安楽伝 第3話 あらすじ/ネタバレ
任安楽(じんあんらく)の策略
任安楽(じんあんらく)は古云年(こうんねん)の不正を暴くため、会試を利用することを決意する。会試の主考官である李崇恩(りそうおん)は古云年(こうんねん)の側近であり、不正が行われる可能性が高いと考えたのだ。
洛銘西は古云年(こうんねん)の党羽のリストを任安楽(じんあんらく)に渡し、その中には大靖の美男子ランキングという表向きには見えない文字が隠されていることを教える。
出会い
韓燁(かんよう)は溫朔 (おんさく)を連れて洛銘西を訪ねる。任安楽(じんあんらく)と洛銘西が親しげに話しているのを見て、韓燁(かんよう)は少しやきもちを焼く。任安楽(じんあんらく)は韓燁(かんよう)をからかいながら、洛銘西との関係を隠す。
この偶然の出会いをきっかけに、任安楽(じんあんらく)と洛銘西は自然に交流できるようになった。任安楽(じんあんらく)は、まずは古云年(こうんねん)の息子である古斉善(こせいぜん)を標的にすることを決める。
花魁の夜
洛銘西は密かに暗殺者である琳琅(りん ろう)に、花魁の夜に動くように指示する。
花魁宴が開催され、任安楽(じんあんらく)、韓燁(かんよう)、洛銘西、溫朔 (おんさく)の4人は大靖一の美貌の花魁の登場を待つ。古斉善(こせいぜん)と林聰(りんそう)は他の名門の子弟を連れて乱暴に現れ、寒門の学子たちを追い出そうとする。
事件発生
酔っ払った林聰(りんそう)は誤って高所から転落死する。任安楽(じんあんらく)は推理によって真犯人を暴くが、古斉善(こせいぜん)は興味を失い去ろうとする。しかし、任安楽(じんあんらく)は林聰(りんそう)の衣服から会試の不正に関するメモを発見する。
韓燁(かんよう)はメモを見て、不正に関与した学子たちを逮捕するよう命じる。古云年(こうんねん)は息子の逮捕を知り、任安楽(じんあんらく)に脅迫と懐柔を行う。任安楽(じんあんらく)は古云年(こうんねん)に従うふりをして、古斉善(こせいぜん)の安全を保障すると約束する。
真相究明
会試の不正事件後、韓燁(かんよう)は証拠を携えて皇帝に真相究明を訴える。皇帝は韓仲遠(かんちゅうえん)に3日以内に事件を解決するよう命じる。
任安楽(じんあんらく)は韓燁(かんよう)を訪ね、事件の進展を聞く。韓燁(かんよう)は期限内に犯人を見つけられなければ、廃太子になると打ち明ける。任安楽(じんあんらく)は韓燁(かんよう)に、自分が犯人を見つけたら太子妃の座を約束してほしいと頼む。
大理寺少卿の黄浦(こうほ)は、容疑者全員を厳しく取り調べるべきだと主張する。裴沾(はいせん)は有力者の息子たちを怒らせて自分の地位を失うことを恐れる。任安楽(じんあんらく)は裴沾(はいせん)に、身代わりを見つけて誤魔化すことを提案する。裴沾(はいせん)は喜んで任安楽(じんあんらく)に全権を委ねる。
黄浦(こうほ)は怒ってその場を去る。任安楽(じんあんらく)は苑琴(えん きん)に裴沾(はいせん)の行動を監視するよう命じる。
第3話 感想
第3話は、任安楽(じんあんらく)が古云年(こうんねん)への復讐のために動き出す重要な回でした。洛銘西との協力関係が深まり、花魁の夜に古斉善(こせいぜん)を標的にする計画が立てられます。
しかし、林聰(りんそう)の死や会試の不正など、予想外の事件が次々と発生し、任安楽(じんあんらく)は困難に直面します。韓燁(かんよう)との関係も複雑になり、太子妃の座を手に入れるために、命を懸けた賭けに出る決意をします。
第3話の見どころは、任安楽(じんあんらく)の知略と行動力です。彼女は冷静に状況を分析し、最適な行動を選択します。また、韓燁(かんよう)や洛銘西との関係も巧みに利用して、自分の目的を達成しようとします。
つづく
