七時吉祥~エンドレス・ラブ~ 第29話 あらすじ/ネタバレ

修茗と滄海(そうかい)の複雑な関係

仮噬の影響で弱りゆく修茗。滄海(そうかい)は摩羅(まら)族聖物・天穹玉に自身の元神を注ぎ込み、彼の命を救う。修茗は滄海(そうかい)の深い愛情に胸を打たれ、再び告白するが、彼女は親情以上の感情はないと拒絶する。修茗は落胆しつつも、彼女の気持ちを尊重し、諦めを決意する。

昊軒 (こうけん)(こうけん)の企みと錦城(きんじょう)の苦悩

麒麟族に戻る昊軒 (こうけん)(こうけん)は、初空(しょこう)に滄海(そうかい)が修茗に天穹玉を贈ったことを告げ、二人の間に亀裂を生じさせようとする。初空(しょこう)は不安になり、滄海(そうかい)に自分の気持ちを確認する。一方、錦城(きんじょう)は昊軒 (こうけん)(こうけん)に子供の治療を懇願するが、内応を条件に薬を渡されると、忠誠心から拒否する。昊軒 (こうけん)(こうけん)は彼に猶予を与える。

初空(しょこう)の優しさと修茗の決意

天穹玉を見た初空(しょこう)は、金麒麟の力で修茗を助けようと申し出るが、滄海(そうかい)に製止される。彼は彼女の言葉を真摯に受け止め、修茗への想いを断ち切る。

錦城(きんじょう)の苦渋の選択と明月(めいげつ)の秘密

夜、明月(めいげつ)公主に食事を運ぶ錦城(きんじょう)は、心事重重の様子。錦蓮と錦蘿(きんら)の病状が悪化し、彼は昊軒 (こうけん)(こうけん)に会いに行く。昊軒 (こうけん)(こうけん)は子供の命を盾に錦城(きんじょう)を脅迫し、明月(めいげつ)公主の存在を知る。

滄海の夢と初空(しょこう)の決意

夢の中で、自分と瓜二つの女性に出会う滄海。彼女は笑うだけで何も答えない。初空(しょこう)に起こされた彼女は、彼の正体を隠したまま一緒に暮らすことを決意する。二人は簡素な結婚式を挙げ、夫婦となる。しかし、初空は家族の仮対を心配しつつも、滄海との未来を誓う。

錦城(きんじょう)の葛藤と明月(めいげつ)の誤解

海底で摩羅(まら)王の言葉を思い出し、苦悩する錦城。錦蓮の裏切りに苦しみながらも、明月(めいげつ)の絵に描かれた姉妹への想いを目にする。彼は明月(めいげつ)の力を封印するが、誤解を生んでしまう。

神諭の到来と初空の決意

天変地異が起こり、神諭が降臨する。数万年に一度の重大な危機を告げる神諭に、滄海と初空は不安を隠せない。初空は彼女を励ましつつも、神諭の重大さを認識する。

衝撃の神諭の内容

結婚式の準備を進める初空のもとに、錦城が現れ、神諭の内容を伝える。「女帝入魔滅世」。衝撃を受ける二人。錦城は麒麟族の隠蔽を疑う。初空は真相を確かめるため、族へと戻ることを決意する。彼は滄海と明月を守るため、立ち上がる。

第29話の感想

第29話は、修茗と滄海の複雑な関係に新たな展開が見られました。修茗は滄海の深い愛情に胸を打たれながらも、彼女の気持ちを尊重し、諦めを決意しました。一方、初空は滄海への想いを断ち切ろうとしますが、彼女の優しさに触れて心を揺さぶられます。

また、昊軒 (こうけん)の企みと錦城の苦悩も描かれました。昊軒 (こうけん)は修茗と滄海を引き離そうとし、錦城は子供の治療と忠誠心の板挟みになります。そして、神諭の降臨は、物語に新たな展開をもたらしました。「女帝入魔滅世」という衝撃的な内容に、滄海と初空は不安を隠せません。

つづく