『劉皇后的仰せのままに』第26話 あらすじ/ネタバレ
段攏月(だん・ろうげつ)は雲嶂のために占いを行い、彼の身の回りには悪人がいるので注意が必要だと警告します。金鳳(きんぽう)は占いを求めますが、攏月は1人につき1年に2回までと制限しており、金鳳(きんぽう)は雲嶂に翌年の占いを譲るように頼みます。雲嶂はそれを承諾し、金鳳(きんぽう)は凶兆の卦を得ます。攏月は犬や散髪を避けるように忠告します。
劉歇(りゅう・けつ)は皇家国宴への招待を受け、(えい・ふく)を同行させようとします。彼は金鳳(きんぽう)を人質に(えい・ふく)を脅迫し、(えい・ふく)は渋々承諾します。
雲重(うんちょう)は国宴の準備で九龍吐珠の仕掛けをしており、白玉も参加しています。突然、火薬の事故が発生し、雲重(うんちょう)は白玉をテーブルの下に押し込んで守ります。事後、白玉は雲重(うんちょう)の軽率さを叱責しますが、雲重(うんちょう)は救命行為だと弁明し、2人は「共患難」を経験したため、白玉に常に監視役としてそばにいてほしいと要求します。
徐(じょ)太妃は太后を慕顔宮に連れて行き、火山泥の美容効果を称賛し、店主と交渉して割引を要求しますが、失敗します。魚長崖(ぎょちょうがい)は慕顔宮に異変が起きると聞き、警戒を強めます。
劉歇(りゅう・けつ)は魚長崖(ぎょちょうがい)に乳猪を(えい・ふく)に届けるように頼みます。(えい・ふく)はそれを受け取り、人や寵愛を受ける者との付き合い方について寓話を語ります。
国典の日、雲嶂は錦囊と衣服を金鳳(きんぽう)に贈り、朝拝への対応を助けます。金鳳(きんぽう)は錦囊のおかげで適切な振る舞いを見せ、太后と徐(じょ)太妃は大喜びします。
劉二夫人は白玉と雲重(うんちょう)が親しくしていることを聞き、侍女に様子を探らせます。
西玥(せいげつ)の女使は美顔の秘法を献上し、劉歇(りゅう・けつ)に国宴への参加を要請します。劉歇(りゅう・けつ)は家事を理由に国宴を辞退し、(えい・ふく)を連れて外出します。
劉二夫人は金鳳(きんぽう)と魚長崖(ぎょちょうがい)を犬の群れに閉じ込め、金鳳(きんぽう)に罪をなすりつけます。雲嶂は焦って2人を探し、金鳳(きんぽう)が閉じ込められていることを知って怒り狂います。
雲重(うんちょう)は九龍吐珠を披露し、雲嶂が仕掛けを起動しようとしたその時、皇后が倒れたとの知らせが入ります。皆が駆けつけると、金鳳(きんぽう)と魚長崖(ぎょちょうがい)が犬の群れに囲まれ、金鳳(きんぽう)は怪我をして意識不明の状態でした。御医は驚吓による高熱と診断し、心薬が必要だと告げます。雲嶂は献身的に金鳳(きんぽう)の看病をし、魚長崖(ぎょちょうがい)は仙葩(せんぱ)村の百衲衣(ひゃくのうい)が心病に効くことを伝えます。
(えい・ふく)は金鳳(きんぽう)が幼い頃に牛に驚かされ、百衲衣(ひゃくのうい)で治癒したことを思い出し、自分で作ろうとします。劉歇(りゅう・けつ)はそれを止め、金鳳(きんぽう)のために策を練っている者もいるので、病気が治ればわかるだろうと言います。
第26話感想
第26話は、緊張感と感動の両方が詰まった、見応えのあるエピソードでした。特に、金鳳(きんぽう)と雲嶂の絆が深まるシーンは胸を打つものがありました。金鳳(きんぽう)が犬の群れに閉じ込められ、重傷を負った際には、雲嶂の必死の看病に心が温まりました。また、(えい・ふく)が金鳳(きんぽう)のために百衲衣(ひゃくのうい)を作ろうとするシーンは、友情の深さを改めて感じさせられました。
一方、劉二夫人の陰謀や、皇后の倒れた原因など、謎が深まる展開も気になりました。次回の展開が楽しみです。
つづく