劉皇后之命 第31話 あらすじ/ネタバレ

劉歇(りゅう・けつ)は金鳳(きんぽう)のもとを訪れ、彼女が劉金鳳(りゅう・きんぽう)の役割を果たすことができれば、皇后としての責務も果たすことができると告げる。同時に、朱将軍率いる5000人の西玥(せいげつ)の勇士が宮門の外で待機しており、陛下が和親を拒否した場合、西玥(せいげつ)軍は戦うことを厭わないと伝える。金鳳(きんぽう)は、劉歇(りゅう・けつ)が段雲嶂(だん・うんしょう)の側室を迎えることを間接的に強要していると考え、激怒して彼を追い出す。

黎遠(れい・えん)は緊急の報告を受け、劉歇(りゅう・けつ)が東皓の守備軍を30里撤退させただけでなく、皇帝が派遣した援軍の聖旨を没収したことを知る。黎遠(れい・えん)は、劉歇(りゅう・けつ)が自分だけが城を手に入れようとしていると思い込んでいると嘲笑するが、彼の真の狙いは東皓全体にあることを知らない。また、京城的密偵から、廃太子黎崖が確かに京城にいるが、行方がわからず、捜索しても見つからないという報告を受ける。

魚長崖(ぎょちょうがい)は密偵と共に黎遠(れい・えん)の軍営の外に潜伏し、密偵は黎遠(れい・えん)の意図が測りかね、大軍が迫る中で魚長崖(ぎょちょうがい)の復辟が不可能になるのではないかと心配する。魚長崖(ぎょちょうがい)は、重要な名簿さえ手に入れ、黎遠(れい・えん)の宮中の勢力を一掃できれば、自分たちが主導権を握ることができ、残りのことはすべて劉歇(りゅう・けつ)の計画によると主張する。しかし、金鳳(きんぽう)が突然騎馬で乗り込んできて、2人はその様子を見るものの、どうすることもできず、金鳳(きんぽう)は捕らえられてしまう。

段雲嶂(だん・うんしょう)は金鳳(きんぽう)が残した絵から彼女の行方を推測し、彼女が西玥(せいげつ)の軍営に向かったと判断して、彼女の身に何かあったのではないかと心配する。一方、西玥(せいげつ)の軍営にいる金鳳(きんぽう)は、烤羊の技術で兵士たちの尊敬と親しみを獲得し、彼女の振る舞いは兵士たちに故郷を思い出させる。

夜が訪れ、段雲嶂(だん・うんしょう)は劉歇(りゅう・けつ)を宮中に呼び戻して対策を協議する。途中、劉歇(りゅう・けつ)は乾羅殿から聞こえてくる琴の音に耳を傾け、何かを考えている。段雲嶂(だん・うんしょう)の不安に対して、劉歇(りゅう・けつ)は和親問題はそれほど複雑ではないかもしれないと淡々と答える。

金鳳(きんぽう)は軍営で兵士たちと烤羊肉を分け合い、彼らの要請に応じて月埙を吹く。故郷を思う曲は兵士たちの涙を誘い、彼らは平和と故郷への帰還を願う気持ちを口々に述べる。黎遠(れい・えん)と朱談(しゅ・だん)はそれを聞いて出てきて、逃亡しようとした兵士たちを厳しく罰する。金鳳(きんぽう)は立ち上がり、彼らの冷酷さを非難する。黎遠(れい・えん)は、東皓が女性を送り込んで軍の士気を下げようとしていると嘲笑い、金鳳(きんぽう)を再び幽閉する。

翌日、段雲嶂(だん・うんしょう)は西玥(せいげつ)からの招待状を受け取り、単独で赴くように求められる。劉歇(りゅう・けつ)は、金鳳(きんぽう)と東皓の面目を救うために、彼に赴くよう強く勧める。一方、魚長崖(ぎょちょうがい)は金鳳(きんぽう)を救出しようとするが、拒否される。魚長崖(ぎょちょうがい)は捕らえられてしまい、朱談(しゅ・だん)が現れて彼を「太子兄」と呼び、自分の身をもって両国の平和を実現したいと告げるが、金鳳(きんぽう)は犠牲を払っての平和はあり得ないと反論する。

段雲嶂(だん・うんしょう)は単身で宴会に出席し、黎遠(れい・えん)の威逼利誘に巧みに対応する。彼は金鳳(きんぽう)の西玥(せいげつ)の血統を利用して、和親の危機を巧みに回避し、先皇の遺訓を借りて平和に対する深い理解を述べ、兵士たちの共感を呼び、彼らは平和を望み、これ以上戦いたくないと口々に述べる。

最終的に、段雲嶂(だん・うんしょう)は金鳳(きんぽう)を連れて凱旋し、両国の危機は解決される。同時に、雲重(うんちょう)も聘礼と聖旨を持って白玉家に求婚し、2人は結ばれて祁王と祁王妃となり、新しい人生の章を開く。

段雲嶂(だん・うんしょう)と金鳳(きんぽう)は宮中で対局し、金鳳(きんぽう)は棋を比喩に用いて、たとえ劉歇(りゅう・けつ)が障害となったとしても、段雲嶂(だん・うんしょう)を選ぶという揺るぎない支持を表明する。その時、栓子(せんし)が太后が毒殺されたと急報し、新たな波乱が巻き起こるが、この物語の中で、愛と知恵の光は前進への道を照らしている。

第31話:愛と知恵の光

第31話は、物語を大きく前進させる重要なエピソードでした。劉歇(りゅう・けつ)と金鳳(きんぽう)の揺るぎない絆、段雲嶂(だん・うんしょう)の知略と勇気、黎遠(れい・えん)の冷酷さ、そして魚長崖(ぎょちょうがい)の復讐への執念など、さまざまなキャラクターの個性が際立っていました。

特に印象的だったのは、金鳳(きんぽう)の勇気と信念です。彼女は、自分の命を危険にさらしてまで、黎遠(れい・えん)の冷酷な支配に立ち向かいました。また、段雲嶂(だん・うんしょう)の知略も光っていました。彼は、単身で西玥(せいげつ)の宴会に出席し、巧みな話術で黎遠(れい・えん)を説得することに成功しました。

第31話では、物語の結末がどうなるのか、まだ不確定な要素が残されています。しかし、愛と知恵の光が前進への道を照らしていることは間違いありません。

つづく