風鈴(フウレイ)は丹薬を磐石(バンジャク)に与え、彼の命を救う。北宸(ホクシン)は霜雨山の六妖王を攻撃するため、軍を分ける。しかし、三太子姚雳の失言によって、六妖王との間に亀裂が生じる。姚雳は白素(はくそ)に助けを求めるが、天河軍の攻撃によって交渉は中断される。
北宸(ホクシン)の勢力が増加する一方、泰白紀星(たいはくきせい)は鴻蒙心魔(コウモンシンマ)に助けを求める。鴻蒙心魔(コウモンシンマ)は瘟水を金?銀童子に託し、霜雨山の悪蛟王(あくこうおう)に渡すよう命じる。
千歳海王は磐石(バンジャク)に六妖王を助けるよう頼み、磐石(バンジャク)は六妖王と同盟を結ぶ。しかし、六妖王は撤退を主張する者と、戦うことを主張する者に分かれる。
祁来山の援軍が到著し、六妖王は天河軍を撃退する。磐石(バンジャク)と鬼頭虫は策略を用いて天河軍を混乱に陥れ、北宸(ホクシン)は霜雨山への攻撃を一時中断する。
金?銀童子は悪蛟王(あくこうおう)に瘟水を渡し、天兵と無辜の民が犠牲となる。北宸(ホクシン)は磐石(バンジャク)を犯人と誤解し、解毒剤を求める。彼は転生した霓裳(ゲイショウ)に出会い、解毒剤を渡す。霓裳(ゲイショウ)は彼に感謝し、髪飾りを贈る。北宸(ホクシン)は涙を浮かべるが、彼女を霓裳(ゲイショウ)とは気づかない。
磐石(バンジャク)は瘟水の犯人が自分ではないことを知る。天任(てんにん)が祁来山を攻撃し、磐石は彼を捕らえて金糸雀(キンシジャク)の墓前に連れて行く。天任(てんにん)は罪を認めず、磐石は彼を殺す。
天河軍は祁来山で大きな損害を受ける。天任(てんにん)の遺体が天河軍陣営に運ばれ、北宸(ホクシン)は悲しみに暮れる。
泰白紀星(たいはくきせい)は天帝(てんてい)に北宸を告発する。天帝(てんてい)は調査を行い、北宸が犯人ではないことを知る。天帝(てんてい)は北宸を天界に呼び戻し、証拠を集めるよう命じる。飛龍(ひりゅう)将軍は北宸を支持し、調査を続けるべきだと主張する。天帝(てんてい)は彼の意見を受け入れ、北宸に3ヶ月以内に祁来山を攻略するよう命じる。
第29話感想
第29話では、両陣営の思惑が交錯し、激しい戦いが繰り広げられました。特に、姚雳の失言による六妖王との亀裂、瘟水による無辜の犠牲者、天任(てんにん)の策略によって戦況は大きく変化しました。
第29話では、瘟水による事件に巻き込まれ、苦悩する姿が描かれました。彼は、六妖王と同盟を結ぶことで、天河軍との戦いに巻き込まれますが、同時に無辜の犠牲者を守るために行動しています
つづく