鴻蒙心魔(コウモンシンマ)は金糸雀(キンシジャク)の墓を探しますが、霊識は見つからず、生死簿にも記録がありませんでした。彼は解空祖師(かいくうそし)が金糸雀(キンシジャク)の魂魄の行方を知っているのではないかと疑いますが、もしそうなら、なぜ清風子(せいふうし)に調査させたのか?背後に別の事情があるのかもしれません。
風鈴(フウレイ)は凌燕裏で修行を続けています。彼女は磐石(バンジャク)の帰りを待ち望んでいますが、服用した闊靈丹の影響で3年間の修行が無駄になってしまいました。解空祖師(かいくうそし)は秘法を使って彼女の修行を助け、精進するように告げます。
磐石(バンジャク)は昆仑山に滞在していましたが、万空山に帰ることを決意します。しかし、翎雲子(りょううんし)は様々な理由をつけて拒否します。悟定真人(ウーディンチェンレン)は磐石(バンジャク)に探靈盤と貴重な玉簡を贈り、磐石(バンジャク)が玉簡を試していると、昆仑山に天河戦艦が到著します。天兵の姿は磐石(バンジャク)の過去の傷を呼び起こし、怒りを燃やします。翎雲子(りょううんし)が現れ、天兵との誤解を解きます。
翎雲子(りょううんし)は磐石(バンジャク)に天河水軍の徴兵について話し、選抜現場に連れて行きます。しかし、そこでは妖怪たちが惨殺されていました。磐石は激怒し、去ろうとしますが、翎雲子(りょううんし)は彼を誘い、妖怪たちを救出します。夜、翎雲子(りょううんし)は磐石の姿に変身し、天河軍の陣営に侵入して妖怪たちを解放します。天兵は磐石が犯人だと思い、昆仑山を襲撃しますが、悟定真人(ウーディンチェンレン)に助けられます。
磐石は自分が妖怪を解放していないと主張しますが、誰かが彼になりすまし、濡れ衣を著せたと疑います。また、翎雲子(りょううんし)の最近の行動が怪しく、解空祖師(かいくうそし)が彼を弟子にした目的も疑います。楊嵐(ヨウラン)は彼の考えを見抜きます。
その直後、翎雲子が現れ、磐石の無事を確認します。翌日、天輔は金霞洞を包囲し、磐石の引き渡しを要求します。悟定真人(ウーディンチェンレン)は白眉真人(ハクビシンジン)に助けを求めますが、裏切られてしまいます。楊嵐(ヨウラン)は煙幕を使って磐石を逃がしますが、捕まってしまいます。
龍三太子ノガが現れ、天兵は彼を恐れて楊嵐(ヨウラン)を解放します。楊嵐(ヨウラン)はノガに助けられた理由を尋ねますが、彼は三哥の命令だったと答えます。一方、磐石は天河戦艦に潜入して楊嵐(ヨウラン)を探します。楊嵐(ヨウラン)は磐石の姿を見て、彼の内に秘められた狂暴な力を目の当たりにします。彼女は解空祖師(かいくうそし)が磐石を弟子にした理由と、翎雲子が磐石を天庭に引き渡そうとしている理由を疑問に思います。
磐石は天河軍を攻撃し、楊嵐(ヨウラン)も天輔を重傷を負わせます。北宸(ホクシン)は磐石の捕獲を命じます。磐石の謎をめぐる争いが、大きな秘密を明らかにしようとしています。
第10話の感想
第10話は、衝撃的な展開が続きました。鴻蒙心魔(コウモンシンマ)は金糸雀(キンシジャク)の魂魄の行方を掴めず、解空祖師(かいくうそし)に疑念を抱きます。風鈴(フウレイ)は修行を続けていますが、闊靈丹の影響で苦しんでいます。磐石は昆仑山を去ろうとしますが、翎雲子に阻まれます。天河軍が昆仑山を襲撃し、悟定真人(ウーディンチェンレン)は裏切られ、楊嵐(ヨウラン)は捕まってしまいます。磐石は天河戦艦に潜入し、楊嵐(ヨウラン)を救出します。
第10話は、多くの謎が明らかになりました。鴻蒙心魔(コウモンシンマ)は金糸雀(キンシジャク)の魂魄を探していますが、解空祖師(かいくうそし)に疑念を抱いています。また、翎雲子の行動も怪しく、解空祖師が彼を弟子にした目的も疑問です。
つづく