千古の愛、天上の詩 第45話 あらすじ/ネタバレ

蕪浣(ぶかん)の告白と上古(じょうこ)の決断

蕪浣(ぶかん)は上古(じょうこ)に鳳焰(ほうえん)と梧夕(ごゆう)の真実を明かし、責任を逃れようとします。しかし上古(じょうこ)は真相を確かめることができず、6万年にわたる主従の情を断ち切ります。蕪浣(ぶかん)には神界への立ち入りを禁じます。

上古(じょうこ)の贈り物と景昭(けいしょう)の来訪

上古(じょうこ)は寿宴で元啓(げんき)を探し、東華(とうか)に自身が作った渡劫丹を贈ります。この丹药は東華(とうか)を神君の位に押し上げる力を持つものでした。上古は神界を再建する意思を表明し、東華(とうか)が神となった暁には朝聖殿で共に話し合いたいと約束します。

景昭(けいしょう)公主は上古に謁見を求めますが、上古は相手にしません。そのとき蕪浣(ぶかん)が現れ、上古は元啓(げんき)のために蕪浣(ぶかん)を罰します。

天啓(てんけい)の動きと上古の決意

元啓(げんき)は瞭望山での出来事を天啓(てんけい)に報告します。天啓(てんけい)は蕪浣(ぶかん)を憎んでおり、彼女の屈辱を喜びます。上古は天啓(てんけい)の動きを監視するよう元啓(げんき)に命じます。

暮光(ぼこう)は上古の復活を喜びますが、修行を邪魔しないために直接会いません。鳳女(ほうじょ)の行方を尋ねますが、蕪浣(ぶかん)は知らないと装います。暮光(ぼこう)は蒼穹界へ向かい、鳳女(ほうじょ)の情報があればすぐに報告するよう蕪浣(ぶかん)に命じます。

蕪浣(ぶかん)は鳳女(ほうじょ)を羅刹地へ向かわせ、魔界の力を借りて三大真神の力を弱めようと企みます。

上古の失望と白玦(はくけつ)の決意

元啓(げんき)は天啓(てんけい)が白玦(はくけつ)と会い、古帝剣を渡したことを報告します。上古は白玦(はくけつ)を追いかけ、二人が話しているのを聞きます。天啓(てんけい)は景昭(けいしょう)が後池(こうち)の秘密を漏らしたことを白玦(はくけつ)に伝え、上古との関係を断つよう促します。白玦(はくけつ)は同意します。

上古は白玦に剣を返そうとしますが、白玦に追い返されます。白玦は過去の情は終わったと言い、上古が執着するなら昔の夢をもう一度見せてあげると告げます。上古は失望して去ります。

暮光(ぼこう)と森羽(しんう)は蒼穹界で意見が対立します。白玦は上古がまだいることを知り、舞姫を名目に宴を開きます。上古は宴会に忍び込み、暮光(ぼこう)と森羽(しんう)の会話を聞きます。上古は自分の正体を明かし、宴を中断させます。

宴の後、上古は白玦に酒を注ぎ、彼の傷が元啓の母によるものだと推測します。九幽での白玦への思いを振り返り、目の前の白玦への愛は薄れていきます。白玦は上古の去り際に涙を流します。

蕪浣(ぶかん)の企みと上古の決別

蕪浣(ぶかん)は景昭(けいしょう)を天宮に呼び、白玦が景昭(けいしょう)を罰したことを告げます。蕪浣は景昭(けいしょう)に自立を促します。

上古が蒼穹界を去ろうとすると、景昭(けいしょう)が現れ、清穆(せいぼく)と後池(こうち)のことで取引を持ちかけます。上古は拒否しますが、三首火竜が白玦に真実を伝えます。白玦は駆けつけ、清穆(せいぼく)と後池(こうち)の関係を冷たく語ります。上古は白玦と元啓に失望し、白玦への思いを断ち切ります。

しかし、白玦は長年上古を守り、鳳染(ほうせん)となって元啓に寄り添っていました。彼の深い愛情は言葉には出さず、上古を陰ながら守っていたのです。

第45話の感想

第45話は、上古と白玦の関係に大きな変化が訪れた重要な回でした。上古は蕪浣の策略によって白玦への不信感を募らせ、白玦もまた上古を突き放すような言動をとります。二人はすれ違いを続け、ついに上古は白玦への思いを断ち切ります。

しかし、白玦は上古への深い愛情を秘めたまま、陰ながら彼女を守り続けていました。彼の無償の愛は、視聴者に深い感動を与えました。

つづく