七時吉祥~エンドレス・ラブ~ 第25話 あらすじ/ネタバレ

昊軒 (こうけん)(こうけん)天帝の発表により、三界は衝撃に包まれる。李 (り)天王が下凡の際に大妖と戦い、命を落としたというのだ。祥雲(しょううん)は悲しみに暮れ、親友の初空(しょこう)と共に李 (り)天王の霊前に参拝する。李 (り)天王が生前好んでいた謎かけを懐かしむ祥雲(しょううん)の言葉に、初空(しょこう)は童謡から「神諭改、滄海(そうかい)冤」という六字の遺言を読み取る。

その矢先、昊軒 (こうけん)(こうけん)の使者が初空(しょこう)を訪れ、彼の元神が劫後も変化していないことを懸念する。そして、この件を孫(そん)天王に任せるという。孫(そん)天王は李 (り)天王が未完成の秘技「逐浪九峰」を使用したと語るが、初空(しょこう)は李 (り)天王がこの技を習得していないことを知っており、昊軒 (こうけん)(こうけん)の真意を疑う。

一方、修茗は祥雲(しょううん)を気にかけている。彼女の冷たい態度に苦しむものの、無事でいることを知り安堵する。初空(しょこう)は修茗に三万年前の滄海(そうかい)について尋ねる。確証はないものの、修茗は滄海(そうかい)の無実を元神にかけて誓う。その言葉に、初空(しょこう)は真相を究明する決意を固める。

初空(しょこう)と祥雲(しょううん)は、謎かけに隠された秘密を解き明かそうとする。しかし、三万年前の記録は意図的に消されており、手がかりは乏しい。偶然、上古神器「玄天鏡」が過去を覗く力を持つことを知るが、昊軒 (こうけん)(こうけん)によって破壊されていることが判明する。

それでも諦めない二人は、祥雲(しょううん)の大胆な提案で三万年前へ遡ることを決意。摩羅(まら)族の聖物「天璣盤」を必要とするため、錦蓮に協力を求める。真相を明らかにし、滄海(そうかい)の汚名を晴らすという初空(しょこう)の言葉に、錦蓮は天璣盤の使用を許可する。

七星が連なる日が近づき、祥雲(しょううん)と初空(しょこう)は星象の混乱に乗じて三万年前へ旅立つ。昊軒 (こうけん)(こうけん)に気づかれないよう、彼らは忘川の水を飲み、記憶を消し去る。そして、任務完瞭後に安全に帰還できるよう、天璣盤に禁製を施す。

三万年前、摩羅(まら)族には滄海(そうかい)という姫が誕生した。双子が伝統であった摩羅(まら)皇室に、彼女は一人娘として生まれ、非凡な運命を予感させる。父である摩羅(まら)王は娘の安全を守るため、逆天の責を一身に背負う。

時が経ち、滄海(そうかい)は六界の女帝となり、重責を担う。護法の錦城(きんじょう)らは、彼女に早く結婚して重荷を分担させようと良縁を探すが、その平穏な水面下には闇流が渦巻いている。祥雲(しょううん)と初空(しょこう)は、その謎を一つ一つ解き明かしていくことになる。

三万年前の摩羅(まら)族には、大きな秘密が隠されている。滄海(そうかい)の誕生は、その秘密に深く関わっている。

昊軒 (こうけん)(こうけん)は、三万年前の事件を隠蔽するために様々な手段を用いている。李 (り)天王の死も、その一環である可能性が高い。

初空(しょこう)と祥雲(しょううん)は、三万年前の真実を突き止めることで、滄海(そうかい)の汚名を晴らし、三界に平和をもたらすことができるのか。

彼らの旅は、多くの困難と危険が待ち受けている。果たして、彼らは無事に帰還することができるのか。

第25話感想

第25話は、衝撃的な展開が続く回でした。李 (り)天王の死、昊軒 (こうけん)(こうけん)の疑わしい行動、三万年前の謎など、多くの疑問が浮上し、今後の展開がますます気になります。

特に印象的だったのは、初空(しょこう)と祥雲(しょううん)の絆の強さです。二人は困難に直面しても諦めず、真相を解き明かすために力を合わせます。また、修茗の滄海(そうかい)に対する強い思いにも感動しました。

一方で、昊軒 (こうけん)(こうけん)的真意が気になります。彼はなぜ李 (り)天王を殺害し、三万年前の事件を隠蔽しようとしたのでしょうか。彼の行動の背後には、何か大きな陰謀があるのではないかと推測されます。

三万年前の滄海(そうかい)の誕生も謎に包まれています。彼女はなぜ一人娘として生まれたのでしょうか。そして、彼女の誕生は三界にどのような影響を与えたのでしょうか。

つづく