七時吉祥~エンドレス・ラブ~ 第18話 あらすじ/ネタバレ

初空(しょこう)は、発作を起こしたふりをして楊小祥(よう しょうしょう)を湖畔へ誘い出す。波光きらめく湖を眺めながら、二人は童心に帰って水切りを楽しむ。初空(しょこう)は得意げに7回連続で水切りを成功させ、楊小祥(よう しょうしょう)は思わず笑顔に。しかし、初空(しょこう)の演技を見破った楊小祥(よう しょうしょう)は少し怒ってしまう。初空(しょこう)は謝罪し、楊小祥(よう しょうしょう)の健康を気遣う。

楊小祥(よう しょうしょう)の純粋な優しさに心を打たれた初空(しょこう)は、彼女への愛が溢れ出す。しかし、素直に気持ちを認めることができない。そんな初空(しょこう)の様子を見抜いた千忍(せんにん)は、彼の恋心を指摘する。気持ちを紛らわせるために、初空は楊小祥(よう しょうしょう)に剣術を教えることに。楊小祥が成長していく姿を見て、初空は喜びと誇りを感じる。

しかし、裴修茗の登場で平穏な日々は終わりを迎える。裴修茗は、楊小祥への想いを伝え、繡球投げで勝負することを提案する。初空は内心では乗り気ではないものの、楊小祥の意思を尊重して承諾する。勝負の日、楊小祥は迷うことなく初空を選び、二人の想いが通じ合う。裴修茗は落胆し、姿を消す。

しかし、初空の心臓病は悪化の一途を辿り、薬に頼らざるを得ない状況に。金烏派の情報を得た初空は、捜索隊を率いて出陣するが、楊小祥の安全をないがしろにしてしまう。裴修茗は、その隙をついて楊小祥を雪山に誘い出し、雪蓮を採取させる。初空はそれを知り、自身の安危を顧みずに雪山へ。吹雪の中、気を失った楊小祥を救出するが、自身は病状が悪化してしまう。

天界では、李 (り)天王が裴修茗の所業を昊軒 (こうけん)(こうけん)に告発する。怒りを覚えた昊軒 (こうけん)(こうけん)は、裴修茗を罰することに。初空は、裴修茗を地牢に閉じ込める。楊小祥の病床で、初空は彼女を厳しく戒める。命を大切にするよう、二度と危険な目に遭わないよう、と。

楊小祥が、なぜ初空が長年雪蓮を採取しなかったのかと尋ねると、初空は複雑な表情を浮かべる。彼は、雪を恐れているのではなく、この貴重な薬を自分自身のために使うことをためらっていたのだ。初空の深い愛情に感動した楊小祥は、二人の心がさらに強く結ばれる。

この第18話は、初空と楊小祥の愛が深まるだけでなく、困難に立ち向かい、お互いを守る姿が描かれている。どんな困難があっても、二人は力を合わせて未来を切り開いていくことだろう。

第18話の感想

第18話は、初空と楊小祥の愛が大きく前進する感動的なエピソードでした。初空の心からの優しさや楊小祥の純粋な想いに心が温まりました。特に、湖畔での水切りシーンや雪山での救出シーンは、二人の強い絆が感じられる素晴らしい場面でした。

しかし、裴修茗の策略によって、二人の関係は大きな試練を迎えます。裴修茗の卑劣な行為には憤りを感じましたが、それを乗り越えて絆を深める初空と楊小祥の姿には勇気づけられました。

また、李 (り)天王の正義感や千忍(せんにん)の鋭い洞察力など、脇役たちの活躍も印象的でした。それぞれのキャラクターが魅力的に描かれており、物語に深みを与えていました。

つづく