雲間の月は輝きて ~運命の恋人~ 第17話 あらすじ/ネタバレ

舞台は風俗開放的な辺境の地、鳳凰関。魅力的な青年、容景(よう・けい)は侍女たちから想いを寄せられ、贈り物を受けていた。しかし、馮時道(ふうじどう)の計らいで、雲浅月(うん・せんげつ)と夜天逸(や・てんいつ)が同じ部屋に同居することになり、容景(よう・けい)は動揺する。

馮時道(ふうじどう)は夜天逸(や・てんいつ)に、朝廷からの食料や私鉱の武器、資金の蓄え、新しい馬などを報告。夜天逸(や・てんいつ)は満足し、馮時道(ふうじどう)を褒めつつ、容景(よう・けい)の動向を監視するよう指示する。夜天逸の側近、藍漪(らんぎ)は、彼が雲浅月(うん・せんげつ)に近づいたのは雲王府の力のためだと見抜き、忠誠を誓う。

容景は雲浅月(うん・せんげつ)との同居に不満を持ち、部屋の戸に挿された「穿心蓮」を移動させる。しかし、藍漪(らんぎ)も同様に穿心蓮を戻し、夜天逸が誤って雲浅月の入浴場所に侵入してしまう。雲浅月は機転を利かせて事なきを得るが、夜天逸は復縁を迫る。しかし、雲浅月は敬意と信頼以上の感情はないと拒否する。容景はこれを目撃し、複雑な気持ちを抱えて去る。

雲浅月は、夜天逸との同居が彼の意思ではないことを知り、別の住居を探す。一方、鳳凰関は水害に見舞われ、雲浅月は彩蓮(さいれん)らと共に官府の救済活動に奔走する。杜大人と容景も災害視察に向かう。

歴史的に重要な地である鳳凰関は、淇国の滅亡後、平和を享受してきたが、国境地帯のため、腐敗が蔓延していた。杜大人と容景は、その問題を認識する。容景は救済活動で雲浅月と再会し、彼女の姿に惹かれる。

夜天逸は馮時道と共に軍隊を視察し、大雨の中、反乱を企てる。雲浅月は救済活動に加え、堤防の修復にも尽力する。容景は堤防の土の質に問題があると指摘し、農地の土に変更させる。馮時道はコストがかかると反対するが、容景の主張が認められる。

水害で水が不足する中、雲浅月は自分の水筒の水を容景に譲ろうとするが、断られる。夜天逸はそれを目撃する。雲浅月は命が危ない子供のために、山へ薬草を取りに行く。彼女の勇気と優しさは、周囲の人々の心を打つ。

第17話は、容景と雲浅月の関係に変化が訪れ、夜天逸の陰謀が明らかになる重要な回となっています。今後の展開に注目です。

第17話の感想

第17話は、雲間の月は輝きて ~運命の恋人~ の物語が大きく動き出す重要な回でした。容景と雲浅月の関係に微妙な変化が訪れ、夜天逸の陰謀が明らかになり、今後の展開がますます気になります。

容景は、雲浅月との同居に不満を抱きながらも、徐々に彼女に惹かれていく様子が描かれました。特に、水害の救済活動で雲浅月が命がけで子供を助けた姿を見て、彼女の勇気と優しさに心を打たれたのではないかと思います。

一方、夜天逸は雲浅月に復縁を迫るなど、相変わらず彼女への執着を見せていました。しかし、雲浅月が彼の気持ちに応えることはなく、夜天逸の思いは叶わないままでした。

また、第17話では馮時道の陰謀が明らかになりました。彼は夜天逸を利用して、鳳凰関を乗っ取ろうと企てていたのです。夜天逸も馮時道の真意を知り、彼との関係が悪化していくことが予想されます。

つづく