千古の愛、天上の詩 第5話 あらすじ/ネタバレ

神界

広大な神界で、幼い頃の辛い経験から心を閉ざし、孤独を好む白玦(はくけつ)。そんな彼の心を、温かく優しい女神である上古(じょうこ)がそっと溶かしていく。人との繋がりを信じ、白玦(はくけつ)と共にどんな困難も乗り越えようと誓う上古(じょうこ)。彼女の温もりに触れた白玦(はくけつ)は、思わず彼女を強く抱きしめ、二人は心を通わせる。

一方、天啓(てんけい)は自分の行動が炙陽(せきよう)に咎められるのではないかと不安に駆られていた。月弥(げつび)は彼を慰めようとするが、天啓(てんけい)の心が上古(じょうこ)に向いていることを知り、悲しみに暮れる。日神(にっしん)と月夜(げつや)も姻縁神の誤解により関係がこじれ、天啓(てんけい)と月弥(げつび)も巻き込まれていく。

普華(ふか)は善意から宴会の相手を間違え、天啓(てんけい)と上古を結びつけようと画策するが、白玦を天啓(てんけい)と勘違いしてしまう。白玦は怒ることもなく、真神の縁談に口出しするなと普華(ふか)を厳しく戒め、この件を秘密にするよう命じる。

夜、白玦は眠っている上古を寝殿に連れ帰る。この様子を見た神々は、白玦の想いが誰に向けられているのかと噂し合う。鋭い洞察力を持つ雪迎(ゆきむかえ)だけが、上古の衣服から真実を見抜く。

神々の世界は、長い孤独の中で感情を理解することが難しい。上古も、自分の心に芽生えた感情に気づいていない。彼女は普華(ふか)に相談するが、彼は言葉を濁しながらも、烈酒を贈り、自分で答えを見つけるよう示唆する。酒に酔った上古は星空を見上げ、白玦の姿を思い浮かべ、長淵殿へ向かうことを決意する。

長淵殿の乾坤台で、上古は白玦に寄り添い、星河を眺める。普段は冷淡な白玦も、この時は優しい笑顔を見せていた。しかし、乾坤台の予言は、上古に迫る危機を告げる。白玦はそれを一人で背負い、上古を不安がらせないようにする。

天規を破った天啓(てんけい)は罰を受け、月弥(げつび)が見舞いに来る。姻縁の糸を使って距離を縮めようとするが、天啓の誤解で彼女は傷つく。天啓の純粋さと率直さは、月弥の想いを叶えることはなかった。

上古は月弥に自分の気持ちを打ち明け、白玦への想いを看破される。月弥は経験者としてアドバイスを送り、愛する人を追いかけるように促す。上古は白玦を喜ばせようと鳳凰の凧を作り、二人は長淵殿で笑い合い、絆を深める。白玦は、上古を神界のリーダーにするために全力を尽くし、混沌の名を六界に轟かせると誓う。

第5話感想

第5話は、上古と白玦の恋が大きく進展した回でした。上古は白玦の心を溶かし、二人は心を通わせます。しかし、乾坤台の予言は上古に迫る危機を告げ、白玦はそれを一人で背負うことを決意します。

天啓と月弥の恋模様も複雑さを増し、天啓の純粋さと率直さは月弥の想いを叶えることはできませんでした。

上古は月弥に自分の気持ちを打ち明け、白玦への想いを看破されます。月弥は経験者としてアドバイスを送り、愛する人を追いかけるように促します。上古は白玦を喜ばせようと鳳凰の凧を作り、二人は長淵殿で笑い合い、絆を深めます。白玦は、上古を神界のリーダーにするために全力を尽くし、混沌の名を六界に轟かせると誓います。

つづく