姚寸心(ヤオ・ツンシン)は楊嵐(ヨウラン)に恋愛経験を伝えようとするが、楊嵐(ヨウラン)は聞く耳を持たず、そのまま眠りにつく。翌日、磐石(バンジャク)は姚寸心(ヤオ・ツンシン)と共に碧海瑶宮を訪れ、噂の聖天九龍棍を目にする。しかし、それを手に入れるには、長い道のりが必要だ。

一方、龍四公主 姚聴心は、磐石(バンジャク)が龍王に腰牌を贈ろうとしているのを見て、彼の真意を察する。姚寸心(ヤオ・ツンシン)には、磐石(バンジャク)を侮らないように忠告するが、姚寸心(ヤオ・ツンシン)は聞く耳を持たない。

龍王は、磐石(バンジャク)の行動に腹を立てるが、楊嵐(ヨウラン)との関係を考慮して、様子を見ることにする。

天河軍は、北宸(ホクシン)が天庭に幽閉されていることを聞き、九天門を包囲する。彼らは、北宸(ホクシン)の釈放と元帥の座への復帰、そして乱臣賊子である泰白紀星(たいはくきせい)の処刑を要求する。

両軍が対峙する中、天帝(てんてい)は苦悩する。どちらに転んでも、天庭は大きな損失を被るからだ。

作乱仙家は、天帝(てんてい)に北宸(ホクシン)を斬首するよう迫る。飛龍(ひりゅう)将軍は、忠臣の心を失うと進言する。最終的に、天帝(てんてい)は無極聖尊(ムキョクセイソン)に相談することにする。

この頃、天庭の威厳は失墜していた。六妖王は、北宸(ホクシン)が捕らえられたことを嘲笑し、玉真子(ぎょくしんし)に薬と法器の供給を再開するよう命じる。

磐石(バンジャク)は、天庭の混乱に乗じて祁来山を発展させようと考える。楊嵐(ヨウラン)は、徹夜で薬を錬成し、天兵天将との戦いに備える。しかし、丹炉が爆発し、磐石(バンジャク)は楊嵐(ヨウラン)を守る。他の妖たちが駆けつけ、二人は気まずい雰囲気になる。

それから、楊嵐(ヨウラン)は磐石を避けるようになる。ある日、酔った勢いで磐石への愛を告白する。磐石は、楊嵐(ヨウラン)の気持ちに気づくが、楊嵐(ヨウラン)は酔った時のことを忘れてしまう。

天兵に対抗するため、磐石は熱兵器の開発を計画する。楊嵐(ヨウラン)の提案で、悟定真人(ウーディンチェンレン)に協力を求める。磐石は、弟子に変装して昆仑山に潜入し、悟定真人(ウーディンチェンレン)を祁来山に連れ帰る。

4日目、天河水軍は依然として九天門を包囲している。無極聖尊(ムキョクセイソン)が現れないため、天帝(てんてい)は北宸(ホクシン)と单独に面会する。天帝(てんてい)は、北宸(ホクシン)に霓裳(ゲイショウ)の死の真相を調査し、彼女の栄光を保証する代わりに、天庭のために働くよう約束する。北宸は、霓裳(ゲイショウ)のため、死を諦め、天帝(てんてい)の条件を受け入れる。

5日目、天帝は仙家たちをなだめ、飛龍(ひりゅう)将軍は北宸を九天門から逃がす。諾伽(だくが)が援軍として駆けつけ、追っ手を阻む。

第22話の感想

第22話は、天界と天河軍の対立が激化し、物語が大きく動き出す重要な回でした。

特に印象に残ったのは、天帝の苦悩と決断です。北宸を処刑すれば天河軍の怒りを買い、釈放すれば天界の威厳が失墜する。どちらを選んでも大きな損失を被るという、難しい選択を迫られました。最終的に、無極聖尊(ムキョクセイソン)に相談するという決断は、今後の展開を大きく左右するでしょう。

また、磐石と楊嵐(ヨウラン)の恋模様も進展しました。楊嵐(ヨウラン)の酔った勢いでのお酒の告白は、二人の距離を縮めたと言えるでしょう。しかし、天兵との戦いが迫っている中、二人の恋がどうなるのか気になるところです。

つづく