夢華録(むかろく)第2話 あらすじ/ネタバレ

夜宴图の偽物騒動

夜宴图の偽物騒動が起こり、楊知遠(よう・ちえん)は冤罪を主張する。しかし、その直後、黒ずくめの刺客が乱入し、弩を放つ。皇城司の護衛は次々と倒れ、毒煙が蔓延し、人々は内力を失う。賈江(かこう)は顧千帆(こせんはん)を守ろうと趙盼児(ちょうふんじ)に毒鏢を放つ。盼児は仕方なく賈江(かこう)を連れて逃げ、楊家の惨殺を目の当たりにする。

顧千帆(こせんはん)の疑惑と盼児の推理

顧千帆(こせんはん)は盼児が毒煙に侵されていないことに疑問を抱く。盼児は毒煙を避けた理由を説明し、官吏の足跡を発見したことから、真犯人は皇城司ではなく楊知遠(よう・ちえん)を狙っていたと推測する。顧千帆(こせんはん)は盼児の正直さに感銘を受け、毒鏢を抜いて去る。

歐陽旭(おうようきょく)の金榜題名と三娘の怒り

翌日、徳叔(とく)が訪ねてきて、歐陽旭(おうようきょく)が探花に合格し、高官の娘と結婚することになったことを告げ、同心佩を取り戻しに来る。三娘は歐陽旭(おうようきょく)の背信行為を責め、500両の黄金を要求する。

顧千帆(こせんはん)の潜入と鄭青田(てい・せいてん)の陰謀

顧千帆(こせんはん)は義庄に潜入し、賈江(かこう)の遺体から「杭州(こうしゅう)」と書かれた矢羽を発見する。この事件の背後に複雑な陰謀があることを確信する。鄭青田(てい・せいてん)は証拠を隠滅し、寧海军的楚某に罪を着せ、顧千帆(こせんはん)を海賊として懸賞金をかけ、外来の男を厳しく取り締まる。

盼児の決意と顧千帆(こせんはん)との出会い

趙盼児(ちょうふんじ)は真相を確かめるために東京へ行くことを決意し、茶坊を三娘に託して旅に出る。途中で顧千帆(こせんはん)と出会い、追っ手を巧みにかわして商船に乗り込む。船旅の途中、趙盼児(ちょうふんじ)は顧千帆(こせんはん)の傷の手当てをし、奏報を発見して江南への目的を知るが、黙っていることにする。

三娘の危機と顧千帆(こせんはん)の行動

二人が話しているうちに、趙盼児(ちょうふんじ)は歐陽旭(おうようきょく)への怒りで感情的になるが、顧千帆(こせんはん)は悪人ではないと感じる。その時、商隊が水死体を発見し、それが孫三娘(そんさんじょう)であることが判明する。盼児は救助しようとするが、周囲の人々に止められる。顧千帆(こせんはん)は身を挺して海に飛び込み、三娘を救出する。

変化する二人の関係

三娘を救出した後、趙盼児(ちょうふんじ)と顧千帆(こせんはん)の関係は微妙に変化する。顧千帆(こせんはん)の勇気と優しさに、盼児は複雑な気持ちを抱く。顧千帆(こせんはん)も、趙盼児(ちょうふんじ)は弱い女性ながら、男性に負けない強さと勇気を持っていることを知る。二人は嵐の中で互いに支え合い、未知の挑戦に立ち向かう。

第2話の感想

第2話は、衝撃的な展開が続く見応えのあるエピソードでした。特に、楊家の惨殺シーンは、その凄惨さと悲壮感が強く印象に残りました。趙盼児(ちょうふんじ)と顧千帆(こせんはん)の出会いも印象的で、二人の関係が今後どのように発展していくのか気になります。

また、第2話では、各キャラクターの複雑な思惑が明らかになりました。楊知遠(よう・ちえん)の冤罪、鄭青田(てい・せいてん)の陰謀、歐陽旭(おうようきょく)の背信行為など、それぞれが自分の利益のために動いています。果たして、誰が真の黒幕なのか、今後の展開が楽しみです。

つづく