千古の愛、天上の詩 第10話 あらすじ/ネタバレ

遥か昔、九幽の地。

上古(じょうこ)の力は混沌の花から得られ、魔族との戦いで苦戦していた。しかし、白玦(はくけつ)真神が元神で助け、上古(じょうこ)は怪我を癒し、魔族を撃退する。上古(じょうこ)が眠る中、白玦(はくけつ)は彼女の深い愛情を感じ、彼女が主神を継承した時に想いを伝えようと誓う。

一方、月弥(げつび)と天啓(てんけい)も上古(じょうこ)を心配していた。

暮光(ぼこう)が現れ、修炼の第四の境地に達したことを報告する。天啓(てんけい)は最初は批判的だったが、助け舟を出して経脈を助け、暮光(ぼこう)の修炼を加速させた。暮光(ぼこう)は天啓(てんけい)に感謝し、古君(こくん)と切磋琢磨することに。蕪浣(ぶかん)は朝聖殿の管理に苦労していたが、古君(こくん)のアドバイスで解決し、笑顔で茶を淹れる。

雪迎(ゆきむかえ)は九幽に追放され、屈辱を味わう。

彼女は神界に凱旋することを誓う。上古(じょうこ)は九幽で努力を続け、白玦(はくけつ)の助けもあり、力が成長する。

月弥(げつび)の十万歳の誕生日が近づき、天啓(てんけい)は山海の異変を伝える。

混沌の力が満ち、上古が神界に帰還する兆しだった。月弥(げつび)と暮光(ぼこう)は喜び、古君(こくん)に報告する。蕪浣(ぶかん)は長年の経験で朝聖殿を完璧に管理し、威厳さえ漂わせていた。古君(こくん)と暮光(ぼこう)は彼女の厳しさを認めるが、管理能力も認める。上古の帰還を聞くと、蕪浣(ぶかん)は驚愕する。

九幽では、上古が玄一(げんいつ)の部下と戦い、護神之源を守る。

護神之源は三界の宝物であり、上古は混沌の力を完全に理解する。彼女は山海を動かす力を持つ。白玦(はくけつ)は上古を助けるために元神を離れ、雪迎(ゆきむかえ)はそれを目撃する。雪迎(ゆきむかえ)の行動は玄一(げんいつ)の耳に入り、彼は雪迎(ゆきむかえ)と上古の確執を利用して騒動を起こそうと企む。

上古は九幽から脱出し、玄一(げんいつ)に別れを告げる。

玄一(げんいつ)は神界の愚かさを笑い、天命こそが最大の敵だと考える。彼は墨羽(ぼくう)を紅い森に送り、窮奇 (きゅうき)の封印を解き、雪迎(ゆきむかえ)を操って神界を混乱させようとする。

天啓(てんけい)と白玦(はくけつ)は九幽の結界の外で上古を待つ。

白玦は元神が離れているため弱っている。天啓(てんけい)はそれを察知し、上古への想いを疑う。二人が対峙していると、上古が九幽を脱出したとの知らせが入る。その瞬間、雪迎が墨羽(ぼくう)を助け、窮奇 (きゅうき)が封印を破って神界に侵入する。神々は抵抗するが、苦戦する。

その時、上古が混沌の力と共に帰還する。

古帝剣を掲げた彼女は、千年の修行を経て、王者としての風格を漂わせていた。上古は三界の平和を守ることを誓う。

第10話の感想

第10話は、物語が大きく動き出す重要なエピソードでした。上古の成長、白玦の深い愛情、そして玄一(げんいつ)の陰謀など、見どころ満載でした。

特に印象的だったのは、上古の九幽での修行です。彼女は過酷な環境の中で努力を重ね、混沌の力を完全に理解しました。その姿は、まさに不屈の精神の持ち主です。

また、白玦の献身的な愛にも感動しました。彼は上古を助けるために、自分の元神を離れるという危険な選択をしました。彼の深い愛情は、上古の心を強く支えていたと思います。

しかし、玄一の陰謀は大きな脅威です。彼は雪迎を利用して神界を混乱させようとしています。上古は、この危機を乗り越えることができるのでしょうか?

つづく