夢華録 第15話 あらすじ/ネタバレ

陰謀と策略

蕭謂(しょうい)の暗躍により、于忠全は趙盼児(ちょうふんじ)を陥れるための偽の密通文書を作成。孫三娘(そんさんじょう)は陳廉(ちんれん)に助けを求め、宋引章(そういんしょう) は沈如琢(しんじょたく)に相談する。

趙盼児(ちょうふんじ)は于忠全の謀略を見抜き、通敵の罪を否認する。しかし、于忠全は強引に拇印を押させ、証拠を捏造する。

趙盼児(ちょうふんじ)の反撃

趙盼児(ちょうふんじ)は事前に文書をすり替えており、偽の証拠は意味のないものだった。于忠全は激怒し、水責めによって自白を強要する。

陳廉(ちんれん)たちが駆けつけ、于忠全は顧千帆(こせんはん)によって始末される。顧千帆(こせんはん)は趙盼児(ちょうふんじ)を保護するため、彼女を陳廉(ちんれん)に託す。

沈如琢(しんじょたく)の登場

趙盼児(ちょうふんじ)は宋引章(そういんしょう) と沈如琢(しんじょたく)に出会うが、真相を隠して池蟠(ちはん)の仕業だと偽る。顧千帆(こせんはん)は雷敬と交渉し、于忠全を処刑する。

趙盼児(ちょうふんじ)は無事に帰還し、孫三娘(そんさんじょう)は安心する。沈如琢(しんじょたく)は宋引章(そういんしょう) の琵琶演奏を期待して別れを告げる。

顧千帆(こせんはん)の苦悩

顧千帆(こせんはん)は趙盼児(ちょうふんじ)の隠蔽に怒り、彼女は顧千帆(こせんはん)が自分を遠ざけようとしていると誤解する。顧千帆(こせんはん)は皇城司の脅威から趙盼児(ちょうふんじ)を守るためだったと説明する。

趙盼児(ちょうふんじ)は顧千帆(こせんはん)の態度に疑問を抱くが、彼は二人の関係について真剣に考えることを約束する。孫三娘(そんさんじょう)は趙盼児(ちょうふんじ)を責めるが、すぐに和解する。

池蟠(ちはん)の怒り

池蟠(ちはん)は半遮面の楽伎たちが双喜楼に通っていることに不満を募らせ、張好好(ちょうこうこう)に趙盼児(ちょうふんじ)との関係を断つよう要求する。しかし、拒否され、過去の恥ずかしい出来事を暴露されてしまう。

蕭謂(しょうい)の失策

顧千帆(こせんはん)は于忠全と蕭謂(しょうい)の共謀を突き止め、蕭欽言に密告する。蕭欽言は蕭謂(しょうい)を厳しく叱責し、顧千帆(こせんはん)に手を出さないよう警告する。

新たな脅威

沈如琢(しんじょたく)が半遮面を訪れ、市場で孫三娘(そんさんじょう)の料理の偽物が販売されていることを告げる。茶坊間の競争が激化し、清茗坊(せいめいぼう)は琵琶奏者を雇って客を呼び込もうとする。

夢華録 第15話 感想

第15話は、緊迫感と感動が入り混じった見応えのあるエピソードでした。趙盼児(ちょうふんじ)の危機と顧千帆(こせんはん)の苦悩が描かれ、二人の関係に新たな展開が訪れました。

于忠全の陰謀は巧妙でしたが、趙盼児(ちょうふんじ)の機転と顧千帆(こせんはん)の決断によって見事に打破されました。特に、趙盼児(ちょうふんじ)が偽の証拠をすり替えるシーンは、彼女の知力と勇気を示すものでした。

顧千帆(こせんはん)は趙盼児(ちょうふんじ)を守るために、彼女を遠ざけるような言動を取ってしまいました。しかし、それは皇城司の脅威から彼女を守るためであり、彼の深い愛情が感じられました。

また、沈如琢(しんじょたく)の登場は、物語に新たな風を吹き込みました。彼の趙盼児(ちょうふんじ)に対する想いや、市場での偽物の問題など、今後の展開が気になります。

つづく