千古の愛、天上の詩 第3話 あらすじ/ネタバレ
上古(じょうこ)の力が強くなるにつれ、白玦(はくけつ)の昔のやり方が効かなくなりました。白玦(はくけつ)は神界に戻り、天啓(てんけい)と炙陽(せきよう)から上古(じょうこ)を大切にするように言われます。白玦(はくけつ)は上古(じょうこ)のために4つの神器、鳳凰羽、玄亀甲、奇龍角、玄金鉄を用意します。上古(じょうこ)の神脈が開かれたことを聞いた天啓(てんけい)と炙陽(せきよう)は驚き、炙陽(せきよう)は3つの神器を与えますが、玄金鉄は北海にあるため、白玦(はくけつ)が取りに行く必要があります。出発前に、炙陽(せきよう)は上古(じょうこ)の神脈が開かれたことで天劫が訪れると警告します。
上古は竹林で剣を振るっていましたが、魔族が襲ってきます。上古は自分の力を過信して、紅日(こうじつ)の忠告を無視して戦います。その瞬間、天劫が訪れます。白玦(はくけつ)は駆けつけて上古を守り、天劫を受けます。白玦は上古に何も言いませんでしたが、上古は自分の運命が特別だと勘違いします。雷劫の後、白玦は4つの神器を使って上古のために法器を作りますが、力尽きて倒れてしまいます。
九幽にいる玄一(げんいつ)は、白玦が上古のために天劫を受け、神器を作ったことを知り、興味を持ちます。天啓(てんけい)は上古に1万年の猶予を与えていましたが、白玦は数ヶ月で上古の神脈を開かせました。玄一(げんいつ)は白玦に会いたいと考えます。
白玦が昏睡している間、紅日(こうじつ)は上古に、白玦が49の雷を受け、重傷を負いながらも神器を作り続けたことを話します。上古は白玦に感謝し、直接神力を与えることができないため、キスをして神力を与えます。
瞭望山の結界が破られ、玄一(げんいつ)が侵入してきます。白玦は目を覚まし、天啓(てんけい)が自分を助けてくれたと思い込み、上古が無事で安心します。この出来事をきっかけに、上古は白玦に正式に弟子入りし、修行に励みます。
魔族が再び瞭望山を襲い、白玦は誘い出され、上古は捕らわれてしまいます。白玦は九幽に突入し、上古と共に魔尊玄一(げんいつ)と戦います。玄一(げんいつ)は白玦を誘い出し、上古を連れ去ります。上古は白玦の言葉を覚えて、玄一の目を避けようとしますが、玄一が白玦の気持ちについて話したことで、幻術にかかってしまいます。白玦は幻術を破って上古を救います。玄一は白玦の深い愛情を見て、万年の恨みを持っていても心を揺さぶられます。
白玦は上古を連れて九幽から脱出しようとしますが、力不足のため、上古だけを先に逃がします。上古は去るときに、天啓(てんけい)と炙陽(せきよう)の姿を見て、すべてが白玦の計画だったことに気づきます。九幽の結界が破られたため、天啓(てんけい)と炙陽が計画通りに現れ、3人で協力して祖神の残した縛神陣を起動させ、玄一を一時的に封印します。
上古は白玦に不信感を抱き、自分がただの駒だったと感じます。白玦が天劫を受けたり、神器を作ったりしたのは、すべて計算だったと気づきます。しかし、白玦の行動は玄一の計画の一部であり、祖神の最後の防衛線を誘い出すためのものでした。上古は混沌の力を得るために再び九幽を訪れる必要があり、玄一はそれを待っています。
第3話の感想
第3話は、白玦と上古の関係が大きく進展する重要な回でした。白玦は上古のために様々なことをし、上古も白玦に感謝の気持ちを抱くようになります。しかし、白玦の行動はすべて計算だったことが明らかになり、上古は不信感を抱きます。
白玦の行動は一見冷酷に見えますが、実際には上古を守るためのものだったことがわかります。玄一は非常に強力な敵であり、白玦は上古を巻き込まないようにするために一人で戦おうとしていました。
第3話のラストは、上古が再び九幽を訪れる決意をするシーンで終わります。上古は混沌の力を得るために、玄一との戦いに挑むことになります。
つづく