ロマンスは椿の花のように 第41-42話 あらすじ/ネタバレ

許純純(きょしゅんしゅん)は、周君玦(しゅうくんけつ)と周君豪が富春(ふうしゅん)の故郷に結婚の知らせを伝えに行くことを知りました。公主馨寧は何も聞かずに彼らを天都に連れ戻しました。しかし、天都に着くと、馨寧は態度を変え、周(しゅう)家の女主人として許純純(きょしゅんしゅん)を様々なことで難癖をつけ始めました。

周君玦(しゅうくんけつ)は許純純(きょしゅんしゅん)が理不尽な扱いを受けるのを見て、すぐに彼女を守ろうとしました。しかし、その行為は馨寧をさらに怒らせ、許純純(きょしゅんしゅん)に対する憎しみを募らせてしまいました。

許純純(きょしゅんしゅん)は、このままではいけないと考え、皇后に会いに行って、馨寧と周君玦(しゅうくんけつ)の婚約を解消できないかと相談しました。しかし、馨寧は許純純(きょしゅんしゅん)の行動を予測しており、許純純(きょしゅんしゅん)を宮殿の外で待ち伏せして、許純純(きょしゅんしゅん)の命を盾に周君玦(しゅうくんけつ)を脅迫しました。

周君玦(しゅうくんけつ)は許純純(きょしゅんしゅん)を守るために、苦渋の決断で離縁状を書いて、公主府に引っ越しました。許純純(きょしゅんしゅん)は周君玦(しゅうくんけつ)が本当に去ってしまったことを知り、悲しみに暮れました。彼女は周君玦(しゅうくんけつ)が自分を裏切ったとは信じられず、毎日周君玦(しゅうくんけつ)に会いに行って真実を確かめようとしました。しかし、周君玦(しゅうくんけつ)は心の中で許純純(きょしゅんしゅん)を愛していても、今は彼女に会うべきではないと考え、心を鬼にして彼女を拒絶し続けました。

許純純(きょしゅんしゅん)は完全に絶望し、魂が抜けたように毎日を過ごし、食事も喉を通りませんでした。

一方、馨寧はようやく周君玦(しゅうくんけつ)と結婚式を挙げることができました。しかし、彼女は周君玦(しゅうくんけつ)が結婚式の夜に自分を拒否し、妓楼に行って他の女性と酒を飲んでいることを知って愕然としました。馨寧は怒り狂いましたが、周君玦(しゅうくんけつ)をどうすることもできませんでした。無理やり結婚しても幸せにはなれないからです。

第41-42話の感想

許純純(きょしゅんしゅん)と周君玦(しゅうくんけつ)の切ない恋模様が描かれており、見ているこちらが胸が締め付けられるような思いになりました。

特に、周君玦(しゅうくんけつ)が許純純(きょしゅんしゅん)を守るために離縁状を書いて、公主府に引っ越すシーンは、周君玦(しゅうくんけつ)の許純純(きょしゅんしゅん)に対する深い愛情を感じさせると同時に、二人の悲劇的な運命を予感させるものでした。

また、馨寧の身勝手な行動にも腹立たしさを覚えました。彼女は自分の欲望のためだけに周君玦(しゅうくんけつ)と許純純(きょしゅんしゅん)を引き裂こうとし、その結果、誰も幸せになることができませんでした。

つづく