来事を思い出させる内容で、金鳳(きんぽう)は皇后としての責務を果たすことを誓う。

金鳳(きんぽう)は後宮を巡視しようとするが、暑さのため靴を脱ごうとする。素方(そほう)は皇后としての品位を損なうと止めるが、金鳳(きんぽう)は無視して靴を脱ぎ、走り去る。御厨房に行くと、雲璋の手紙に書かれていた料理を思い出して注文するが、柴鉄舟(さいてっしゅう)はどれも作れない。気まずい雰囲気の中、金鳳(きんぽう)は火を起こそうとして失敗し、さらに混乱を招いてしまう。金鳳(きんぽう)は謝罪する。

訓練場に行くと、侍衛が雲璋のように落ち着いていることを称賛する。腕力測定器を試そうとするが、誤って皇室から贈られた鎧を壊してしまい、謝罪する。さらに御薬房に行くと、精油器を壊してしまい、次々とトラブルを起こしてしまう。

夜、魚長崖(ぎょちょうがい)は劉歇(りゅう・けつ)の屋敷に侵入し、黒胖(こくはん)の手紙を取り戻そうとする。劉歇(りゅう・けつ)は偽物だと嘲笑し、諦めるように言う。魚長崖(ぎょちょうがい)は過去を思い出し、黒胖(こくはん)が逃げなかったら結婚する意思があったのかと尋ねる。黒胖(こくはん)は魚長崖(ぎょちょうがい)が痩せていて好みではないと笑い、魚長崖(ぎょちょうがい)は悔しがる。黒胖(こくはん)は宣郎に嫁いだことを思い出し、複雑な気持ちになる。

第2話の感想

第2話は、劉金鳳(りゅう・きんぽう)と段雲璋の奇妙な関係がさらに深まるエピソードでした。劉金鳳(りゅう・きんぽう)の奔放さと段雲璋の冷静さが対照的で、コミカルなシーンも多くありました。特に、劉金鳳(りゅう・きんぽう)が後宮でトラブルを起こしまくるシーンは、見ていて思わず笑ってしまいました。

一方で、劉金鳳(りゅう・きんぽう)と段雲璋の過去にも触れられ、二人の間に特別な絆があることが示唆されました。手紙の内容や劉金鳳(りゅう・きんぽう)の夢など、謎が深まる展開も気になりました。

また、白玉の登場も印象的でした。劉金鳳(りゅう・きんぽう)と対照的な性格の持ち主である白玉が、今後どのような役割を果たすのか楽しみです。

つづく