西遊記 第6話 あらすじ/ネタバレ

三蔵一行は旅の途中、山林で小妖(しょうよう)に袈裟を発見されてしまいます。

禅院に辿り着いた一行は、そこで一晩休むことに。しかし、院長の「何か珍しい物を見せてくれ」という要求に悟空が袈裟を見せると、院長は「この袈裟は素晴らしい」と感嘆し、部屋に持ち帰ってしまいました。

しかし、その袈裟はすでに妖怪によってすり替えられており、本物の袈裟は妖怪に盗まれていたのです。袈裟を取り戻そうとする悟空たちでしたが、院長は火を放って彼らを殺そうとします。しかし、悟空は事前に天界の友人から借りた宝で三蔵を守っていました。

翌朝、袈裟が盗まれたことを知った一行は、院長の死体と妖怪の存在を知ります。悟空は妖怪に袈裟を盗まれたと確信し、妖怪退治に向かいます。

妖怪を相手に苦戦する悟空でしたが、院長に変身して袈裟を取り戻そうとします。しかし、失敗に終わり、仕方なく菩薩に助けを求めます。菩薩は蛇精(じゃせい)に変身して妖怪を退治し、袈裟を取り戻しました。

こうして、一行は再び西天取経の旅を続けるのでした。

第6話の感想

第6話は、悟空の機転と菩薩の力の大きさを描いた話でした。また、妖怪の狡猾さと人間の欲深さを描いている点も興味深かったです。

特に印象に残ったのは、悟空が天界の友人から借りた宝で三蔵を守ったシーンです。悟空の機転と友人の助けがなければ、三蔵は命を落としていたかもしれません。

また、菩薩が蛇精(じゃせい)に変身して妖怪を退治したシーンも印象的でした。菩薩の力の大きさと優しさが伝わってくるシーンでした。

つづく