永楽帝~大明天下の輝き~ 第34話 あらすじ/ネタバレ

朱允炆(シュインブン)の策略

朱允炆(シュインブン)は燕王に3人の息子を京へ弔問させることで、燕王を牽制しようとする。

道衍の助言

道衍は、朱允炆(シュインブン)は新政を推し進めるために、まず権力を集中し、藩王を抑えようとしていると分析する。また、遺詔によると、燕王が自由にできる兵力は王府の護衛兵のみであることを伝える。

建文帝の削藩

建文帝は、燕王ではなく、周王から削藩を開始する。

朱棣(シュテイ)の奏表

朱棣(シュテイ)は、朝廷が自分に削藩をしようとしても、天下は自分の冤罪を理解してくれると確信し、奏表を葛長史に託す。

湘王の自害

建文帝は、湘王を討伐するよう盛庸に命じる。しかし、湘王は自害し、建文帝は事態の深刻さを認識する。

朱棣(シュテイ)の病と鉄鉉の諫言

朱棣(シュテイ)は湘王の死と朝廷の対応に悲憤し、病に倒れる。鉄鉉は建文帝に諫言するが、建文帝は鉄鉉と盛庸を左遷する。

燕王府の秘密

王府では、地下密室で武器の製造が進められている。燕王妃は、朱棣(シュテイ)の病状を朝廷に伝え、3人の息子に帰京を許可するよう訴える。

张昺の試探

朝廷は、張昺を送り、朱棣(シュテイ)が本当に病気を装っているのかを探らせる。

第34話の感想

第34話は、建文帝の削藩政策が本格的に始動し、朱棣(シュテイ)と建文帝の対立が鮮明になる重要な回でした。

建文帝の策略

建文帝は、燕王を牽制するために、3人の息子を京へ弔問させるという巧妙な策略を用いました。これは、燕王の行動を制限し、反乱の芽を摘むことを目的としています。

道衍の助言

道衍は、建文帝の真意を見抜き、新政を推し進めるために権力を集中し、藩王を抑えようとしていると分析しました。また、遺詔の内容を明かし、燕王の置かれた状況を正確に把握するよう助言しました。

朱棣(シュテイ)の決意

朱棣(シュテイ)は、朝廷が自分に削藩をしようとしても、天下は自分の冤罪を理解してくれると確信し、奏表を葛長史に託しました。これは、建文帝の策略に屈せず、自らの正当性を主張する決意の表れです。

湘王の悲劇

湘王は、建文帝の命を受けた盛庸によって討伐され、自害しました。これは、建文帝の容赦ない削藩政策の犠牲となった悲劇的な事件です。

朱棣(シュテイ)の病と鉄鉉の諫言

朱棣(シュテイ)は、湘王の死と朝廷の対応に悲憤し、病に倒れました。鉄鉉は、建文帝に諫言しましたが、聞き入れられず左遷されました。これは、建文帝の独善的な政治姿勢が露呈した出来事です。

今後の展開

朱棣(シュテイ)の病状は悪化し、建文帝は燕王への対応を迫られる。果たして、朱棣(シュテイ)は立ち上がるのか?

つづく