西遊記 第23話 あらすじ/ネタバレ

唐三蔵一行は天竺国管轄下の玉華州に到着。玉華王(ぎょかおう)は天竺皇族の一人で、唐三蔵は悟空、八戒、沙悟浄(さごじょう)を待客館に残し、通関文牒を持って王宮へ挨拶に向かう。

王宮から使者が到着し、師弟は斎飯に招待される。曝紗亭で豪華な精進料理を堪能していると、3人の王子が武器を持って乱入。彼らは悟空たちを妖怪と勘違いし、攻撃を仕掛ける。

八戒は九歯耙の光で二王子を威嚇し、悟空は如意棒で圧倒的な力を示す。王子たちは驚き、師弟に武術を教わることを懇願。悟空は快諾し、武術と神力を伝授する。

練習のため、王子たちは師弟の武器を真似て作ろうとするが、夜に黄獅精(こうしせい)が武器を盗んでしまう。翌日、鍛冶屋から武器の紛失を聞いた悟空は妖怪の仕業だと疑い、調査の結果、豹頭山虎口洞の黄獅精(こうしせい)が犯人であることが判明する。

悟空は蝶に変身して黄獅精(こうしせい)を探り、彼が釘耙会を開催しようとしていることを知る。悟空は八戒、沙悟浄(さごじょう)と共に変装して、豚と羊を連れて虎口洞に向かう。洞窟に潜入した師弟は武器を奪い返し、黄獅精と激闘を繰り広げる。

黄獅精は敗北し、竹節山に逃げて九霊元聖(きゅうれいげんせい)に助けを求める。九霊元聖(きゅうれいげんせい)は多くの獅妖を率いて攻城するが、悟空の分身術によって撃退される。しかし、九霊元聖(きゅうれいげんせい)は唐三蔵と玉華王(ぎょかおう)父子を連れ去ってしまう。

悟空は太乙救苦天尊(たいいつきゅうくてんそん)に助けを求め、天尊は獅奴(しぬ)を連れて九霊元聖を降伏させる。獅奴(しぬ)は九霊元聖を制圧し、天尊は彼を天界に連れ帰る。悟空は捕らえられた人々を解放し、八戒は妖洞を焼き払う。

鍛冶屋は無事に武器の複製を完成させ、王子たちは武術を習得する。唐三蔵一行は西への旅を続け、悟空は玉華王(ぎょかおう)の莫大な謝礼を断るが、八戒は新しい服を報酬として受け取る。

第23話の感想

第23話は、アクション満載でスリリングな展開が魅力的なエピソードでした。特に、悟空と黄獅精との戦いは、迫力満点で手に汗握るシーンでした。また、王子たちが悟空たちに武術を学ぶ様子も微笑ましく、師弟の絆が感じられました。

一方で、九霊元聖の登場は、物語に新たな緊張感をもたらしました。彼の圧倒的な力と狡猾さは、悟空たちにとって大きな脅威となるでしょう。今後の展開が気になります。

つづく