有翡 -Legend of Love- 第46話 あらすじ/ネタバレ

沈天庶(しんてんしょ)の欺瞞と胡天瑛(こてんえい)の最期

沈天庶(しんてんしょ)は海天一色(かいてんいっしき)が胡天瑛(こてんえい)の毒素を解毒できると嘘をつき、彼女を騙し続けてきた。しかし、真相を知った胡天瑛(こてんえい)は毒に冒され、命を落としてしまう。

沈天庶(しんてんしょ)は後悔しつつも、野望のためなら犠牲は厭わないと考える。彼は海天一色(かいてんいっしき)の在り処を示す詩を手に入れ、謎を解き明かそうとする。

沈天庶(しんてんしょ)の過去と陸天曠の怒り

沈天庶(しんてんしょ)は安平(あんへい)軍を裏切った際に片手を失い、鉄匠の鄧から義手を手に入れた。鄧はかつて朝廷に秘宝を献上したことがあり、その秘宝は天下無双の武器を作ることができたという。沈天庶(しんてんしょ)は海天一色(かいてんいっしき)に秘宝が隠されていると信じ、手に入れようと躍起になる。

沈天庶(しんてんしょ)の企みを知った陸天曠は、胡天瑛(こてんえい)の死を悼み、復讐に燃える。しかし、沈天庶(しんてんしょ)の巧みな嘘に騙され、周翡(しゅうひ)たちを疑い始める。

周以棠(しゅういとう)の決意と李妍(りけん)の苦悩

周以棠(しゅういとう)は、李瑾容(りきんよう)の毒を解毒できるかもしれない同明大師のもとへ彼女を連れて行くため、蓬莱島へ向かう。出発前に謝允(しゃいん)と語り合い、海天一色(かいてんいっしき)は争いの元凶ではあるが、天下太平のために利用できるなら、それも悪くないと考える。

李妍(りけん)は、これまで何の役にも立てなかったことを悔い、武術の鍛錬に励む。周翡(しゅうひ)のような高手になり、四十八寨(しじゅうはちさい)を守りたいと願うが、後悔は後の祭りだった。彼女は応何従(おうかしょう)のように毒術を学ぶことを決意する。

四十八寨(しじゅうはちさい)の動揺と谷天顕(こくてんけん)の動き

四十八寨(しじゅうはちさい)では、危機を避けるために寨を離れることを考える者が現れる。牛寨主は长老たちと激しく対立するが、周翡(しゅうひ)が到着し、寨を去る自由を認め、貴重な薬材などを贈ることで事態を収拾する。

沈天庶(しんてんしょ)は、谷天顕(こくてんけん)に詩を頼りに海天一色(かいてんいっしき)を探させるが、なかなか手がかりが見つからない。沈天庶(しんてんしょ)は仕方なく、俞聞止に協力を求める。俞聞止は沈天庶の能力を認め、彼の野望を叶えるために力を貸すことを承諾する。

谷天顕(こくてんけん)は俞聞止の手下と共に、海天一色の入口を発見する。詩の内容は曖昧だが、目の前の洞窟が入り口であると確信する。海天一色が目前に迫り、谷天顕(こくてんけん)は詩の真偽を気にする余裕がなくなる。

周翡(しゅうひ)たちの決意

四十八寨(しじゅうはちさい)は谷天顕(こくてんけん)が北へ向かったという情報を得て、周翡(しゅうひ)たちは海天一色を探すために下山することを決意する。李晟(りせい)は楊瑾(ようきん)を李妍(りけん)と呉楚楚(ごそそ)の世話に残そうとするが、二人は同行を強く希望する。

周翡(しゅうひ)は、危険な旅になることを承知の上で、李妍(りけん)と呉楚楚(ごそそ)を連れて行くことを承諾する。周翡(しゅうひ)たちは、地煞との最後の決戦に臨む覚悟を決める。

第46話の感想

第46話は、沈天庶の悪事が暴かれ、胡天瑛(こてんえい)が悲劇的な最期を迎えるという衝撃的な展開でした。沈天庶の冷酷さと胡天瑛(こてんえい)の無念さが胸に迫ります。

一方、周翡(しゅうひ)たちは海天一色をめぐる戦いに巻き込まれていきます。沈天庶の企みを知った陸天曠は復讐に燃え、周翡(しゅうひ)たちは決死の覚悟で地煞との最後の決戦に臨みます。

また、李妍(りけん)は自身の無力さを痛感し、毒術を学ぶことを決意するなど、各キャラクターがそれぞれの葛藤を抱えながら成長していく様子が描かれています。

つづく