『劉皇后の仰せのままに』第22話 あらすじ/ネタバレ
段雲嶂(だん・うんしょう)は劉歇(りゅう・けつ)に祝賀の意を伝え、金鳳(きんぽう)は魚長崖(ぎょちょうがい)と共に宮を抜け出す
段雲嶂(だん・うんしょう)は劉歇(りゅう・けつ)の家に喜事があったことを知り、太后に知られないように祝賀のために向かうことにした。一方、金鳳(きんぽう)は魚長崖(ぎょちょうがい)に連れられて宮を抜け出し、病気を治すために外に出ようとする。しかし、途中で段雲重(だん・うんちょう)に遭遇し、金鳳(きんぽう)は咄嗟に魚長崖(ぎょちょうがい)の後ろに隠れる。魚長崖(ぎょちょうがい)は機転を利かせて雲重(うんちょう)を気絶させ、二人で逃げ出す。
劉歇(りゅう・けつ)の家に到着し、金鳳(きんぽう)は(えい・ふく)が縛られているのを見て激怒する
劉府に到着すると、家の中は祝い事で賑わっており、人々は劉歇(りゅう・けつ)が新しい側室を迎えたことを噂していた。その側室は輔相よりも20歳も若く、美しい女性だった。金鳳(きんぽう)は父親が母親を裏切ったと思い、怒りながら家の中へ入る。すると、母親の(えい・ふく)が木に縛られ、口から血を流している姿を発見する。金鳳(きんぽう)は側室が(えい・ふく)を虐待したと思い込み、激怒する。
(えい・ふく)は誤解を解き、劉歇(りゅう・けつ)は民衆の不満を鎮めるために税を免除する
(えい・ふく)が目を覚ますと、金鳳(きんぽう)は劉歇(りゅう・けつ)に詰め寄ろうとする。しかし、今日は劉歇(りゅう・けつ)の母親の60歳の誕生日であり、すべては誤解だったことが判明する。(えい・ふく)は念のため自らを縛っており、口の血は辛いものを食べたために出たものだった。劉歇(りゅう・けつ)は二人に確認もせずに結論を急いだことを叱責する。その頃、段雲嶂(だん・うんしょう)が訪ねてくる。
段雲嶂(だん・うんしょう)は劉歇(りゅう・けつ)に約束通り民衆の不満を鎮め、魏(ぎ)太傅らを解放するよう促す。劉歇(りゅう・けつ)は税を増やすことを提案するが、民衆は反対する。段雲嶂(だん・うんしょう)は朝廷の大臣たちの不正の証拠を握っており、劉歇(りゅう・けつ)に今年度の税を免除し、魏(ぎ)太傅らをすぐに解放するよう迫る。
金鳳(きんぽう)は段雲嶂(だん・うんしょう)との同席を前に宝物探しを決意する
金鳳(きんぽう)は10日後に段雲嶂(だん・うんしょう)と同じ殿で太后の命令を受けることになることを知り、事前に宝物を探すことを決意する。夜、段雲嶂(だん・うんしょう)と金鳳(きんぽう)はワインを飲み、金鳳(きんぽう)は段雲嶂(だん・うんしょう)の体から宝物を探そうとするが、見つからない。そこで金鳳(きんぽう)は段雲嶂(だん・うんしょう)にマッサージをするが、「正骨」の意味を誤解し、誤解が生じる。
白玉は皇后になることを決意し、段雲重(だん・うんちょう)は白玉に手作りのおもちゃを贈る
宮廷では白玉が酒を飲んで憂さを晴らしていた。そこへ段雲重(だん・うんちょう)が現れ、白玉は皇后になることでしか自分を証明できないと話す。雲重(うんちょう)はかつて白玉を誤解していたが、必ず娶ると約束し、手作りのおもちゃを贈る。
段雲嶂(だん・うんしょう)は金鳳(きんぽう)に満足のいく恋愛体験をさせることにする
段雲嶂(だん・うんしょう)は金鳳(きんぽう)が恋愛過程を望んでいることを知り、彼女に満足のいく体験をさせることを決意する。二人は寝宮の外でロマンチックな夜を過ごす。しかし、御史台管賢士(かんけんし)に盗み見され、記録されてしまう。翌日、金鳳(きんぽう)は唇が腫れたため御医を呼ぶ。太后はこれを聞いて大喜びし、皇子が生まれると期待する。
魚長崖(ぎょちょうがい)は宝物を探すために軒宸殿に忍び込む
一方、魚長崖(ぎょちょうがい)は匿名の手紙を受け取り、軒宸殿に忍び込む。魚長崖(ぎょちょうがい)は迷香を使って段雲嶂(だん・うんしょう)と金鳳(きんぽう)を眠らせ、宝物を探そうとする。二人が眠っているのを見て、魚長崖(ぎょちょうがい)は怒りを抑えきれず、段雲嶂(だん・うんしょう)に襲いかかろうとするが、最終的に我慢して宝探しを続ける。
第22話の感想
第22話は、物語が大きく動き出す重要な回でした。劉歇(りゅう・けつ)の母親の60歳の誕生日を祝う場面では、誤解から生まれる騒動や、段雲嶂(だん・うんしょう)の劉歇(りゅう・けつ)への圧力など、様々な要素が絡み合って展開していきました。
特に印象に残ったのは、金鳳(きんぽう)と段雲嶂(だん・うんしょう)の夜のシーンです。二人は寝宮の外でロマンチックな時間を過ごし、金鳳(きんぽう)は満足のいく恋愛体験をしたように見えました。しかし、その様子を御史台管賢士(かんけんし)に盗み見され、記録されてしまったことは、今後の展開に大きな影響を与える可能性があります。
また、魚長崖(ぎょちょうがい)が匿名の手紙を受け取り、軒宸殿に忍び込むシーンも気になりました。彼は宝物を探すために段雲嶂(だん・うんしょう)と金鳳(きんぽう)を眠らせましたが、最終的に宝物を手に入れることはできたのでしょうか。今後の展開が楽しみです。
つづく