千古の愛、天上の詩 第16話 あらすじ/ネタバレ

白玦(はくけつ)の想い

白玦(はくけつ)は手首飾を残し、上古(じょうこ)がこのまま死ぬことを許さない。三界が存在する限り、混沌の主神である上古(じょうこ)も存在すべきだ。白玦(はくけつ)は本能を消耗して、上古(じょうこ)の最後の神識を残そうとする。上古(じょうこ)の犠牲によって混沌の劫は消滅したが、玄一(げんいつ)は七万年間の苦しみを晴らすため、神界を攻め落とそうとする。白玦(はくけつ)と炙陽(せきよう)は、上古(じょうこ)の死と玄一(げんいつ)は関係があると推測する。すべては玄一(げんいつ)の策略だった。

玄一(げんいつ)の野望

玄一(げんいつ)は魔族を率いて神界に出兵する。炙陽(せきよう)と白玦(はくけつ)は神兵を率いて抵抗する。すべての神君が力を合わせて戦う。雪迎(ゆきむかえ)は玄一の目的を知り、白玦を心から愛する彼女は、白玦に危害が及ばないように、墨羽(ぼくう)を奇襲する。自分の本源の力で墨羽(ぼくう)と死闘を繰り広げる。一方、玄一は白玦を重傷を負わせる。すべての神君が白玦を守り、玄一は白玦を三界から消し去ろうとする。三界にはもう神は必要ないと考える。しかし、玄一は神々の団結の力を過小評価していた。神々は次々と元神で白玦を守り、紅日(こうじつ)は本源の力で白玦を助けて玄一の神力を破る。白玦は自分の手で玄一を倒す。

六万年の時を経て

六万年後、三界は新しいルールを定めた。仙界の上にはかつて神界があり、上古界と呼ばれていた。しかし、六万年前の混沌の劫で、上古の神々はほとんど滅亡した。主神が残した混沌の力は人間界を形成し、魔族を討伐した仙界や妖界に代わって新しい三界となった。新しい三界は本来は友好に共存すべきだったが、過去の妖神滅世の因縁から、仙妖両族は六万年にわたって争い続けてきた。今ではどちらが正しくてどちらが悪いかはわからない。妖界には妖皇の森簡(しんかん)という半神しか残っていないが、現在の仙界には四人の上位神がいる。上位三神はすべて上古の神々の末裔だが、四番目の上位神の由来は、天界を震撼させたある結婚から語られる。

衝撃の事実

天宮では、天君の座は金龍の血を引く暮光(ぼこう)上神が継承し、天后(てんこう)は鳳族の族長である蕪浣(ぶかん)が務めている。今日は暮光(ぼこう)が蕪浣(ぶかん)を娶る日だ。古君(こくん)は二人とは何年も前に不仲になっていたが、今回参列した際に、天后(てんこう)との間に後池(こうち)という娘がいることを発表し、司命の霊涓に娘の命運を占ってもらいたいと申し出る。仙人们はざわめき、霊涓は古君(こくん)が持ってきた卵から後池(こうち)が上位神であることを告げ、人々を驚かせ、後池(こうち)が天界に留まることを正当化した。

後池(こうち)の覚醒

後池(こうち)は卵から孵化した。彼女はすでに一万年間修行しているが、霊力は低いままだった。そのため、彼女はいつも悩んでいた。当初、後池は古君(こくん)が住む清池宮の鳳柒(ほうしち)に頼んで法術を学んでもらっていた。鳳柒(ほうしち)は約束通り後池の霊力を試したところ、後池は自分の霊力が大きく進歩していることに驚き、鳳柒(ほうしち)の試練を突破して、満面の笑みを浮かべた。

第16話 感想

第16話は、白玦と上古の愛の深さを改めて感じさせる回でした。白玦は上古を救うために自分の本能を消耗し、上古は三界を守るために命を落としました。二人の愛は、三界の神々を動かし、玄一を倒す原動力となりました。

また、六万年後の三界の様子も描かれました。新しい三界は、仙妖両族の争いが絶えない不安定な状態です。そんな中、古君(こくん)と蕪浣(ぶかん)の娘である後池が登場しました。後池は上位神であり、三界の未来を左右する存在となるでしょう。

つづく