雲間の月は輝きて ~運命の恋人~ 第37話 あらすじ/ネタバレ

夜天逸(や・てんいつ)の前に現れた雲浅月(うん・せんげつ)は、彼の嘲讽に淡々と受け入れ、ただ生き延びることを願うと答えます。そこに容景(よう・けい)が現れ、雲浅月(うん・せんげつ)は席を立とうとしますが、夜天逸(や・てんいつ)に引き止められ、共に酒を飲みます。その席で、雲浅月(うん・せんげつ)はわざと酒をこぼし、夜天逸(や・てんいつ)の服を濡らします。しかし、それは挑発と誤解され、夜天逸は冷たい言葉で過去の情を断ち切ります。容景(よう・けい)は巧みにその場を収め、雲浅月は偽の行軍路线図を盗み出します。

雲浅月は偽の路线図を帝都に届けるため、一人で帰路につきます。しかし、容楓(ようふう)が現れ、容景(よう・けい)が雲浅月を傷つけたことを悔いており、今回の行動は容景の依頼によるものだと告げます。雲浅月は感謝しつつも、自分の意志で行動すると決意します。

夜天逸は雲浅月の行動を把握しつつも、わざと見逃し、偽の路线図を持たせて帝都へ行かせます。そして、追跡を装い、容景と藍漪(らんぎ)を同行させます。

吹雪の中、雲浅月は冷昭卓(れいしょうたく)と出会い、路线図を巡って争いになり、崖から落ちてしまいます。容景と藍漪(らんぎ)は捜索し、容景が重傷の雲浅月を見つけ、洞窟に運びます。目を覚ました雲浅月は、容景の世話に抵抗し、凌児(りょうじ)の出生の秘密を明かします。容景は心を痛め、罰を受けようとします。

雲浅月は怒り、剣を容景に向けますが、容楓(ようふう)が止めます。容景は雲浅月に許しを請いますが、雲浅月は夜天逸が攻めてきた時に決着をつけると言い残し、去ります。

容景は自責の念に駆られ、上官茗玥(じょうかん めいげつ)と玉洛瑶(ぎょくら)は戦後の廃墟を見て、復国の道を考えます。天聖王朝は危機に瀕し、拓跋葉成(たくばつようせい)は動き出し、月岐軍は準備を整えます。

雲浅月は傷を押して偽の路线図を雲王府に届け、南凌睿(なん・りょうえい)は旧部を動員して叛軍を阻止しようとします。夜天逸の軍勢が迫り、雲浅月は指揮を執りますが、兵力差は歴然で、城門は破られそうになります。太后は頑なに城を離れようとせず、雲浅月は太后と皇帝を夜軽染(や・けいせん)の避難場所に匿います。

容景は行軍路线図に罠を仕掛け、夜天逸の攻勢を遅らせます。両者は大殿で対峙し、世事無常と天命について激しく論じます。戦いはさらに激化し、新たな試練が彼らを待ち受けています。

第37話感想

第37話は、雲浅月と夜天逸、容景の三角関係がさらに複雑に絡み合い、ハラハラドキドキの展開が続きました。雲浅月は夜天逸の冷酷な態度に耐えながら、偽の行軍路线図を手に入れることに成功します。しかし、容景の助けもありながら、崖から落ちてしまうというアクシデントに見舞われます。

容景は雲浅月の命を救いますが、凌児(りょうじ)の出生の秘密を知り、心を痛めます。雲浅月は怒りを露わにし、容景を責め立てます。二人の関係は修復不可能なほど悪化し、雲浅月は夜天逸との決戦を誓います。

一方、夜天逸は雲浅月の行動を把握しつつも、わざと見逃し、罠を仕掛けます。容景は雲浅月のために、夜天逸の攻勢を遅らせようとしますが、両者は大殿で激しく対峙します。

つづく