磐石(バンジャク)、心魔との闘い

磐石(バンジャク)は磐石(バンジャク)境界を突破し、道観は静けさを取り戻した。清風子(せいふうし)は重苦しい表情で帰ってきたが、誰もその異変に気づかなかった。翎雲子(りょううんし)は大師兄に謝罪し、清風子(せいふうし)は淡々と受け入れる。

磐石(バンジャク)は納神境に達したが、心魔は消えておらず、手枷で心を製御している。風鈴(フウレイ)は磐石(バンジャク)の願いを葉えることができない。一方、楊嵐(ヨウラン)は磐石(バンジャク)の手枷を外し、行者道の精髄を伝授する。二人は笑い合い、風鈴(フウレイ)は落胆して河辺で自責の念に駆られる。その時、金糸雀(キンシジャク)が現れ、慰めを与える。

夜になると、鴻蒙心魔(コウモンシンマ)が血月の力を借りて暴れ出す。無極殿の金銀童子は万空山の結界を破り、妖魔が弟子たちを襲う。解空祖師(かいくうそし)の防戦は限界に達する。清風子(せいふうし)は心魔に操られ、殺意を秘めて訪れる。しかし、祖師は事前に対策を立てており、翎雲子(りょううんし)たちは応戦する。

風鈴(フウレイ)も心魔に侵され、磐石(バンジャク)を傀儡穀に誘い込む。異界の門を飛び越え、彼女の目は金糸雀(キンシジャク)のように青くなる。磐石(バンジャク)は驚き、彼女を追う。楊嵐(ヨウラン)が現れ、磐石(バンジャク)の意識を取り戻させる。風鈴(フウレイ)は磐石(バンジャク)を異界に引きずり込もうとするが、金糸雀(キンシジャク)と猿の幻影が現れ、磐石(バンジャク)を呼び覚ます。風鈴(フウレイ)の意識も少し回復するが、異界の嵐が三人を飲み込もうとする。

解空祖師(かいくうそし)と清風子(せいふうし)の戦い

解空祖師(かいくうそし)と清風子(せいふうし)は激闘を繰り広げる。清風子(せいふうし)は魂が消滅し、鴻蒙心魔(コウモンシンマ)も重傷を負う。万空山の危機はとりあえず回避される。翎雲子(りょううんし)たちは風鈴(フウレイ)を落ち著かせ、磐石(バンジャク)は彼女の青い目に金糸雀(キンシジャク)との関係を疑う。

霓裳(ゲイショウ)仙子と北宸(ホクシン)

霓裳(ゲイショウ)仙子は北宸(ホクシン)に金糸の鎧を贈るが、拒絶される。しかし、北宸(ホクシン)は霓裳(ゲイショウ)が気を失った時、彼女が大切にしている白玉の簪を発見する。それはかつて自分が贈ったものだった。泰白紀星(たいはくきせい)は心を動かされ、ある計画を思いつく。

昆仑山への修行

白眉真人(ハクビシンジン)の治める昆仑山に、解空祖師(かいくうそし)は翎雲子(りょううんし)、楊嵐(ヨウラン)、磐石を修行に送り出す。これは謝罪と鴻蒙心魔(コウモンシンマ)の脅威を避けるためだった。祖師は磐石の成長を見て、行雲棍を授け、昆仑山で学んだ仙術を自由に選べるようにする。磐石は九転大法と流星雲術を学び、風鈴(フウレイ)に喜びを伝える。

出発前

出発前、翎雲子(りょううんし)は風鈴(フウレイ)に磐石に恋をしないように忠告する。磐石の道は英雄になるか、災いになるか、いずれにせよ血と涙が伴うからだ。修行の道は屍累々であり、青雲子(せいうんし)と丹彤子(たんとうし)の死はその証である。

弥天陣法

翎雲子(りょううんし)たちが去った後、解空祖師(かいくうそし)は丹彤子(たんとうし)に弥天陣を起動させ、姿を隠す。青雲子(せいうんし)は磐石の痕跡を消す。無極殿の紫心(シシン)が訪ねてくるが、祖師は会わず、無極聖尊(ムキョクセイソン)と隔空で対峙する。紫心(シシン)は何も得られず、心魔は意味深に微笑む。解空祖師(かいくうそし)と青雲子(せいうんし)は、天道が裂けた時、聖尊と再び賭け、蒼生の未来を賭けると密約する。

第8話の感想

第8話は、緊迫感と感動が入り混じった、見応えのある回でした。特に、磐石と風鈴(フウレイ)の心の葛藤が描かれたシーンは印象的でした。

磐石は心魔との闘いに苦しみ、風鈴(フウレイ)は自分の無力さに打ちのめされます。しかし、金糸雀(キンシジャク)の出現や楊嵐(ヨウラン)の助けによって、二人は希望を取り戻します。

一方、解空祖師(かいくうそし)と清風子(せいふうし)の激闘は、物語の大きな転換点となりました。清風子(せいふうし)の魂が消滅し、鴻蒙心魔(コウモンシンマ)も重傷を負ったことで、万空山の危機はとりあえず回避されました。

しかし、無極殿の脅威は依然として残っており、解空祖師(かいくうそし)と青雲子(せいうんし)はさらなる決意を固めます。

つづく