七時吉祥~エンドレス・ラブ~ 第2話 あらすじ/ネタバレ
天界では、初空(しょこう)仙君の伴侶となる仙女は誰なのかと、仙人们の間で噂が飛び交っていた。そんな中、祥雲(しょううん)と初空(しょこう)が雲に乗って帰還し、静寂を破った。初空(しょこう)は損傷していた元神が回復しつつあることに気づき、祥雲(しょううん)を劫難を共にする伴侶にすると宣言。仙界は驚き、祥雲(しょううん)は不安と戸惑いを隠せない。
昊軒 (こうけん)(こうけん)仙君は、初空(しょこう)の元神回復には情劫が不可欠だと胸を撫で下ろす。初空(しょこう)の力が戻れば、滄海(そうかい)の復活を心配する必要がなくなり、三界の安寧を守れると確信していた。しかし、祥雲(しょううん)は六世の情劫を経験することに不満を漏らし、初空(しょこう)を「老牛喫嫩草」と非難する。紅線翁(こうせんおう)と李 (り)天王は、情劫を乗り越えるか、どちらかが魂が消滅すれば、牽絲引の束縛から解放されると説明する。
李 (り)天王は祥雲(しょううん)の友人として、冗談交じりに情縁命簿の作成を申し出る。この突然の「サプライズ」に、祥雲(しょううん)の顔色は蒼白になる。一方、蓬莱仙境に隠棲する修茗殿下は、帝休神族最後の皇族として万年孤独を過ごしていたが、ある日、滄海(そうかい)女帝にそっくりな眼を持つ仙女に出会い、心を奪われる。彼はその仙女を想い、絵を描くことで恋心を表現する。
鶯時(おうじ)公主は祥雲(しょううん)と初空(しょこう)が下界に降りて劫難を経験することを知り、怒りを抑えきれず姻縁閣に押し寄せて詰め寄る。祥雲(しょううん)は仕方なく、次回の劫難では初空(しょこう)との縁を成就させると約束し、ようやく公主の怒りを鎮める。紅線翁(こうせんおう)は祥雲(しょううん)が任務を無事に果たせるか不安を口にするが、祥雲(しょううん)は苦笑しながら最善を尽くすしかないと言う。
その頃、錦蓮は女媧石を手に入れ、石の心に愛の力を宿らせて滄海(そうかい)女帝を復活させようと企んでいた。彼は邪風(じゃふう)に命じて女媧石を地上に投げ落とす。すると天地が異変を起こし、花びらが舞い散る。その場に居合わせた祥雲(しょううん)は、初空(しょこう)と修茗の注意を引く。初空(しょこう)は祥雲(しょううん)に関する曖昧な記憶が蘇り、思わず彼女に近づこうとする。修茗は祥雲が滄海(そうかい)女帝に瓜二つであることに驚き、彼女が滄海(そうかい)の転生だと考える。
初空(しょこう)の強い意誌に、祥雲は最初は拒否しようとするが、初空(しょこう)が姻縁閣を盾にすると、仮論できず、最終的に七世の情劫を共にすることを承諾する。仙人们が見守る中、盛大な「送別」の儀式が行われ、祥雲と初空は忘川水を飲み、地上に降り立つ準備をする。その時、修茗が突然現れ、忘川水を飲み、彼らと一緒に地上に行くことを決意する。4人は相次いで輪廻転生し、鶯時(おうじ)公主は混乱に乗じて彼らを追いかけて地上に飛び降りる。
転生後の祥雲は、宋吉祥(そうきちじょう)という名で、武将の家に生まれ変わる。父親の宋勤文(そうきんぶん)は勇敢な武将であり、母親の婉娘(えんじょう)は温柔で賢淑な女性で、吉祥を大切に育ててくれた。そして、吉祥の未来の夫は、親友である陸涼(りくりょう)の息子、長空(ちょうくう)だった。吉祥は複雑な気持ちを抱く。初空が記憶を失っている間に彼をからかいたいと思う一方で、彼が記憶を取り戻したら自分に不利になるのではないかと心配する。そんな中、両家の両親は結婚の準備を進め、吉祥は長空(ちょうくう)に幸せな縁を結んであげようと考える。それは、この情縁の旅に対する小さな抵抗だった。
第2話:運命の出会い、そして七世の恋
第2話は、七時吉祥の物語が本格的に動き出す回でした。天界での仙人们のざわめき、祥雲と初空の意外な組み合わせ、そして六世の情劫という困難な試練。物語の序盤から、視聴者を惹きつける展開が続きました。
特に印象的だったのは、祥雲と初空の複雑な関係性です。互いに惹かれ合いながらも、立場や運命によって引き裂かれそうになる二人の姿は、切なくも美しいものでした。また、修茗の登場も物語に新たな風を吹き込みました。滄海(そうかい)女帝にそっくりな祥雲に心を奪われた修茗は、彼女を守るために地上に降り立つことを決意します。
つづく