開端-RESET- 第15話 あらすじ/ネタバレ
5年前
女子高生・劉瑶はバスの中で自撮りをしていました。すると、中年男性?何鷹駿が同乗していた女子・王萌萌に対して不適切な行為をしているのを目撃してしまいます。恐怖を感じた劉瑶は急いでバスを降り、母親に電話で報告します。しかし、母親は警察に通報しないように、大人しくすることを劉瑶に警告します。その夜、ネット上で王萌萌に対する無責任な批判を目にした劉瑶は、真実を明らかにしようとしますが、ネット上の悪意に飲み込まれてしまいます。それでも、彼女は証拠を保存し、心の奥底に希望の種を蒔きます。
現在
肖鶴雲(シャオ・ホーユン)は水たまりで血痕を掃除しています。李詩情(リー・シーチン)は次の行動を計画していますが、肖鶴雲(シャオ・ホーユン)の疲労と憂鬱には気づいていません。肖鶴雲(シャオ・ホーユン)は無理に笑顔を作り、李詩情(リー・シーチン)を励まします。たとえ自分がそばにいなくても、勇敢に進んでほしいと。李詩情(リー・シーチン)は肖鶴雲(シャオ・ホーユン)の真情を感じ、二人は互いに支え合いながら、キスで想いを確かめ合います。
翌日、李詩情(リー・シーチン)は目を覚ますと、昏睡状態の肖鶴雲(シャオ・ホーユン)を見て冷静に対処します。匿名で警察に通報し、老焦に協力を求めます。警察は迅速に現場を封鎖し、李詩情(リー・シーチン)は重要な場面で盧笛(ルー・ディー)を呼び、協力して爆弾を奪います。車内では緊張した対峙が続きます。陶映紅はナイフで抵抗しますが、盧笛(ルー・ディー)が高圧鍋を奪い、肖鶴雲(シャオ・ホーユン)も目覚めて陶映紅を制圧します。バスは警察の介入で停止し、王興德は爆薬を起爆させようとしますが、李詩情(リー・シーチン)は写真を証拠として提示し、命を大切にして正義を待つように説得します。王興德は心が揺れ、張成が隙を見て爆弾を奪い、安全に処理します。
ついに、爆弾は海上で爆発し、誰も犠牲者が出ることなく、ループは終わります。肖鶴雲(シャオ・ホーユン)は目を覚ますとすぐに李詩情(リー・シーチン)に知らせ、二人は表彰式に出席します。乗客たちは勇気ある行動で表彰され、賞金を受け取ります。老焦は壇下から家族を見つめ、誇らしげな表情を浮かべています。
一方、5年前の猥褻事件の犯人である何鷹駿は、父親となり、平凡な生活を送っていました。しかし、彼を待っていたのは法律の裁きです。王興德は刑務所で逮捕された何鷹駿と出会い、長年の恨みが晴れます。
バスに乗っていた乗客たちは、それぞれが人生を懸命に生きる普通の人々です。彼らは非凡な試練を乗り越え、それぞれの日常に戻っていきます。肖鶴雲(シャオ・ホーユン)と李詩情(リー・シーチン)は王萌萌の墓に花を供え、手を取り合って新しい人生へと歩みを進めます。平凡でありながら幸せな生活が待っています。
開端-RESET- 第15話 感想
ついに迎えたループの終焉。 第15話は、緊張感と感動が交錯する素晴らしい最終回でした。特に印象に残ったのは、以下の3点です。
- 李詩情(リー・シーチン)の成長: 序盤は感情に流されがちだった李詩情(リー・シーチン)が、冷静に判断し、行動できるまでに成長した姿は頼もしく感じられました。肖鶴雲(シャオ・ホーユン)の不在にも負けず、勇気を持って立ち向かう姿は、視聴者に大きな感動を与えました。
- 肖鶴雲(シャオ・ホーユン)の覚悟: 常に李詩情(リー・シーチン)を気遣い、自分のことは後回しにしてきた肖鶴雲(シャオ・ホーユン)。最終回では、自身の限界を感じながらも、李詩情(リー・シーチン)を励まし、彼女を信じる姿が印象的でした。彼の自己犠牲の精神は、李詩情(リー・シーチン)だけでなく、視聴者の心にも強く響きました。
- 希望の未来: ループが終わり、登場人物たちがそれぞれの道を歩み始める姿は、希望に満ち溢れていました。特に、王萌萌の墓に花を供えるシーンは、彼女への追悼と、未来への決意を感じさせる感動的な場面でした。