西遊記 第3話 あらすじ/ネタバレ

天庭に招かれた孫悟空(そんごくう)は、弼馬温という小さな役職に怒り、花果山に戻って斉天大聖を名乗ります。玉帝(ぎょくてい)は托塔天王(たくとう てんのう)と哪吒(なた)を派遣しますが、孫悟空(そんごくう)に敗れます。仕方なく、玉帝(ぎょくてい)は孫悟空(そんごくう)を斉天大聖として認め、蟠桃園を管理させます。

蟠桃盛会が近づくと、孫悟空は招待されなかったことに怒り、瑶池宝閣に侵入し、仙酒、仙丹、仙桃を盗みます。玉帝(ぎょくてい)は二郎神(じろうしん)を派遣しますが、孫悟空と互角の戦いを繰り広げます。最終的に、太上老君(たいじょうろうくん)の金剛(こんごう)套で孫悟空は倒されます。

斬妖台で処刑されそうになった孫悟空は、不死身であることが判明します。太上老君(たいじょうろうくん)は八卦炉で孫悟空を焼き尽くそうとしますが、孫悟空は逆に火眼金睛を得てしまいます。怒った孫悟空は、天庭を襲撃します。

玉帝は如来佛祖(にょらいぶつぞ)に助けを求め、孫悟空は五行山に閉じ込められます。500年後、唐三蔵によって救出された孫悟空は、西天取経の旅に出発します。

このエピソードでは、孫悟空の圧倒的な力と反抗的な性格が描かれており、今後の西天取経の旅への伏線が張られています。

第3話感想

第3話は、孫悟空の圧倒的な力と反抗的な性格が存分に描かれた、見応えのあるエピソードでした。天庭の権威に屈せず、自由奔放に生きる孫悟空の姿は、痛快でありながらも、どこか共感を覚えます。

特に印象に残ったのは、蟠桃会への乱入シーンです。招待されなかったことに怒り、仙酒や仙桃を盗み食いする孫悟空の姿は、まさに破天荒。しかし、その行動の背景には、天庭への不信感や、自由への強い憧れが隠されているように感じました。

また、二郎神(じろうしん)との激しい戦いも、見どころの一つでした。互角の勝負を繰り広げる両者の姿は、迫力満点で、最後まで目が離せませんでした。

つづく