『劉皇后之命』 第7話 あらすじ/ネタバレ

劉歇(りゅう・けつ)と段雲璋の対決は、劉歇(りゅう・けつ)の勝利に終わった。敗北した段雲璋は捕らえられ、劉歇(りゅう・けつ)は彼に「服従するか」と問う。しかし、段雲璋は挑発的に劉歇(りゅう・けつ)に攻撃を命じる。その瞬間、柴鉄舟(さいてっしゅう)が肅静唐を呼び寄せ、ちょうど温泉に到着した金鳳(きんぽう)母娘は、この光景を目撃する。激昂した段雲璋は劉歇(りゅう・けつ)に弓兵を向けるが、劉歇(りゅう・けつ)は巧みにそれを回避し、もはや脅威ではないと告げる。(えい・ふく)が介入し、事態の悪化を防ぐために二人を現場から連れ出す。

その後、劉歇(りゅう・けつ)は宮殿で段雲璋の治療を行い、両者が共倒れになることを避けるために、平和共存の重要性を説く。

温泉では、金鳳(きんぽう)は自分が段雲璋の策略に利用されていたことに気づく。(えい・ふく)は、金鳳(きんぽう)に別の見方を示唆し、感情と責任の間で、段雲璋にも苦悩があるかもしれないと諭す。

晩餐の席で、金鳳(きんぽう)は段雲璋への警戒を強め、彼の近づくのを拒否する。段雲璋は皇后に体調不良を訴え、雰囲気を和らげようと試みる。金鳳(きんぽう)は席を立ち、段雲璋は彼女を追いかける。二人は人目を避けた場所で話し合う。金鳳(きんぽう)は段雲璋の欺瞞を責め、段雲璋は計画は前からあったことを認めるが、金鳳(きんぽう)への個人的な感情を弄んだことは否定する。金鳳(きんぽう)は彼の偽善と冷酷さを非難し、段雲璋はすべては権謀術数のためだと主張し、金鳳(きんぽう)に宮殿から出るための腰牌を渡して決別を告げる。

段雲璋は皇后の体調不良を理由に席を立ち、劉歇(りゅう・けつ)夫婦も後に続く。劉歇(りゅう・けつ)は帰路で車駕を占拠され、馬に乗って屋敷に戻る。(えい・ふく)は同行を拒否し、以前の約束を守ることを主張するが、劉歇(りゅう・けつ)は夜が遅いことを理由に強引に彼女を屋敷に連れ戻し、翌日話し合うことを約束する。

段雲璋は劉歇(りゅう・けつ)の行動に困惑し、自ら調査に乗り出す。一方、劉歇(りゅう・けつ)の屋敷では、金鳳(きんぽう)は(えい・ふく)の古いラブレターを発見し、劉歇(りゅう・けつ)の欺瞞を責める。劉歇(りゅう・けつ)は仕方なく認め、金鳳(きんぽう)と段雲璋の相性を理由に彼女をなだめようとするが、金鳳(きんぽう)は怒って立ち去る。劉歇(りゅう・けつ)は(えい・ふく)を人質に取って金鳳(きんぽう)を妥協させる。

(えい・ふく)は逃げ出そうとするが、劉歇(りゅう・けつ)は怪我を理由に彼女を引き止める。一方、白玉母娘も屋敷の混乱を恐れて逃亡を計画する。劉歇(りゅう・けつ)は白玉母娘と偶然出会い、彼女たちを宮殿に入れて金鳳(きんぽう)の監視を命じる。

金鳳(きんぽう)は香羅殿で酒に溺れ、段雲璋は自分の言動を反省する。金鳳(きんぽう)が欽天台に行ったことを知った段雲璋は急いで彼女を探しに行き、金鳳(きんぽう)が酔って倒れているのを発見する。複雑な思いが胸をよぎる段雲璋は、段攏月(だん・ろうげつ)の提案に従い、金鳳(きんぽう)を背負って長い階段を上る。この複雑な感情のもつれについて、彼はより深い理解を得る。

第7話の感想

第7話は、劉歇(りゅう・けつ)と段雲璋の対決がついに決着を迎える重要な回でした。劉歇(りゅう・けつ)の勝利は、彼の策略と冷静な判断力の勝利であり、段雲璋の敗北は、彼の衝動性と短慮さを露呈しました。

この回では、金鳳(きんぽう)の成長も描かれました。彼女は段雲璋の策略に利用されたことに気づき、彼への不信感を強めます。また、劉歇(りゅう・けつ)の欺瞞にも気づき、彼への失望を募らせます。しかし、彼女はこれらの困難を乗り越え、自立していく決意を固めます。

つづく