有翡(ゆうひ) -Legend of Love- 第20話 あらすじ/ネタバレ

夜、谢允は酒の香りに誘われて眠れず、ドアを開けると周翡(しゅうひ)がいた。謝允(しゃいん)は酒を飲みたかったが、周翡(しゅうひ)の頼みには断れず、しぶしぶ雁十三刀の弱点を教えることに。しかし、周翡(しゅうひ)は謝允(しゃいん)の説得にも応じず、試合に出場することを決意する。

雁十三刀は南刀(なんとう)ほど歴史は長くないが、短期間で習得できる代わりに、後が続かない。一方、南刀(なんとう)は正反対の特徴を持つ。楊瑾(ようきん)の刀は重く、周翡(しゅうひ)は基本功が劣っているため、唯一の勝算は、予測不可能な動きで楊瑾(ようきん)の速い刀をかわすことだった。

戦乱の時代、人々は苦しんでいた。李晟(りせい)と呉楚楚(ごそそ)は追っ手から逃げる途中、ならず者に遭遇する。李晟(りせい)は呉楚楚(ごそそ)を守るために、棍棒を一身に受ける。

李晟(りせい)は銀貨を投げつけ、混乱に乗じて逃げようとするが、ならず者たちは銀貨には目もくれず、逆に李晟(りせい)たちに注意を向ける。路地裏で襲われた李晟(りせい)は、呉楚楚(ごそそ)を守るために重傷を負う。

李晟は高熱にもかかわらず、呉楚楚(ごそそ)の空腹を心配する。李晟の命を懸けた行動と、一枚の餅に込められた思いに、呉楚楚(ごそそ)は感動する。

周翡(しゅうひ)は楊瑾(ようきん)に勝つ方法を研究し、寝食を忘れて練習に励む。謝允(しゃいん)は周翡(しゅうひ)を試合に出場させないように説得しようとするが、逆に周翡(しゅうひ)の怒りを買ってしまい、周翡(しゅうひ)は謝允(しゃいん)に掌打を食らわせる。

一方、楊瑾(ようきん)は試合のこと以外何も考えず、昼夜練習に励む。李妍(りけん)は楊瑾(ようきん)の練習音で眠れないが、楊瑾は李妍(りけん)のわがままにも文句を言わず、深夜の李妍(りけん)の欲求にも応える。

楊瑾は徐舵主(じょだしゅ)から、周翡(しゅうひ)が重傷を負っていることを知る。擎雲溝(けいうんこう)は医術で有名なので、貴重な薬が手に入る。試合当日、楊瑾は周翡(しゅうひ)に内力を回復させる薬を持ってきて、試合を申し込む。

試合では、楊瑾は周翡よりも武功が上だったが、周翡がひたすら回避に徹したため、焦って隙を見せてしまう。楊瑾は一瞬の隙を突かれて周翡に敗北し、二人は試合を通じて知り合うことになる。

周翡は霓裳(げいしょう)夫人が自分を助けるために内力を失い、咳き込むようになったことを心配し、薬を霓裳(げいしょう)夫人に渡す。霓裳(げいしょう)夫人は、周翡が名声のために試合に出場したのではないことを知り、感動する。

周翡と楊瑾の試合で使用した刀は、霓裳(げいしょう)夫人が貸したものだった。刀を返す際に、霓裳(げいしょう)夫人は刀と剣の物語を語る。李チョウ(りちょう)、殷聞嵐(いんぶんらん)(いんぶんらん)、霓裳(げいしょう)夫人は初対面で意気投合し、親友となる。刀は「山」、剣は「雪」と名付けられ、霓裳(げいしょう)夫人が李チョウ(りちょう)と殷聞嵐(いんぶんらん)(いんぶんらん)のために作ったものだった。今は刀と剣が残っているが、持ち主はすでにいない。

第20話の感想

第20話は、周翡と楊瑾の試合がメインのエピソードでした。周翡は楊瑾に勝つために必死に練習し、謝允(しゃいん)は周翡を試合に出場させないように説得しようとしますが、失敗に終わります。試合では、楊瑾は周翡よりも武功が上でしたが、周翡の巧みな戦術によって敗北します。

このエピソードは、周翡と楊瑾の成長が描かれていて、とても見応えがありました。周翡は謝允(しゃいん)の助けを借りて、自分の弱点を克服し、楊瑾に勝利することができました。楊瑾もまた、周翡との試合を通じて、自分の慢心を反省し、より強い剣士になることを決意します。

また、このエピソードでは、李晟と呉楚楚の恋模様も描かれていました。李晟は呉楚楚を守るために、自分の命を危険にさらします。呉楚楚は李晟の勇敢さに感動し、二人は互いに惹かれ合います。

つづく