永楽帝~大明天下の輝き~ 第15話 あらすじ/ネタバレ

朱棣(シュテイ)が元人探子を処刑したことを知った徐妙雲(ジョミョウウン)は、急いで京師に戻る準備をする。一方、朱棣(シュテイ)は鳳陽で軍屯に関する不正を調査し始める。

朱棣(シュテイ)は、開中を利用して朝廷の軍屯を横領し、塩引と交換して利益を得るという悪質な取引が行われていることを突き止める。この事件は、屯衛所、藩台、臬司、漕運、兵部、戸部、大都督府など多くの役人が関与しており、朱棣(シュテイ)は真相を明らかにしようと奔走する。

しかし、太子朱標(シュヒョウ)は朱棣(シュテイ)が元人の策略に嵌められたのではないかと疑い、朱元璋(シュゲンショウ)は劉基を呼び戻すことを決める。しかし、劉基は京師に戻る前に毒殺されてしまう。

朱元璋(シュゲンショウ)は徐允恭と李景隆を京師に戻し、晋王と秦王の妻子供を呼び戻す。胡惟庸は、劉基の死が自分たちへの警告であることに気づく。

徐妙雲(ジョミョウウン)は、病気を押して朱高熾を連れて京師に戻る。朱棣(シュテイ)は道衍に教えを請い、朱元璋(シュゲンショウ)は朱棣(シュテイ)に調査を続けるよう命じる。

京師に戻った朱棣(シュテイ)は、太子と意見が対立し、口論になる。朱允玟は、夫子から兄弟であっても意見が異なることはあると教えられる。

第15話の感想

第15話は、朱棣(シュテイ)が鳳陽で不正を暴こうとする姿と、劉基の死、そして朱元璋(シュゲンショウ)の決意が描かれた重要なエピソードでした。

朱棣(シュテイ)の活躍

朱棣(シュテイ)は、軍屯に関する不正を暴くために奔走する姿が印象的でした。彼は、証拠を集め、関係者を尋問し、真相を明らかにしようと努力します。しかし、事件の背後には多くの役人が関わっており、朱棣(シュテイ)は苦戦を強いられます。

劉基の死

劉基の死は、朱元璋(シュゲンショウ)にとって大きな痛手となりました。劉基は、明の初代宰相として朱元璋(シュゲンショウ)を支えてきた人物であり、彼の死は明朝にとって大きな損失です。劉基の死は、胡惟庸らによる陰謀であることが示唆されており、今後の展開が気になります。

朱元璋(シュゲンショウ)の決意

劉基の死を受けて、朱元璋(シュゲンショウ)は胡惟庸らへの決意を固めます。彼は、徐允恭と李景隆を呼び戻し、晋王と秦王の妻子供を呼び戻すなど、胡惟庸らへの対策を講じます。朱元璋(シュゲンショウ)の決意は、今後の明朝の運命を大きく左右することになるでしょう。

次回、第16話をお楽しみに!

つづく