千古の愛、天上の詩 第6話 あらすじ/ネタバレ
上古(じょうこ)は白玦(はくけつ)の居所を訪れたが、白玦(はくけつ)の姿はなく、代わりに風筝を見つける。そこへ雪迎(ゆきむかえ)が現れ、上古(じょうこ)を挑発。二人は桃淵林で勝負することになる。
上古(じょうこ)は技量で勝っていたが、雪迎(ゆきむかえ)の卑怯な手段で敗北。上古は怒り、古帝剣を手に取るが、白玦(はくけつ)が現れて雪迎(ゆきむかえ)を叱責。白玦は上古を諭し、風筝はただの物だと言い放つ。上古は複雑な気持ちで立ち去る。
雪迎は白玦に謝罪を装い、上古に千年分の霊力を譲渡するよう要求。白玦は雪迎の真意を見抜き、霊力を没収し、長淵殿への立ち入りを禁じる。白玦は没収した霊力を上古に渡すが、上古は拒否する。
白玦は壊れた風筝を直し、紅日(こうじつ)に保管を命じる。白玦は上古の成長を認めつつも、試練が必要だと考える。上古は白玦を避け、炙陽(せきよう)に会う。炙陽(せきよう)は白玦の雪迎への罰を伝え、上古の誤解を解く。
上古は神獣選びで天啓(てんけい)を拒否し、白玦との同行を望むが、白玦はそれを許さない。上古は白玦の気持ちを理解し、成長の機会と捉える。
鳳云(ほううん)は鳳焰(ほうえん)の涅槃時に元神が盗まれたことを伝える。犯人は梧夕(ごゆう)で、鳳焰(ほうえん)への想いが原因だった。白玦は元神を取り戻し、梧夕(ごゆう)を罰しようと考えるが、梧夕(ごゆう)は姿を消していた。上古は仙鈴を使って梧夕を探すことを提案し、仙界へ向かう。
上古は梧夕を見つけ出すが、梧夕は梧桐の葉を残して鳳焰(ほうえん)を逃がす。上古は鳳焰に近づき、その心情を理解し、二人は逃亡する。
鳳焰と梧夕は南海城の勢力に追われるが、白玦と上古が駆けつける。上古は酒楼で白玦に想いを打ち明け、白玦は上古を眠らせる。白玦は鳳焰と梧夕を追跡し、三界の安寧を守ることを決意する。そして、酔った上古の告白を胸に秘めるのだった。
第6話感想
第6話は、上古と白玦の複雑な関係が描かれた回でした。上古は白玦の優しさに惹かれながらも、彼の厳しい態度に戸惑いを感じています。一方、白玦は上古の成長を願いながらも、そのために必要な試練を与えることを決意します。
特に印象に残ったのは、上古が酒に酔って白玦に想いを打ち明けるシーンです。普段は冷静な上古が、酔った勢いで本音を吐露する姿は切なく、白玦の心中を察すると胸が締め付けられる思いでした。
また、梧夕と鳳焰の恋模様も切ないものでした。梧夕は鳳焰への想いが原因で元神を盗んでしまい、鳳焰は梧夕を守るために逃亡します。二人は幸せになることができるのでしょうか。
つづく