七時吉祥~エンドレス・ラブ~ 第35話 あらすじ/ネタバレ

錦蘿(きんら)は紫輝(しき)の秘めた想いを知り、彼の使命を理解します。紫輝(しき)のために、彼女は貴重な女媧石の心を彼に返します。しかし、昊軒 (こうけん)(こうけん)の陰謀は止まりません。彼は紫輝(しき)の力を使って滅妖陣を起動し、詭林の妖力を吸収して自身を強化しようとします。それを目撃した孫(そん)天王は天界に戻り、修茗に報告します。

滅妖陣の力が顕在化し、昊軒 (こうけん)(こうけん)は強大な力を手に入れようとします。しかし、紫輝(しき)は驚きの行動に出ます。彼は法術を続けるのではなく、最後の金丹を破壊します。仮噬を受けながらも、昊軒 (こうけん)(こうけん)の計画を阻止します。紫輝(しき)は女媧石の心を最後の切り札として使い、昊軒 (こうけん)(こうけん)の野心を阻止しようとします。

初空(しょこう)は修茗からの緊急報告を受け、昊軒 (こうけん)(こうけん)が詭林に潜んでいることを知ります。彼は躊躇なく妖たちを率いて救援に向かいます。昊軒 (こうけん)(こうけん)が紫輝(しき)に襲いかかろうとした瞬間、錦蘿(きんら)が身を挺して紫輝(しき)を守ります。その姿に、皆が心を打たれます。

女媧石の心を失った紫輝(しき)は、命の火が消えかかっています。彼は錦蘿(きんら)の安全を気遣い、彼女にこの危険な場所から逃げるように促します。しかし、錦蘿(きんら)は紫輝(しき)と共に運命を共にすることを決意します。そのとき、初空(しょこう)たちが駆けつけ、昊軒 (こうけん)(こうけん)と激闘を繰り広げます。昊軒 (こうけん)(こうけん)は敗北を悟り、捨て台詞を残して逃走します。

危機が去った後、初空(しょこう)は負傷を押して紫輝(しき)の治療を試みますが、石心を失った紫輝(しき)は助かりません。祥雲(しょううん)は悲しみを胸に、紫輝(しき)と錦蘿(きんら)に最後の時間を与えます。

紫輝は錦蘿(きんら)に完璧な結婚式をプレゼントしようと決意します。初空(しょこう)は錦蘿(きんら)の兄である錦蓮を呼び寄せます。結婚式で錦蓮と錦蘿(きんら)は兄妹の絆を深め、過去の誤解を解きほぐします。紫輝と錦蘿(きんら)は親族や友人の祝福を受け、永遠の愛を誓います。

結婚式の後、皆で思い出を語り合い、感慨にふけります。紫輝は祥雲(しょううん)と初空(しょこう)に感謝の言葉を伝え、彼らのおかげで人生の最後に人間らしい温もりを感じることができたと伝えます。洞房の夜、紫輝と錦蘿(きんら)は交杯酒を飲み交わし、未来を語り合い、愛する人の腕の中で安らかに息を引き取ります。

一方、昊軒 (こうけん)(こうけん)は詭林への野心を諦めていません。彼は錦蓮と初空(しょこう)の侍女である祥雲(しょううん)の特別な関係に気づき、詭林の一挙手一投足を監視させます。その結果、祥雲(しょううん)が初空(しょこう)にとって重要な人物であることが判明します。狂龍長老(きょうりゅうちょうろう)は初空(しょこう)が妖族を庇護していることから、彼が妖王の力を持っていると判断し、彼にその力を受け入れるように導きます。修行中、初空(しょこう)と祥雲(しょううん)の牽絲引に異変が発生します。記憶を失わないために、祥雲(しょううん)は自分の元神を牽絲引に注ぎ込みます。妖王の力を手に入れて戻ってきた初空(しょこう)は、祥雲(しょううん)の不安と試みに対して、彼女を優しく抱きしめ、永遠に誓いと愛を忘れないことを告げます。

第35話の感想

第35話は感動と興奮のジェットコースターでした。紫輝の自己犠牲、錦蘿(きんら)の愛、そして初空(しょこう)たちの活躍が涙と興奮を誘いました。

紫輝が最後の金丹を破壊し、昊軒 (こうけん)(こうけん)の野心を阻止しようとするシーンは圧巻でした。彼の決意と覚悟に胸を打たれました。また、錦蘿(きんら)が紫輝を守ろうとする姿も感動的でした。彼女の愛は真に強いものでした。

初空(しょこう)たちの活躍も素晴らしかったです。彼らは昊軒 (こうけん)(こうけん)を倒し、紫輝と錦蘿(きんら)を救いました。彼らの友情と勇気は頼もしいものでした。

しかし、紫輝の死は悲しすぎました。彼は愛する人と幸せな時間を過ごすことができず、あまりにも不運でした。しかし、彼は錦蘿(きんら)の心の中で永遠に生き続けるでしょう。

つづく